アジア夢紀行

英語、中国語、韓国語を勉強してアジアをバックパックするための情報ステーション
(Since 2008.11.30)

花の色はうつりにけりな

2017-11-19 09:10:08 | タイ語

9月22日に始めたタイ語、まったく進んでいません。中国語や韓国語と比べると意欲のカケラも見られません。他に何にもやることがなく、タイ語しかやるものがない状態にでもならない限り、難しいのかもしれません。外国語は今のところ中国語がメインです。

なにか外国語を始めるとき『憧れ』に似た感情があったと思ったけれど、タイ語の場合それがない。しかし中国語や韓国語でも最初のコンタクトから本格的に勉強し始めるまでは時間がかかった。中国語は23歳ぐらいのときに初めてテキストを買ったけれど夜間の中国語学院に通い出したのは29歳(半年くらい通学)だったと思う。本格的に勉強し始めたのは2008年、56歳の時でした。韓国語は最初のテキスト『基礎朝鮮語』(大学書林)を買ったのが23歳の時だった。そのテキストはパラパラと見るだけで、ほとんど勉強しなかった。NHKのテキストをときどき買ったりもしたが、本当に勉強しだしたのは2012年、60歳の時だった。

30歳から60歳というのはなかなか勉強しにくい時期です。結婚して子育てして荒波にもまれてと大変です。僕も大変な時期を過ごしてきました。よく生き残れたなと思っています。失敗もし、トラブルにも巻き込まれましたが自殺もせず、家を捨て故郷を棄てて浮浪者にもならず、数度の転職はしましたが会社員で退職出来ました。これはこれで大変でした。『サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ』ではなかったです。転職をする度に収入が減り、待遇が悪くなり、ストレスが増えました。(笑)

優良企業に勤めている人は分からないかもしれませんが、日本の中小零細企業の内情は『三国志』です。権謀術数が渦巻く『生きるか死ぬかの』戦場です。『Samさん、大袈裟だな』と思う人は、優良企業に勤めている人です。僕のようにブラック企業ばかりを渡り歩いてきた人間にとっては毎日が地雷原を歩くようなものでした。そこら中に危険が潜んでいました。自尊心を棄てて太鼓持ちになり生き残らなければならない状況もあるのです。自尊心を棄てるぐらいなら死を選ぶ人もいるかもしれません。本当に死んだ人はその時、鬱状態になっていたかもしれません。死ぬより逃げた方がいいと判断できなくなっていたんです。会社員生活は命を懸けた戦いです。鬱の状態に追い込まれ、さらに答えを求められるのですから、本当に命を懸けた戦いなのです。捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ隅田川。来年も君の笑顔が見たかった。

でも僕の勤めてきた会社、サービス残業はないし、少ないけれどボーナスは出るし、殴られたことはありません。『ブラック企業』と思っているのは僕だけで『グレー企業』ぐらいだったかもしれません。しかし『よくぞ、ここまで』(『七人の侍』の島田勘兵衛風に)と言ってほしいです。まあ『日本三国志』(僕の会社員生活のことです)も、あれはあれで面白かった。まさに命を懸けたゲームだったわけですが、どこか楽しんでいたフシもある。

 

話が少しずれてきています。タイ語の話をしていたんでしたね。こんな風に外国語に関心を持ちはじめてテキストを買い、本格的に勉強をし始めるまで数年から数十年の時間がかかりました。タイ語もそれくらい時間はかかるものだと気楽な気持ちで、いきたいものです。でも30年後といったら、お釈迦様か閻魔様のところで勉強しているかもしれません。(笑)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クルンテープ老人同盟 3

2017-10-25 06:03:52 | タイ語

俺たちは年金ルンペンプロレタリアートだ。何も生産的なことはしていない。年金をもらって飯を食い、女を買い、博打をし、その日その日を自堕落に過ごしているだけだ。『魔の山』が愛読書だというだけのルンプロだ。だが、そのどこが悪いというのか。革命的じゃなかったら死ななきゃならないのか? たまたま俺たちはラッキーなことに年金がもらえる御身分になれたが、若いころから日雇い労務者として働き、『1日働いて、3日食いつなぎ』の生活をしていれば年金はもらえなかっただろう。

