富士山の生活始まる

５月14日（月）
久し振りに河口湖へ行く。晴れているから気持も晴れ晴れ？
中央道の『集中工事』は、今日が初日。この工事には何年も出会っているので、一応、要領は得ている。
さて、どうなる事やらと思いながら、渋滞の中に入った。ノロノロ運転だが、一車線通行は、意外と秩序正しく進んだ。多分、集中工事の情報が行き届いているのだと思う。
週日は商業車や大型トラックなどが多いが、既に、この工事を熟知しているからだろう。車同士の譲り合いもするし、無駄なガソリンを使おうとするクルマもいない。

八王子まで、整然としたクルマの行列が続き、やっと、八王子まで解放された。この渋滞の所為か後の運転ぶりも、皆、静かだ。

富士山ヘ入ると、既に遅咲きの桜は散ってしまったが、ミツバツツジの濃いピンクや家々の庭に咲くシバザクラが若葉に映えて美しい。富士山はご機嫌で真っ白な雪をかぶってキラキラと輝いている。

良い時に来たものだ！と、満足。さて、我が家の庭はどうだろうと、多少、望みを持って眺めた。レンギョウ、山吹の黄色が赤い楓の葉に映える。
もう、終わりかけのミツバツツジも濃いピンク色。紫色の淡いスミレは元気だが、折角植えた筈のチューリップは全滅している。憎い小動物め！冬の間に全部、球根を食べてしまったのだ。もう、チューリップはやめた！　二度も被害を受けて、やっと、諦めた。「ほーら！駄目でしょう？」とダレカさんの声。

今夜の食事は庭で摘んだ山椒の小さな葉と、小さなふきの茎を加えた、五目寿司、いや、何目かな？吸い物には庭のあちこちに生えている小さな三つ葉を使った。山の春の爽やかな味がした。