黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

花は盛りにのみ見るものかは 1(八重桜の白井宿・その1)

2021-04-20 17:42:33 | 北毛紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て、諏訪神社の向こうを歩いてきました。

影がきれいに出る、よいお天気です

諏訪神社は、オレンジのツツジが満開です。

獅子くん、突然道ばたのアブラナに食い付きました

ひめちゃんは、無関心です。

獅子くん、今朝は張り切ってます

山上の薬師の道を通って帰ります。

菜の花に囲まれた薬師様には会えませんでした

一番奥の石仏は、凝灰岩石仏のようにも見えます。

凝灰岩の阿弥陀仏にも見えます

 

 

 

4月6日、桐生市川内町の東禅寺の八重桜は満開でした。

白井宿の八重桜も、もう咲いているかな?

翌日、気になって出かけてみました。

 

国道353号線・赤城南面道路を西に走ります。

たぶん、旧富士見村の辺りからだと思います。

榛名山の向こうに、雪を頂いた上越の山々です。

 

国道17号線に出て、白井宿の近くです。

雪の皇海山(すかいざん)です。

 

「道の駅こもち」に駐車して歩きます

 

道の駅の一角が公園になってます。

説明板があります。(長いので一部のみです。)

白井宿は 鎌倉時代中期に築かれた白井城の城下町として形成され 廃城後は宿場町市場町としての形態を整えて 沼田街道の終点草津街道の起点という地の利から往来も多く繁栄が続いた

 

水芭蕉が咲いています

 

ちょっと古いですけど、これから歩くところの案内図もあります。

まあ、行ける所まで行ってみましょう

 

白井宿入り口です。

 

振り返って「道の駅こもち」は右側です。

北木戸口です

石宮があって、中に仏様がおいでです。

散策の安全を祈って合掌

 

大きなお地蔵様も、おいでです。

清水下の地蔵尊です。

町に入る通行の人たちの安全を自費の眼で見守ってくれると共に、子育て地蔵として人びとの崇敬を受けた。

合掌

 

道の反対側にも石造物です。

地神(じしん)ですか

春分・秋分に最も近い戊の日を社日というが、この日が田の神と山の神の交代の日で、地神の祭りの日とされていて、土仕事はしない風習があった。白井の新田町でも地神信仰が盛んであったのがわかる。

合掌

 

まだ咲き始めだけれど、でも心和む八重桜です

 

さっそく井戸があります。

新田町の井戸です。

八重桜とのコラボ、いいですね

 

昔々、「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは(桜の花は満開だけを、月は満月だけを見るものだろうか?桜は満開でなくとも、月は満月でなくとも、それなりにいいもんだ)」と言った人がいましたね。

そのへそ曲がりのおじさん・兼好法師、若い頃は嫌いでした。

でも最近は、ちょっと親しみを感じるようになりました

彼は「念仏往生には懐疑的であった」と、どこかにありました。

上野国山上の行仙上人とは、異なる思想の持ち主であったようです。

そのうち、『徒然草』も読み返してみましょう

 

満開ではないけれど、十分過ぎるほどきれいな、白井宿の八重桜です

 

 

(つづく)

 

 

 

 

コメント
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