働く意欲がないというのは一種の病気ではないかと思う人がいるかもしれないが、働かなければならないと考えるヤツのほうこそ病気じゃないのか。『働かなければ真っ当な生活ができない恐怖症』だ。財産をみんな処分し日雇いで65まで自堕落に生活し、毎月15万円の生活保護を得るという生き方が正解だ。俺たちのように中途半端に働いて、中途半端な年金を受け取っているのは彼らからすれば『半端者』だ。

でも年金生活者と生活保護者の間には大きな違いがある。俺たちには自由がある。世界のどこへ行こうと年金は受け取れる。どのように生活しようと申告する必要もなければ、監視されたりもしない。この自由の権利の行使が海外ルンペン生活というわけだ。『働けば自由になる』はアウシュビッツのお飾りの標語ではなく俺たち年金ルンペンプロレタリアートの標語だ。(『クルンテープ老人同盟』より)

 

 

 

『3日、3月、3年』というけれど、まだ続いています。9月22日に始めたタイ語ですが、1ヶ月は過ぎました。完全に挫折したという風でもないし、毎日欠かさずという風でもない、付かず離れずの勉強です。あまりシャカリキにやるとその反動で嫌になることがあるよね。いまのペースでゆっくり行きます。

 

Louis Armstrong - What a wonderful world

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クルンテープ老人同盟 2

2017-10-22 14:08:12 | タイ語

野中のアパートはチャオプラヤの近くで雨が降ると水がなかなかひかない。数年前には胸のところまで水がきた。1階にあるので便利だが、洪水のときには家財道具がおしゃかになる。

『おるか?』 『おー、久しぶりやの。』『どないしよった?』『別に』

『酒井はまだ帰ってきてないのか』『アイツはチェンマイがいいらしい。酒はうまいし、ネーちゃんはキレイだと言ってた。』(笑)『もうアイツは帰ってこんかもしれんな。』

専門学校で一緒だった仲間たちの話をする。みんなそれぞれ退職して年金暮らしだ。タイへ来ているのはオレと野中と酒井。あとマレーシアとフィリピンにいる。ときどきLineで連絡を取る。応答しなくなった時がその時だと誰もが分かっている。

野中と酒井は日本の家屋敷を全部処分してリタイアメントビザで住んでいる。読書が趣味だという。バンコクでは贅沢をしなければ年金だけで生活できる。しかしそれでも偶数月の15日が待ち遠しい。金が足りないときは野中に1万円ぐらい借金することもある。

『俺もチェンマイへ行ってみようかな。』『やめとけ。一ヵ所にずっと住んで、毎日自炊しているのが銭儲け。俺なんか年金だけだけど、貯金が増えてきている。』(笑)  (『クルンテープ老人同盟』より)

 

 

 

『タイ語独習コンテンツ』で課題の易しい作文を作ろうとすると、さっき習ったことさえも忘れている。そこで単語カードに表に単語・発音記号、裏に日本語の意味を書いてそのカードを組み合わせて文章を作ろうとやってみた。

そのときタイ文字の読みを知っていたほうが便利だと思い、『マリンのタイ語生活』でタイ文字の学習を再開した。この本もなかなかよく出来ていて飽きさせない。しかし2時間かけて17ページというのはチョット痛い。この二つの教材は同時進行でやっていこうと思う。とりあえず『あいうえお』は全部タイ文字で書けるようになったはずだ。

しかし子音の前に母音が来る文字があるとは思いもよらなかった。その場合でも子音から読み始める。『เ : ee』『โ : oo』などの母音のことです。母音は子音の上下左右に付くが、母音による規則性があるみたいだ。

今日も悪戦苦闘は続きます。マゾっぽい性格をしているのか、なぜか楽しい。それに、いろいろと外国語を勉強してきたので、どのくらいやれば、どのくらいで、どのレベルになるかを知っているし、何年もやれなくて、放置した後また始めれば勉強が止まったところから続けることができる、昔習ったことを忘れてはいない。そんな体験もしてきたので自分のポジションを俯瞰図的に見ることができる。

