Milch's blog

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10/12renewal

「広告業界用語」あれこれ

2008年04月26日 | Weblog
広告業界用語‥あれこれしてみました。


【あ】
・行灯看板(あんどんかんばん)
・小型の看板などに多いタイプで、中に電灯を組み込む事で夜間でもしっかり広告アピールが可能となっている。飲食店などが店先に出している立て看板等に特に多く見られる。


・アーチ看板
入り口等に設置される「アーチ型」の看板。その素材は幅広く「ベニヤ」「鉄骨」「トタン」「木枠」などがある。


・入り広
「入り広告」のこと。新聞・雑誌に掲載される他社の広告をこう呼ぶことがある。「出し広」とは新聞社、雑誌社が他の媒体に掲載する自らの広告のこと。


・閲読率/readership
特定新聞の購読者の中で、その日付の新聞を読んだ人の割合を新聞閲読率という。この閲読者が新聞広告注目率、精読率調査の対象者となる。


・駅貼り広告/駅掛け広告
交通広告の一種で、駅構内の固定枠の中に貼りつけられたポスターを指す。駅掛け広告とも言われる。最近では固定枠にとらわれない掲出方法もとられるようになっている。


・屋外広告/outdoor advertising
屋外に掲出される広告の総称。ネオンサイン、看板広告、柱類広告、アドバルーンなどがある。


・御見舞い広告
震災・事故などの被災地・者に対して行われる御見舞いの広告のこと。


・折り込み広告/insert
新聞に挟み込まれて配布される広告物で、新聞折り込み(広告)とも呼ばれる。新盤売店を単位として配布されるので配布対象地域の選択が自由にでき、挟み込む新聞の部数、特性に応じた対象者(読者層)を選択できるといった特徴がある。


・オリエン/orientation
広告主から提案すべき課題の説明を受ける事。
用例:オリエンを待ってたら間に合わない。



【か】
・外側(がいそく)看板
バスや路面電車の外側に設けられた枠に掲載される広告のこと。地元の商店などその交通機関の通行範囲を商圏とする企業が利用することが多い。


・買い切り
特定の媒体の枠や企画を一社の代理店で全て買う事。
用例:この「漫才特番」は買い切るか。


・階段編成
野球中継時の延長などの理由により放送時間終了時間が定まらないときになどに、あらかじめいくつかの場合を想定した編成のことをいう。


・回読率
新聞や雑誌の1部あたりの閲読人数。1部の新聞、あるいは1部の雑誌が何人に読まれているかという数値のこと。


・香りつき広告
香水などの香りをかぐことのできる広告。香りを密封しておいて封を開ける、覆いを取るなどの方法、インクの中に香りを閉じ込めこすったりつぶしたりすることにより香りを出す方法などがある。雑誌広告が中心だが、新聞広告でも実用化されている。


・鍵付き広告/keyed advertising
広告の反応を見るための仕掛けが組み込まれた広告のこと。資料請求、懸賞、モニター募集などを行う際に、どのビークルからの反応かがわかるよにあらかじめ記号(鍵)をつけてある。媒体価値の評価などに用いられる。


・かぶり
新聞の記事下広告のうちで、広告の上にさらに別の広告が積み重なることを指す。一方、記事の真下にある場合を記事直下という。


・紙媒体
新聞・雑誌広告を指す。
用例:今回のキャンペーンは紙媒体中心だってさ。


・クライアント/Client
広告主の事を指す。
用例:クライアントは神様だからねぇ…。


・クリ/Creative
コピーやデザインを行なうセクション。
用例:あれ、ペンギン電気って、クリは誰が担当だっけ。


・懸垂幕(けんすいまく)
いわゆる「たれまく」。建築現場での施工主の広告や、学校などでの表彰通知などで建物の上から吊されているものです。縦長のものがこの「たれまく」と呼ばれるタイプで、横長になると「横断幕」と呼ばれています。



