日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ときどき思い出すシーン。

2019-03-07 06:57:29 | 家族
話題にしたことはないけれど、ときどき、そういうことあったな、とわたしのこころのポケットから、顔をのぞかせる。

もう15年ほど前になる。
わたしはまだ、50代はじめ。高齢者ではなかった。
娘の下宿先に行く道すがらのことです。
日差しは暑くて、とにかく大きくて重い荷物を持ちながら、最寄駅から下宿に向かっていました。
娘と二人ずれ、です。私ばかりが荷物を持っているのではなく、二人で分けて持ち合っているのだけれど、とにかく重かった。
勿論「重い~」と愚痴が口から出ます。
途中で、一休みしながら歩きます。足元に下ろすと、持ち上げるのも大変だから、歩道と車道の境界杭の上にちょっと下ろして(イメージできるかしら)、という形で進みます。
はじめは
100mぐらい進んでは休憩だったのに、次第に間隔が短くなって、20m、10mおきに、荷物を境界杭に預けて一息というありさま。

当然、「重~い」「大変~」「疲れた~」というセリフが口をついて出ます。

その時娘。

「お母さん、この荷物が重くて、大変だ、というのは、1度言えばわかる。そう何度も言っても、どうにもならないんだからね」とさらりと。

彼女も同じように重い荷物を持っているのです。ただ違いは、彼女は二十歳過ぎで体力が私よりもあるのでしょう。
お互い一生懸命なのだから、口から何か言っても状況は変わらないのに、お母さんって軟弱だなぁ~、という彼女の心境が伝わってきました。

彼女は、海外一人旅を何度もしていた頃(途上国の山間僻地や新疆までも)で、エネルギッシュそのものの時期だったこともあるのでしょう。

彼女のセリフにも一理ある、と思って、その時は、10mおきが、5m毎になるほど、くたびれ果てたけれど、「弱音は繰り返さないこと」をココロしようと思ったシーンでした。

その後、守られているかな~? ⇒ 自分  (苦笑)


花粉症で目がかゆい。ついついこすってしまうから、洗面所で自分の顔を見ると目が真っ赤だったりする。
昨今は花粉症が、、、花粉症が、、、と話題が飛び交うけれど、そんなに大仰に話題をふりまいてはいない。
ただ、ひざや腰が痛かったけれど回復したという話には飛びつく傾向がある。苦笑







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