来年の今頃は『片言のタイ語』を話している自分を想像することができる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイ語のチョット変わっているところ

2017-10-19 03:11:42 | タイ語

タイ語で変わっているなと思ったのは

『タイ語の子音には同音異文字が多数あるため、子音文字にそれぞれ名称がついている。子音文字の名称は、子音に母音の ɔɔ を付けて発音し、さらにその文字を用いた名詞を続けるものである。これによって、同音異文字でもそれぞれを区別することができる。 例えば、khの文字は、(下記一覧の中の2番目~4番目の文字)の3種類があるが、それぞれขอ ไข่ khɔ̌ɔ khàiという名称で「卵ไข่ khàiのข ( kh )」という意味、คอ ควายkhɔɔ kwaaiという名称で「水牛ควาย kwaaiの ( kh )」という意味、ฆอ ระฆัง khɔɔ rakhaŋという名称で「鐘ระฆัง rakhaŋの ( kh )」という意味である。』

子音に同音異文字があるという点。表意文字ならわかるけれど表音文字なのに同じ発音の文字があるという。このことをトッパジメに書いてくれているのが『タイ語独習コンテンツ』。初学者が最初に混乱するところだが他の入門書には書いてない。微妙な違いはขはkhɔ̌ɔと読み、他のものはkhɔɔと読む点で声調が違う。しかしあとのふたつは全く同じ。どうなっているのかな。習っていくうちにわかってくるのかな。

次に変わっているなと思ったのは『巻き舌』の『r』。舌を振動させながら発音する。僕は田舎者だからわからないけど『べらんめえ』調なのだと思います。それ以外の音はだいたい類推できる。『ta』の音が韓国語の濃音に似ている。声調は中国語ほどハッキリしていないが慣れてくるでしょう。

 

きょうもタイ語の海で溺れそうです。トホホ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クルンテープ老人同盟

2017-10-17 17:06:36 | タイ語

夜明けに雨が降ればバンコクでも肌寒い。商売を終えた少女たちが下の通路を家路に向かう。家路といっても筋向いの安宿だ。一泊200バーツの部屋に4人で住んでいる。みんな北部の山岳地帯からやって来た。親に売られた売春婦たちだ。まだ17才だというのに、5年もこの商売をやっているという。

 

オレも屋台で粥でも食って一寝入りしよう。

『しけてやがら』 

ポケットの中には20バーツもない。白々と明けていく山際を眺めながら、誰のところへ行けば朝飯にありつけるか思案する。『野中のところへ行こう。』アイツのところなら、『猫まんま』ぐらいにはありつけそうだ。年がら年中履いているビーチサンダルをつっかけて、どぶ臭い通路を北に行く。シケモクが目にしむ。少しフラフラする。熱があるのかもしれない。 (『クルンテープ老人同盟』より)

 

 

ちょっと変わったイントロで始めた今日のブログ。今日の話題はタイ語の学習カリキュラムです。タイ語のブログを漁っているうちに『とにかくタイ語』というのを見つけました。タイ語に対するアプローチが秀逸です。半年ほど書いていますが、今は休止しているようです。英語ネイティブ、日本語ほぼネイティブ、仏・西語が流暢というアメリカ国籍の会社経営者で専門は: 音声学(音韻論)、外国語としての言語教授法、音楽(作曲・演奏)、ウェブデザイン、応用数学という人物です。

引用すると『タイ人の話すタイ語を聞いていると、発音、語彙、表現、語法、等、何をとっても外国人用タイ語学習書で紹介されているものとは全く別物であることが分かります。僕は英語および日本語で書かれたタイ語学習書を30冊ぐらい持っていますが、これら全てを隅から隅まできちんと学習して覚えてもタイ人に通用するタイ語には到達できないことは分かっています。また、語学学校でタイ語講座を受講してもほとんど役に立たないことも実体験を通して確認しています。

いろいろと考えた結果、やはりタイ語のテレビ番組(ドラマ、トークショー、コマーシャル、など)と映画を使って自分でやって行く方法が最善であるという結論に達しました。ときどきタイ人と話をして学習の成果を確認することも合わせて行う必要があります。

