晴れました
ひめちゃんと獅子丸は、いつものように、堀之内の北の方をお散歩してきました。
今朝の赤城山です
雲がかかってますけど、爽やかです
七海ママは、昨日の夕方、いやにお尻を気にしていました。
舐めて、ひっかいて、ちょっと変です
時計を見ると、まだ動物病院の診療時間内です。
一応電話を入れておいて、駆けつけます。
入り口には、「新型コロナウイルス感染予防のため、受付を済ませたら、車の中または外でお待ちください。また、なるべく小人数で御来院ください。」
受付を済ませて、車の中で待ちます。
呼ばれて、ママは診察台の上にのります。
「皮膚炎ではありません。お尻に傷ができて、ばい菌が入って腫れたのです。」
注射を2本して、お薬を5日分もらいました。
今朝は、傷を気にしていません
痛みは薄れているようです
昨日は、ピチピチギャルの七海ママでしたけど、今日は超・熟女の七海ママです
さて、お薬が大変です
おいしいものに混ぜても、お薬だけ舌でより分けてだしてしまうママです
ひめちゃんちのある、旧勢多郡新里村は、明治の初め頃、近隣の村が寄り集まってできた村です。
ひめちゃんちから、ずーっと南に、武井という地区があります。
そこに、旧石器時代のすごい遺跡があるのです
(2018年8月30日)
上毛電鉄・新里駅の脇を南にしばらく下ると、左の小高い丘の上に、赤いとんがり屋根がみえます
道案内等はいっさいありません
着いてみると、駐車場もトイレも完備しています
この遺跡についての案内板もあります
訪れる人を拒否するように、草木に覆われています
草木をかき分けて、説明板を見ます。
「考古学史上に残る旧石器時代の遺跡」とあります
「新里村では、この重要な遺跡の中心部分を現状保護して、遺跡公園として活用することになった。」ともあります。
む、活用されていないぞ、活用しろ
この説明では、なぜこの遺跡が重要なのかわかりません。
この遺跡の重要性は、岩宿博物館の『巨大遺跡の謎を追うー武井遺跡発掘60周年ー』(2013)に詳しく出ています。
おおざっぱにまとめると、
武井遺跡は槍先形尖頭器(やりさきがたせんとうき)という、槍の穂先に使う石器が未完成品も含めて大量に出た。けれども石の産地からは遠く離れている。武井遺跡は石器の流通や製作の要になるような、「中継遺跡」と考えらる。
遠く離れた所からも、人々がやって来ていたんですねえ
石器加工の工房がいっぱいあったんですね
旧石器時代にも、人々は現代人が考えるよりはるかに広い行動範囲をもっていたのです
草に覆われた現実です
かっこいい水飲み場も台無しです
葛がはびこってます
向こうに大きな工場があります。
公園のすぐ下まで、工場の駐車場が広がってます。
シンボルの赤いとんがり屋根の下は、休憩所だったようです。
今はとても休憩なんてできません
何かがいます
雀の巣です。
まあ、活用されているといえば、活用されているんですけど
付近にめだたなく礫群(れきぐん)と説明板です。
オオツノジカは、今岩宿博物館で来館者を迎えています
東の方を見ると、あれは笠懸天神山です
新田荘の北限で、良質の凝灰岩を産出していました。
五輪塔の石材として、遠くまで運ばれていたのです
旧石器時代の昔から、このあたりは、人々の行き交う交通の要衝であったのです
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