【さ】
・ザッピング/zapping
テレビ視聴者が番組の途中でCMになるとチャンネルを替える行為。リモコン装置の導入に伴い出現してきた現象。これに類似した行為としては、頻繁にチャンネルを替えるフリッピング(flipping)や、VTRの再生時にCMを早送りするジッピング(zipping)などがある。


・サブリミナル効果/sabliminal effect
サブリミナルとは識閾下刺激という意味で、意識されなかったり刺激を感じないような、人間が知覚可能な最低レベルの刺激強度以下の強さで提示される刺激のことであり、そうした刺激を用いた広告のことをサブリミナル広告とよぶ。1957年にヴィカリーが、ニュージャージー州フォートリーの映画館で映画「ピクニック」の上映中に1/3000秒の速さにより、「ポップコーンを食べよう」「コークを飲もう」というメッセージを5秒間隔で挿入したところ。ポップコーンの売上高が57.7%、コークの売上高が18.1%増大したという実験結果を報告したことから話題となった。ただしこの実験自体の信憑性が問われており、またさまざまな追試が行われているものの、サブリミナル刺激の効果ははっきりしていない。


・サムネイル/thumbnail skethc
簡単なアイデアスケッチのこと。ラフスケッチ(rough skech)ともいう。


・3Bの法則
効果的な広告表現をつくり出すといわれる経験的法則で、美人(Beauty)、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast)を使うといいというもの。


・三行広告
案内広告のこと。3行で利用されることが多いため、こう呼ばれる。


・シズル広告/sizzle advertising
シズルとは、肉を焼いたときのジュージューという音のこと。転じて魅力的な音を立てて商品の魅力を高めようとする広告をさす。例としてはボトルの栓を開ける音や炭酸飲料の噴き出す音、飲料を注ぐ音などが挙げられる。


・車体広告/車体利用広告
鉄道車両やバスなどを広告媒体として利用し車体に施す広告のことで、交通広告の1つ。掲出の可否や大きさなどは屋外広告物法および各自治体の屋外広告物条例の規制を受けることになる。ラッピング広告とも呼ばれる。また、広告を施したバスをラッピングバスと呼ぶこともある。


・車内広告
電車やバスなどの交通機関内部に掲出される広告の総称。車内吊り(中吊り)ポスター、窓上広告、車内テレビなどがある。かつてはパッケージグッズや雑誌の広告が多かったが、最近では自動車など耐久消費財の広告も見られるようになった。


・仕切り
用例:これは、業者の仕切が悪いんだよ/この件は一体誰が仕切っているんだ/これに関しては、私が仕切らせていただきます


・スポンサーシップ
取材協力という形で記事・番組に関わり、広告色を少なくしたもの。
用例:DCJのスポンサーシップをスポンサーシップとは言わない。


・捨て看板
電柱や壁といったものなどに臨時に立てかける簡易看板。


・全ページ広告
新聞や雑誌の1ページを全部使った広告のことで、新聞の場合は全15段の大きさである。広告注目率も高くなる。


・袖看板/side signboard
建物から道路面に突き出した看板のことで、縦長のもの(着物の袖のように)を一般にさす。横長のものは「突き出し看板」といって区別するのが普通である。


・訴求
用例:この広告の訴求点は何なのか?/訴求効果はどうなるのか?



【た】
・ターゲット
訴求対象、広告を見て欲しい人・商品を買って欲しい人の事。
用例:この雑誌の読者はターゲットじゃないよ。


・タイアップ
媒体社の制作協力で作られた広告のこと。
用例:純広だと原稿制作費が出ないから、タイアップで行こうよ。


・電博(でんぱく)
電通と博報堂の事で、憧れと諦めを交えて使う言葉。
用例:勝てるわけねぇだろう、電博相手じゃ。


・提供クレジット/credit
テレビ、ラジオの番組で、番組を提供しているスポンサー(広告主)名を番組の前後に入れることをいう。これはセールス対象のCMタイムには組み入れられないとされている。


・提供チェンジ
長時間番組で、スポンサーの競合を避けるため、番組を2つ以上に便宜的に分け、それぞれの時間では提供スポンサーを交替することをいう。「ここまでは、・・・の提供でお送りしました。ここからは、・・・・・・の提供でお送りします」といったアナウンスが挿入される。