先ずはタイ語の短いドラマを見てせりふを全て書き取ることから始めます。書き取ったものをタイ語でタイプ打ちすることでタイピングの練習にもなります。聞き取れない部分は聞き取れるまで100回でも200回でも繰り返し聞き、それでも聞き取れない場合にはタイ人の友人に助けてもらう予定です。書き取ったものを意味が理解できるまで何度も読み返し、分からない部分があれば調べます。とりあえず、インターネット上で見付けたドラマの出だし部分を書き取ってみました。

ということで、本当にドラマを書き取りしていくのです。すごいエネルギーです。読めばわかりますが、アタマが緻密にできている。僕みたいに雑駁なアタマではないようです。トホホ。 しかし彼にしてみても基本は学習書で勉強し、学校へも行った上でドラマの書き取りを始めています。タイ語の『タ』の字も知らずに始めたわけではない。やはり基本はしっかりと押さえておかなければ何もできなかったと思います。



そしてそのブログのリンクのなかに、大阪大学(元大阪外大)の『高度外国語教育全国配信システムプロジェクトの タイ語独習コンテンツ』を見つけました。この内容がとてもいいのです。おそらくタイ語の入門書としてピカ一の内容です。クリックすれば音も出るし、ビデオもあります。東京外大のと比べてダンチに優れています。

僕のタイ語カリキュラムは:

1.『タイ語独習コンテンツ』    (軽く3回読み流す)

2.『挫折しないタイ文字レッスン』 (文字に慣れる)

3.『ニューエクスプレス タイ語』 (初級会話)

4.『ゼロから始める タイ語』   (文法中心)

の順番でやっていきます。これで、入門から初級までを終えることができます。おそらくは実用タイ語検定試験の4級レベルに到達します。タイ人で日本人が話すタイ語になれている人なら意思の疎通は可能になります。

これが終わればネットレッスン開始です。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チューレンチューSamクラップ(あだ名はSamと申します。)

2017-10-14 20:16:38 | タイ語

無料の授業2回目です。ほとんどなにも勉強しないで受けました。テキストは『ニューエクスプレス タイ語』です。

この学校はチェンマイの先生が多いのですが、今回僕が選んだのはバンコクの男性の先生です。タイの名門のチュラロンコン大学日本語学科出身の先生です。

挨拶の後、お決まりの質問です。英語以外の先生はみんな聞きます。

『どうしてタイ語を勉強したいのですか?』 

『2年後にタイを旅行するので前もって勉強しておきたいんです。』

『どうしてタイなんですか?』

『アジア各国を旅行したいんです。今までに韓国、中国、台湾、フィリピンへ行きました。』

『ーーーーーー』

『2年後にはベトナム、タイ、マレーシアを旅行するつもりです。』

『わかりました。それでは読み書きはやらないで、簡単な会話ができるように練習しましょう。』

『はい、そうしましょう。』

僕はどちらかといえば、基礎から全部やりたい派なんですが。

こうして始まったタイ語の授業、30pの第1課『こんにちは』から始まりました。最初に先生は言いました。『タイ語が日本語と違う二つの点について説明しておきます。第1にタイ語には声調があるということです。第2にstartを発音した時に最後のtの発音が日本語ならば『ト』になりますが、タイ語のそれは英語の『t』とも違います。それはほとんど聞こえないけれど、-----』 (韓国語のパッチムみたいな音になるんですよね。)

先生、いきなり僕にカタカナのルビを読んでくれということです。タイ語の音になってないと思うのですが、どうなんでしょう。声調が分からないまま第1課の本文をたどたどしく読みました。いくらなんでもこれはマズイと思ったので、『先生の後について読みたいのですが。』と伝えると、リピート・アフターミーを始めてくれました。

無料授業はあと1回受けることができるのですが、ある程度のレベルまで上げておかないと授業が骨折り損のくたびれ儲けになりそうです。もし毎日25分の授業を受けるつもりなら、『ニューエクスプレス タイ語』『ゼロから始めるタイ語』『挫折しないタイ文字レッスン』の3冊は一通り目を通してからにした方がよさそうです。

