アジア夢紀行

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広東語 急就篇 2

2015-12-03 06:58:05 | 広東語

香港・広州へ旅行に行くので白水社の「ニューイクスプレス 広東語」のCDを聞き、パラパラとページをめくってみました。聞いた感じはベトナム語かタイ語みたいな響きがあります。第3声から第6声までの響きがなんか投げやりな、あやふやな感じを受けるのは僕だけでしょうか。北京語が端正でメリハリが効いているので、却ってそう感じるのかもしれません。香港映画はだいぶ見ているのですが、まるで覚えている広東語がありません。強いて言えば「モウマンタイ」(無問題)と35年前貿易会社で働いていた時に香港の貿易実務の研修に来ていた女性から聞いて覚えた「チョーイキーン」(さよなら)だけです。

「普通話」というのは僕は使い辛い。普通の日本人は北京語、上海語、広東語といった区別をするけれど、「普通語」という単語を知らない人が多い。それは日本では中国語学習者用語であって一般の人が理解するには説明がいるので面倒くさい。中国人も「汉语、中文」とは言っても、日常の会話では「普通話」とは言わない気がする。それは中国においても学校用語に過ぎないのではないか。両国で普通に用いられていない単語を一般向けに使わないほうがいいと思う。もちろん北京語と普通話が違うのは知っているけれど、ふたつが表す概念の共通部分は多い、よく使われる概念で少し違う概念を理解しても厳密な議論じゃない限り問題にはならないと思う。日本語の東京弁と標準語の関係もよく似ているが、こちらは中国語の場合とは違って「標準語」はよく使うけれど、「東京弁」(関東方言、東京方言)はあまり使わない。

さて、その広東語1ヶ月で何とか基本フレーズとサバイバル用語を勉強したいんだけど、僕の発音で通じるか不安がある。フィリピノでも現地の先生(本来は英語の先生)に一度聞いてもらって、通じるのを確認したうえで使用したように、今回の広東語もネイティブに一度聞いてもらい、修正すべき点があればそうしたい。

広東語を教えてくれる先生がいないかネットスクールを探しました。ありました。1ヶ月8,300円(毎日25分)です。

一夜漬けの広東語は通じるのかどうか、この続きは「広東語 急就篇 3」でお知らせします。乞うご期待。

 

 

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