・トーンアンドマナー/Tone and Manner
感覚的なもので「調子」と「態度」らしいが、個人の嗜好を語るときに使う枕詞。
用例:それってさ、トーンアンドマナーをクライアントに確認しないとね。


・ドア横
掲出場所が文字どおりドアの横なので乗客も集まりやすい、また距離も近いので注目率が高いとされる。サイズはB3.提出期間は1か月が一般的である。JR東日本の場合は新B額面と呼び、掲出期間は2つあり、7日間と10日間である。


・導入看板(どうにゅうかんばん)
見込み客の誘導を目的とした誘導看板。ロードサイドに設置される事が多く、「○○まで後○km」といった表記が多い。



【な】
・なるはや
用例:なるはやでお願いします。


・波
波媒体、電波媒体、つまりテレビ・ラジオ媒体の事。
用例:この得意、波しか頭に無いもんな。


・中吊り広告
交通広告の1つ。車内広告の代表的なものであり、電車内中央の天井から吊り下げられている。代表的な例として週刊誌の広告などがある。


・No.1広告
メーカやブランドが当該のジャンルやカテゴリーで販売数量や売上などがトップの場合、No.1であることを自ら宣言することをいう


・ネオンサイン/neon sign
ネオン管を使用した看板のこと。


・野立看板
鉄道や道路の沿線に設置されている看板のこと。


・ノベルティ/novelty
謝礼、粗品という意味を込めて、カレンダー、ティッシュペーパー、使い捨てライター、手帳、タオルなどに社名や商品名を書き入れて配る景品や見本をいう。プレミアムとは区別される。ノベルティを媒体とした広告をスペシャリティ広告(特殊広告)という。



【は】
・バジェット/Budget
予算の事で「概算予算」の意味で使われる事が多い。
用例:大キャンペーンは良いけど、バジェットあんの?


・パブ/Publicity
広報活動によって媒体に商品告知をしてもらう事。
用例:予算無いから、パブでカバーできないかな。


・パラ/Parallel
平行という意味から同時に2つ以上の物事を進める事。保険を掛ける時に用いる。
用例:A社とB社に声掛けといて、パラで進めようよ。


・媒体効果(ばいたいこうか)
マーケティング用語。広告を打った媒体からどの程度の広告効果が回収できたか、また費用対効果の検証の結果、導き出される広告の実質的効果を指す。


・ビークル/vehicle
英語で「伝達手段」を意味するが、媒体タイプの中で、具体的な個々の媒体名を指していう。例えば、新聞という媒体タイプの中で、「日本経済新聞」はビークルにあたる。実務では、ビークルと呼ばずに「媒体」で済ますことも多い。


・皮下注射モデル/hypodermic effect model
マス・コミュニケーションの効果が、皮下注射のように即時的に表れること。1930年~40年代米国で広まった。ラジオが伝える大量の画一的な情報が大衆の頭にインプットされ、大衆が操作されるという考え。「魔法の弾丸理論」ともいう。


・ピクトグラム/pictgram
絵文字、絵ことばの総称。


・ビジュアル・アイデンティティ/visual idntity
CI活動において、視覚に訴える企業コミュニケーション要素(ロゴタイプ、トレードマーク、デザイン体系)を統一して、一目でその企業だとわかる形に表したもの。


・ビルボード/billboard
屋外広告用の看板。掲示板に広告が塗装されたものやポスターが張られたもので比較的大型のものをいう。


・ヒアリング
広告主・商品の評判を調べる事。
用例:波乗りブランドのヒアリングはどうだった? イメージ悪い?