挨拶と文字の読みぐらいはできるようにしておかないと先生も教えにくいと思う。ネットレッスンはそれからですね。やるのかやらないのか分からない、腰の引けた状態が続いています。

韓国語で言えば『シジャキバニダ』(始めれば半分は終わっている)なんだと思います。韓国語・中国語の場合、勉強を始めるきっかけや動機などについて書かれている読物が豊富です。タイ語にもあるのかな。韓国語で言えば『私の朝鮮語小辞典』とか『ハングルへの旅』とか『由煕』とかがあります。その言語を習いだした動機や勉強する楽しさが書かれている本です。実際に本の中に出てくる単語も同時に、何十個も覚えることができます。初学者がその言語とのかかわりを通して自然に興味を持ち始める仕掛けがありとあらゆるところにあります。それらの本は入門書よりも僕にとっては重要な本でした。僕をタイ語に誘ってくれるそんな本に出会いたい。その点、韓国語・中国語の場合は良質のものが容易に手に入る。それもこれもみんな日本と文化的、歴史的関係が深いからなんでしょうね。すそ野の広さも比べ物になりません。タイ語専門の先生には長璋吉先生の『私の朝鮮語小辞典』のような本を書いてほしい。それはタイ語の入門書より多くの人をタイ語に惹きつけると思う。僕が長先生の本で韓国語に惹きつけられたように。その本に書かれていたのは朝鮮語の単語の意味ではなく、朝鮮と朝鮮語に対する著者の熱い思いだったのです。『情熱は伝染する』のです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バンコクのSamでーす

2017-10-02 06:47:05 | タイ語

サワディークラップ。みなさんお元気ですか。

僕は元気だけれど、タイ語、順調にいっていません。モチベーションに問題があるようです。だいたいタイ語を習いたい動機が旅行した時に現地の人と話がしたいというような弱いものでは、タイ語の場合ダメかもしれません。そう、もっと切実なものがなければいけないのかも。

英語の場合は貿易がやりたいと思っていたし、中国語の場合は中国文化(特に漢詩)に関心があり、中国語を聞いてとてもキレイだと思ったから。韓国語の場合はもともとその国と言葉に関心があったし女優さん(特にイヨンエ)がきれいだったから。という風に今までの外国語は勉強してみたいという強い動機があったけれど、タイ語の場合はキッカケがない。ただ単に旅行に行った時の利便性だけでは、弱すぎる。

このままでは三日で挫折してしまう。そこで、タイ関係のYouTubeを漁ったり、タイのテレビドラマで面白いのはないかとブログやネットで探して登録したりしました。でもね、病みつきになるというかトリコになるようなものがまだ出てきません。文化的に離れているのが最大の難点と思います。心の中に下地がないのです。

タイ旅行をするかネットレッスンを開始するかがキッカケになるかもしれません。単に言語に対する好奇心からだけではタイ語を勉強する動機にはならないのかもしれません。失恋からの逃避とか、自分の置かれた閉塞状態からの脱出の手段とかも大きなモチベーションになるのですが、今の僕には全くありません。そもそも失恋するには恋をする必要があるし、30代ならどんな閉塞状態からでも脱出できる可能性はあるけれど、65才の年金生活者には年金額が少ないことを愚痴るぐらいしか能がありません。

次回は、どのように愚痴りながら挫折していくかを報告します。トホホ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイ語の数字

2017-09-28 06:26:56 | タイ語

バンコクのSamでーす。

さあ今日はタイ語の数字です。外国語を勉強するとき、その数字から始めます。中国語なら『イー、アル、サン、スー』で韓国語なら『イル、イー、サム、サー』もしくは『ハナ、トゥル、セ、ネ』だったよね。数字はよく使う基本的な単語です。しっかり覚えておこうね。旅行に行ったときも、ネットレッスンを受けるときもよく使います。『抽象的な哲学』とか『不可知論』とか『宗教上の教義』なんて言葉よりも何万倍も使います。

屋台のおばちゃんに『パッタイ二皿とトムヤンクン三人前』とか、バス停で『チェンマイまで往復2枚』とか、タイに行けば10分以内に何回も出てくるのです。しっかり覚えて、タイ語を全然知らない友達にイバッテ教えてやりましょう。『オレ、タイ語知ってるんだぜ』って。カマないようによく練習してね。噛んじゃうと友達に馬鹿にされるかもしれないからね。(笑)

