母は弟宅に落ち着いた。
右半身にマヒが残っているということは、口の中も舌も右半分がマヒしている、ということ。
刻んだものをゆっくり誤嚥しないように食べている。水分も健康な人のようにゴクリと飲めない。それでも胃漏にならなくてよかった~と思わなくてはならない。
トイレも補助具を使って、そろりそろりとトイレに通っている。夜中はポータプルトイレを使うことにしているが、夜中に4回もトイレに起きるそうだ。
そんなのでは、ゆっくり寝てもいられないだろう、と思うけれど、95歳の生理とはそんなものらしい。
で、なるべく「大」の方は、夜中でもトイレで、という思いがあるらしい。
寝ている弟に黙って、そろりそろりやっているとか。
で、ベット付属の支えにつかまり損ねて、ドスン。その音で弟は目が覚めたらしいが、転んで、足の甲が紫色に内出血している、と。
ま、そんなこともあるかと着易く聞き流していたら、先日の通院で、それが「骨折」だったということが判明。
ビックリ。さぞ弟は度肝を冷やしたことだろう。
ただの「つかまり損ねてドスン」が骨折とは。
「年寄りが転ぶと骨折なんだよ」とは聞いていたけれど、ほんの一瞬のうっかりからくるドスンが・・・。
本人もさして痛くなく、手術して治療する程でもない、とのお医者さんの診立てで、幾分ほっ。
世の中、介護していらっしゃる家族は沢山あると想像する。
日に何度ものトイレの度に、転ばぬようにと気遣い、食事の時間は、誤嚥しないように気配りする。なんと大変なことか。
「大丈夫、なんとかやっているよ~」と弟は言ってくれるけれど、
時には、ショートスティに預けて、夜もゆっくり休んでねー、
と、そういう思いです。
因みに、週3回のディケアは順調です。
右半身にマヒが残っているということは、口の中も舌も右半分がマヒしている、ということ。
刻んだものをゆっくり誤嚥しないように食べている。水分も健康な人のようにゴクリと飲めない。それでも胃漏にならなくてよかった~と思わなくてはならない。
トイレも補助具を使って、そろりそろりとトイレに通っている。夜中はポータプルトイレを使うことにしているが、夜中に4回もトイレに起きるそうだ。
そんなのでは、ゆっくり寝てもいられないだろう、と思うけれど、95歳の生理とはそんなものらしい。
で、なるべく「大」の方は、夜中でもトイレで、という思いがあるらしい。
寝ている弟に黙って、そろりそろりやっているとか。
で、ベット付属の支えにつかまり損ねて、ドスン。その音で弟は目が覚めたらしいが、転んで、足の甲が紫色に内出血している、と。
ま、そんなこともあるかと着易く聞き流していたら、先日の通院で、それが「骨折」だったということが判明。
ビックリ。さぞ弟は度肝を冷やしたことだろう。
ただの「つかまり損ねてドスン」が骨折とは。
「年寄りが転ぶと骨折なんだよ」とは聞いていたけれど、ほんの一瞬のうっかりからくるドスンが・・・。
本人もさして痛くなく、手術して治療する程でもない、とのお医者さんの診立てで、幾分ほっ。
世の中、介護していらっしゃる家族は沢山あると想像する。
日に何度ものトイレの度に、転ばぬようにと気遣い、食事の時間は、誤嚥しないように気配りする。なんと大変なことか。
「大丈夫、なんとかやっているよ~」と弟は言ってくれるけれど、
時には、ショートスティに預けて、夜もゆっくり休んでねー、
と、そういう思いです。
因みに、週3回のディケアは順調です。
もう亡くなりましたが古い知人です。子どもの申し出を断って92歳まで一人で暮らしました。大腿部を骨折。治ったと思ったら腰を骨折しました。奥さんは60代で亡くなったので一人暮らしは長かったです。一人暮らしの時食事はいつも近所のスーパーで買った出来合いのもの食べて暮らしていました。本人はバランスよく食べているつもりでしたが、小食なので栄養が偏り骨がスポンジ状になっていると、医師に歩くことを禁じられました。
家で仕事をしている娘さんが引き取り、車で1時間ほど離れたところに住む他の娘さんが、食事を運んでり協力して介護していると言う事でした。ベットの上で便器も手元に置いて自分で用を足して亡くなるまでの数年間暮らしました。
寝込んだのは数週間だったと亡くなってから娘さんが電話をくれました。
最後まで自分の意思で生活を維持しようとなさっているか案山子さんのお母様は立派ですね。
突然介護が始まった弟夫婦にとっては、嚥下ミスで問題があってはならず、栄養の偏りも心配、と言うことで、介護食の宅配を頼んでいます。母は「枯れ木に栄養は要らないよ」が最近の口癖。「元気になったら、○さん(ワタシ)のところにもいけるのよ(車で片道6時間ぐらいはかかる)。楽しいことがまだまだできるから」そういってくれるUさん(弟の妻)のカラッとした会話のなんとありがたいことか、と思うことしきりです。
胃ろうのかたのご家族もいらっしゃいますが、本当にたいへんそうです。
ご家族の方々は、たまに息抜きをして、自分のための時間もつくってほしいなあと思うこともありますね。
「自分を育ててくれた親だから」そういう思いで、とことん母に付き合ってくれている弟です。