いい記事を見つけました。外国語大好きおじさんのブログより引用します。
(引用開始)
ずばり、これが語学上達の極意です!
今日は曇り空でまあまあの天気ですが、どこにも出かけずに家で過ごしています。
午前中はフランス語の単語の勉強をして、午後は英語のセンテンス作成練習をしました。
もうこのブログでも書いたと思いますが、語学力を上達させる最強の方法は、一度学んだ知識を意識的に何度も使って頭の中に定着させることと、それと同時に新しい知識を少しずつ学んでいくこと、この2つにつきます。
新しい知識を次から次へと学んで行っても、古い知識を意識的に引っ張り出して復習したり応用したりすることができないならば、ところてんのように新しい知識が古い知識を頭から追い出すだけで、知識の純増にはつながらないし、ただ時間が過ぎていくだけです。
というわけで、僕は語学の勉強を進めるにあたっては、あまり次から次へと原語の小説を読まないようにしています。
なぜかと言うと、小説を読んでいると、それこそ1ページに何個も自分が使ったことのない単語や表現が出てきて、あっという間に情報の洪水になり、古い知識の復習ができなくなるだけでなくて、新しく仕入れた知識も消化不良になってしまうからです。
もちろん、単なる娯楽として楽しむのなら小説を読むのもいいのですが、その場合は「この本を読んだからって、自分の語学力が上達するわけじゃないんだ。」と完全に割り切って自分に言い聞かせるべきです。
古い知識の復習と新しい知識の摂取をどうやって上手く結合させるかについてですが、僕はフランス語に関してはこんなことをやっています:
まずインターネットのフランス語ニュースサイトに行って、ある事件についての記事を1つ読み、分からない単語を1つずつ調べて覚えます。
そして複数ある関連記事も1つずつ読んで、それも同じ方法で単語を1つずつ調べて学んでいきます。
と、以上の2ステップのみです。
この方法のミソは、似たような記事を幾つも読むということで、1つ目の記事を読んで学んだ単語が、大抵2つ目以降の記事にも出てくるので、何度も何度も目にすることで単語が勝手に頭に吸収されてしまいます。
また、これも肝心なところなのですが、似たような記事でも、1つずつ微妙に内容が違ってくるので、新しい単語ももちろん出てきます。少しずつグラデーションのように内容をずらしていくことによって、新しい知識にも確実に出会えるのです。
フランス語に関しては、僕はまだ圧倒的に語彙の量が少ないので、この方法で語彙を増殖していきます。
一方、英語に関しては、僕の語彙はもうかなり大きいので、語彙よりも表現力をアップさせることに重点を置いています。
英文センテンスの作成練習では、1つのフレーズを使って5つのセンテンスを作り、脳の中に神経のコネクションを構築していくのですが、ここで非常に大切なのが、新しいフレーズを使う練習の中でも、今まで学んだ古いフレーズを意識的に織り交ぜてセンテンスを作っていくことです。
新しいフレーズが古いフレーズをを駆逐するのではなくて、新旧共存できて初めて知識が増殖します。
また、フレーズの蓄積は単純な足し算のように増えていくのではありません。
新しい知識と古い知識を意識的に結合させると、数学的な配列の可能性の観点から見て、掛け算のように幾何級数的に増殖していき、しばらくするとおびただしい量の知識に化けます。
だからこそ、毎日学ぶ少量の知識というのは本当に侮れないのです。
これからも、僕は毎日の知識の積み重ねによる驚異的なパワーを信じて、どんどん勉強を続けていきます!!!
(引用終了)
http://blogs.yahoo.co.jp/gaikokugo_daisuki_ojisan/29717439.html