第1次海外バックパックの仕上げは台北、香港、広州です。冬は暖かいところにかぎります。
飛行機とホテルは大体予約しました。関空と台北の往復はJALマイレージです。台北の中山区の日系ビジネスホテルに1週間滞在します。観光には便利なところです。一泊9,000円。おいしいものを食べて、故宮博物館を見学し、南方気分にドップリとつかった後香港へ飛びます。飛行機は香港航空です。少し問題のある会社ですが、安いので、それにしました。飛ぶ2,3日前に欠航通知が来ることもあるらしいです。キャセイパシフィックにしたほうが良かったかもしれません。 トホホ。
香港は香港島の北角(North Point)のホテルで評判のあまりよくないところです。口コミで英語圏の人が文句タラタラでした。ここも一泊9,000円です。1週間滞在し飲茶を堪能した後、鉄路で広州へ入城します。ここが今回のバックパックのの最難関です。越境し鉄道を乗り替えなければなりません。周りに知っている人はいません。全部自分でやらなければなりません。失敗して時間がかかりそうなので、朝一からガンガンにやっていきます。広州にたどり着いたはいいけれど夜になっていたら、不安です。言葉も通じないところはなるべく早く宿舎に入りたいのです。外が暗くなったのにモタモタしていたら、オオカミたちの餌食になります。
広州では天河区の5星のホテルに泊まります。一泊11,000円です。香港でこの価格だとそんなにいいホテルには泊まれませんが広州ではなかなかのホテルです。そこを拠点に出撃し、1週間後に香港へ帰ります。香港でさらに1週間滞在し、台北へ帰ります。そこでまた1週間滞在し、2月12日に関空へ帰ってきます。一人旅は束縛は受けないけれど、安全は自分で確保しなければなりません。自由ではあるが、すべてを自分が決定しなければならないという実存問題を抱え込むことになります。旅行を楽しむというよりは、自分に与えられた試練を楽しむ場であります。遊興というよりは巡礼に近い。パック旅行でガイドの後について行ったほうが何も考えなくてよいから楽だし安全です。でもそれではスリルもないし、自分の能力を試すこともできない退屈な旅になります。一人旅は無理難題を吹っかけてトイレットペーパーを只でもらったり、タクシーで釣りがないといえばシーフが両替をしてくるまで車を降りなかったり、退屈しません。(基本料金13元のタクシーに20元札を出したら「釣りがない」と言われたが、普通の観光客なら釣りをもらわずに降りるだろう。運転手のポケットの中には釣りがあるのを知っていても。釣りの7元って140円のことです。釣りをもらうときに僕は申し訳なさそうに「不好意思」とは言いましたが。)
今回は語学研修は入れていません。緩いバックパックに行くだけです。今まで習った英語や、中国語が役に立つでしょうか。そのあたりを、またYouTubeで報告したいと思います。今回の旅行が一つの区切になります。次の旅行は少し時間をおいてになります。