大連の同級生から手紙が来ました。大連短期留学していた時、仲良くしていたTさんからです。2月18日から台湾へ行くそうです。
『あなたは、若いから将来の計画もありうらやましい。私は最後の台湾旅行です。昔の同僚とも会えるので楽しみにしてます。』とありましたが、彼は70歳で僕より6歳年上です。とても元気な人で、『最後の台湾旅行』とは思えません。奥さんに先立たれて今は独り身ですが、エネルギッシュな人で、女性の好みもハッキリしています。美人の色っぽい女性が好みみたいで、一度大連の恋人(?)に会わせてくれたことがあります。
その当時僕が彼を想定して作った漢詩は、有名な漢詩をパロったものですが、
遼東朝雨浥大連
麗人泪流西安路
不知汝心境何処
吾亦是个老旅客
でした。今日中国語の先生に韻を踏むように2ヵ所ほど直してもらいました。
大連の古名『滨城』と客を『人』に入れ替えて
遼東朝雨浥滨城
麗人泪流西安路
不知汝心境何処
吾亦是个老旅人
としました。これでもやはり完全な韻を踏んではいないように感じています。なぜなら元々の漢詩の最後の漢字の韻はchen2 xin1 jiu3 ren2となっており、第1行目と第4行目が『en2』で韻を踏んでいそうなのに、僕のは訂正した後も『eng2,en2』と微妙に違っている。漢詩の韻については高校生の知識しかないけれど、『g』があるとないでは全然違うと思う。その他にもいろいろと漢詩を作るには約束事がありそうです。
僕の場合は、あまり細かいことは言わずに『なんちゃって中国語』を楽しめればいいのかもしれません。