・平面媒体
新聞・雑誌の他に、屋外広告や駅張りポスターも含む場合もある。
用例:俺さ、平面媒体なら得意なんだけど。


・5I(ファイブ・アイ)の法則
効果的な広告表現に必要な5要素。Idea(アイデア)、Impact(インパクト)、Interest(興味)、Information(情報)、Impulsion(衝動)の頭文字を取ったもの。


・プレゼン/Presentation
広告主に提案説明を行なう事。
用例:来週、プレゼンがあるけど、今回はお前がやれよ。


・プレパブ/Present Publicity(和製英語)
視聴読者などに商品を提供する事で商品告知を行なう事。
用例:パブばっかりでさ、プレパブじゃないとは入れないよ、今。


・フィランソロピー/philanthropy
企業の社会貢献活動の総称。慈善事業への寄付というだけでなく、企業市民の立場から文化や環境へも積極的に貢献する活動も含まれる。


・ブーメラン効果/boomerang effect
広告分野では、S.フィッシュバックが偶然に発見したコミュニケーション効果を指す。あるコミュニケーションを受容した人が、そのコミュニケーションの送り手が意図した方向と反対の方向の変化を起こす現象をいう。送り手が攻撃的と受け取られるメッセージを送ると、送り手に対する受け手の怒りや憤りを呼び起こし、逆の効果をもたらすという意味。広告の表現が、脅迫的であるような場合に起こりうる。



【ま】
・マーケ/Marketing
市場調査や各種データの収集分析・企画書の前段を作るセクション。
用例:商品開発の提案はマーケ中心で進めよう。で、得意の業界内のポジショニングは理解してる?


・マスコミ四媒体/mass communication media
新聞・雑誌、ラジオ・テレビの4つのマスコミ媒体のことを指し、この4媒体に露出される広告を「マス広告」という。


・メセナ/m'ec'enat(仏)
企業による文化・芸術の支援活動。社会貢献の一環として、企業収益の一部を文化・芸術のために支出する。日本では1990年に「企業メセナ協議会」が設立された。



【や・ら・わ】
・休み明けでいいから‥
本来は、月曜日に“来週でいいから”という時に用いるのが筋。 でも、業界では“金曜日の夕方”に得意先からTELが入り言われる場合が ほとんど。これは、よーく考えると“土・日でやれ=休んでんじゃねえぞ” という事なのである。
用例:「グラフィック案はラフでいいから、急いで出してよ」 「今日が金曜日ですから、来週の後半でいいっすよね?」 「ダメ!休み明けでいいから。本当にラフで構わないから」


・ラッピング広告
電車、バス、タクシー、飛行機などの車体全体を広告媒体として利用する、着脱可能なシールでラッピング(つつみこむ)した車体広告。強い印象を残す広告になっている。


・レップ/Representative
代理人の事でメディアレップなど、媒体の広告販売代行会社。
用例:cciやDACとかがレップになる


・露出
出すのは広告。
用例:このブランドをどの位露出したいのかなぁ。



【アルファベット】
・ABC部数
(社)日本ABC協会が認証した会員社の新聞、雑誌の販売部数。。ABC協会は加盟社の発行する新聞、雑誌の報告撫す数を確認(=公査)し、それを基に認証する。公的な販売部数として認められる。2004年10月現在の公査参加媒体紙誌としては新聞76紙、雑誌132誌、専門紙誌22紙誌、フリーペーパー192紙ある。新聞社はほぼ参加しているが、雑誌は発行部数が変動しやすいこともあって参加が少ない。


・GRP/Gross Rating Points
テレビ広告の掲出指標。総視聴率の事。
TVスポットの取引では、特定期間の視聴率を合計したもの(平均視聴率5%のTVスポット200本で1000GRP となる)。1つのまとまったTVスポットキャンペーンで再認知名率60%を獲得するためには、最低3000GRPが必要とされている。
用例:この予算じゃ、1500GRPも無理だよ。


・Z字
商品の店頭陳列、広告チラシのレイアウト‥手法の一つ。


参考にさせていただいたHP
http://www.advertrial.com/old/Marketing/adword.html
http://www.koukokutenshoku.com/dictionary/dictionary.php
http://shomon.net/gyokai/gyokou.htm
http://www.lares.dti.ne.jp/~wind/dic/ayasii.html
http://www.daisen-ad.co.jp/glossary/#ka