何回も何回もくりかえして、口から自然に出てくるように練習する必要があるよね。ほかの外国語でもそうだけど、はじめは簡単じゃない。順番がゴッチャになったりするよね。サラリーマンで帰りが遅くて勉強時間が十分に取れない人は何カ月もかかるかもしれない。でも大丈夫、僕たちには、ビーム先生が付いている。『小学一年生』の付録じゃないけど付いているんだよ。じゃ始めようか。 

 

『先生、ノーンじゃなくてソーンだよ。』 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マレーシアとタイ、住んでる日本人がちょっと違う

2017-09-25 18:43:49 | タイ語

このところタイ語やタイ情報のブログをよく読みます。それらの周辺を偵察しているのです。勉強するときにどんな本を使ったのか、誰から教えてもらったのかなどを調べていました。そうするうちに生活環境や生活習慣なんかも段々とわかってきました。

そんな中、退職後マレーシアとタイに住んでいる日本人の雰囲気がちょっと違うことを発見しました。僕がそう思っているだけかもしれません。僕はブログを読んでそう感じたので、偏っているかもしれません。情報源はブログだけです。

何が違うかというと、マレーシア組は夫婦で移り住んでいる人が多い。それも定年間際にMM2Hビザを取り計画的に老後を過ごそうとしている人が多い。そして英語を話せるので英語で現地の人とコミュニケーションが取れればいいと思っており、マレーシア語を学ぼうという人は少ない。タイ組の場合は退職よりずっと前に訪タイしてタイが気に入り、現在は独身かタイ女性と結婚している人が多い。中には子供もいる人がいる。したがってタイ語をしゃべれる人が多い。

マレーシアの場合は定年退職した後の老後のひととき(10年ぐらい?)をそこで過ごすぐらいの感覚で、タイの場合は本当に第2の人生を家族(タイ人)とともに死ぬまでタイに留まるつもりだと感じてしまう。タイ人と結婚して子供までもうければ、そう思われても仕方がない。要するに覚悟のほどが違う。

僕に子供がなく、妻も先立って、少ない年金で暮らそうと思えばタイへ行くかもしれない。余生をタイで過ごすかもしれない。何のしがらみもなければ、国を棄てるかもしれない。その時の殺伐とした心情を想像するだけで、ヘラヘラと冗談を言える余裕はない。旅行者と永住者の間には天と地ほどの違いがある。それは、いつまでたっても子供っぽい日本人とブラジル移民をした日本人の顔付が違うように、永住して3年もたてば世界標準の顔付になるのかもしれない。

 

さらば青春 小椋 佳 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイ語独習

2017-09-25 06:15:32 | タイ語

教材はすべてそろいました。でもまだネットスクールへの申し込みはしていません。ある程度基本的なことは押さえてから授業を受けたいからです。例えば文字と発音、簡単な挨拶などです。韓国語をやり出したときも、あのハングル文字を読めるようになるのか不安でした。でも何とかなったので、タイ語の文字も何とかなるでしょう。

ネット上には初めて外国語に取り組むときのビデオがたくさん出ています。その中で参考になりそうなのが、下のYouTubeです。この人、日本に住むカナダ国籍の英会話教師らしいです。彼はタガログ語を勉強しだします。どんな具合か見てみましょう。

 

なかなかエネルギッシュです。1週間でここまでやるのは大変です。おそらく仕事以外の時間はタガログ語の勉強に充てていたのでしょう。数日でタガログ語の先生と話しながら授業を受けています。暗記カードを作り、要点をまとめ、参考書を確認しながら常に言い回しを繰り返し、リスニングにも相当時間をかけています。でも成果はすごいです。新しい言語を勉強する人がどんな努力をしなければいけないかが端的にわかるビデオです。このビデオは15年の2月に撮影されたもので、それから3週間後には下のビデオのようにしゃべれるようになっています。僕も『メイキング タイ語』を撮ってみたい。

 

Tagalog - 3 Weeks In - My Progress and Discoveries

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする