黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの初詣・その4(膳八幡神社)

2020-01-04 22:07:42 | 群馬県・旧勢多郡

タバサねーちゃんは、車でお出かけ大好きです

 

タバサねーちゃんは、ぬいぐるみをくわえて、ウエルカムダンスが得意です。

なぜか獅子丸も、ぬいぐるみをくわえてウエルカムダンスをします

 

タバサねえーちゃんは、夕方は獅子丸とお散歩することが多いです。

図体の大きい生意気な弟ですけど、上手に扱ってます

 

 

近戸神社からの帰りに、膳の八幡神社のそばをと通りました。

ついでだから、寄っちゃいましょう

膳八幡神社は、

鎌倉時代、膳城の守り神として、鶴岡八幡宮から勧請された。祭神は誉田別尊(応神天皇)で、勝利と成功の神様である。現在の本殿は、棟札から延享年間(1744~、徳川吉宗の時代)に建てられた。

ということです。

普段はひっそりと訪れる人もない感じですけど、お正月バージョンになってます


鳥居の横に大きな碑があります。

ところ葛 からめるままに つかみさしぬ 今朝もらひたる 山百合の花

いかにも山百合が自生していそうな雰囲気です

地元膳出身の歌人・須藤泰一郎の歌です。

旧粕川村には、野口雨情のお友達で東寿寺の青柳花明もいます。

旧粕川村には、文学的土壌があったのです

 

鳥居をくぐると、左手に白山神社があります

今回初めて気づきました。

左側にも、赤い屋根の建物があります

稲荷神社です

 

拝殿も開いています。

 

タバサちゃんも一緒に参拝です

「お守りをどうぞ」とあります

心ばかりのお賽銭を入れて、頂戴しまーす

「粕川町膳 八幡神社 御守護」、オリジナルです

 

本殿の後ろに回ってみます。

多くはないけれど、いくつかの石宮があります。

みんな幣束(へいそく)が上ってます

そういえば、昔々実家でもいろいろなところに、幣束を上ていましたっけ

 

本殿は、しっかり覆われいて、様子がわかりません

300年近くたってますから、かなり老朽化しているのかな?

 

ところで、この膳八幡神は戦勝の神様でしたね。

ところが、『桐生老談記』によれば、

さる程に、上州膳の城主因幡守は細川内膳の室の見えなければ、「まさ敷く兄弟の家をゆうゆうと亡ぼされる事、縁者の恥辱なり。妹の敵なれば其の遺恨浅からざる。折を以て、桐生を一矢うらみん。」と、おいおい余韻を催し候。既に出馬と聞こえけり。先手の大将には斉藤右近、鶴谷玄蕃、野村弾正、関口友之助、此の者は若年なれども四人の家老なり。赤石右京、子息喜太郎、青木平蔵、舎弟源太夫、小畑市之介、和田九郎左衛門、五貫主水、熊谷四郎左衛門、長根主殿、村上清輔、樋口治郎右衛門、荒井陣内、工藤内記、金子縫殿、上泉一学、大塚源内、此の二十一騎にて五百騎を添えて、天文十三年七月十三日朝、勢を揃え、諏訪の森に集まり、夫より馬煙を立てて乗り出す。

 

膳因幡守は、妹夫婦の敵を討つために、天文13年(1544)7月13日朝、軍勢を揃えて、諏訪の森に集まって、そこから馬煙を立てて乗り出したのです

軍記物であり、真実かどうかは別問題としても、不可解です

膳城の守りの戦勝の神がそばにいるのに、山上の諏訪の森に集結して出陣したのです

 

さてさて、おうちに帰ってお昼にしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
コメント
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