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10/12renewal

「懐かしのTV時代劇」あれこれ

2007年03月22日 | Weblog
○1956年(S31)
●鞍馬天狗 (KR 11/1~)
出演:市川高麗蔵、坂東好太郎、沢村国太郎、市川子団次
*嵐寛寿郎の映画でヒットした大仏次郎の小説のテレビ・ドラマ化。 KRテレビの人気シリーズとなり、この後市川団子、中村竹弥と引き継がれて昭和38年まで続いた。


○1959年(S34)
●旗本退屈男 (TBS 1/6~)
出演:中村竹弥、筑紫あけみ、藤間城太郎
*眉間に三日月傷、諸羽流正眼崩しの秘剣の持ち主、早乙女主水之介が活躍する勧善懲悪の時代劇。タイトルは、無役の旗本で、退屈しのぎに事件に首をつっこむ主人公をあらわしたもの。主演の中村竹弥は、テレビ草創期の時代劇スターとして多くの番組に出演していた。


●とんま天狗 (読売テレビ 9/5~)
出演:大村崑、芦屋雁之助、芦屋小雁、大屋満
*「鞍馬天狗」をパロディ化した時代劇コメディ
天狗を大村、杉作を小雁が演じた。剣はめっぽう弱いが、お人好しの天狗を大村が好演。メガネが落ちるなど、さまざまなギャグが飛び出し話題も満点だった。
大村崑演ずる主人公の名は尾呂内南公(オロナインナンコウ)


○1960年(S35)
●白馬童子 (テレビ朝日 1月~)
出演:山城新吾、春海洋子、神木眞壽雄、山本順大
*「白馬童子の正体は将軍家のご落胤葵太郎」という、おなじみのご落胤もの。獅子のたてがみに白装束のいでたちで、またがる白馬は「流れ星」、流儀は電光二刀流。山城新吾の殺陣はなかなかのもので、東映時代劇の正当の訓練を受けていたことがわかる。


●琴姫七変化 (日本テレビ 12/31~)
出演:松山容子、秋葉浩介、松本錦四郎
*第十一代将軍徳川家斉の末娘で柳生新陰流免許皆伝のお姫さまが、ある時は若衆姿で、またある時は芸者姿で、さまざまな扮装で事件を解決していく痛快時代劇。さきにドラマ化された「天馬天平」の千也姫が原型。


○1962年(S37)
●てなもんや三度笠 (TBS 5/6~)
出演:藤田まこと、白木みのる、香山武彦
*7年近く続いた時代劇喜劇。幕末を背景に、渡世人の時次郎と小坊主の珍念のコンビが東海道、中仙道‥と渡り歩きながらドタバタが繰り広げられる。
提供は「当たり前田のクラッカー」の前田製菓


●隠密剣士 (TBS 10/7~)
出演:大瀬康一、藤純子、牧冬吉、天津敏、品川隆二
*型破りな登場人物という点を強調し、笑い、悩み、そして痛快に行動する生みの人間が活躍する、得意な時代劇として制作。勿論、時代劇の面白みを十分に折込、ヒューマニティあふれる作品に仕上げている。
「月光仮面」を演じ、ヒーロー俳優の代名詞となっていた「大瀬康一」演じる「公儀隠密 秋草新太郎」がこの作品で名脇役の地位を不動のものとした「牧 冬吉」演じる忍者「霧の遁兵衛」を従え、甲賀、伊賀、風魔、根来などの忍者衆と戦いながら日本中を旅する時代劇。
「秋草新太郎は実は時の将軍の異母兄弟で、幕府の安泰を脅かす敵を倒すことが目的」という設定であった。
放送当時、最高視聴率(40%超)を記録。世の中に忍者ブームを巻き起こし、社会現象にまで発展した。


○1963年(S38)
●三匹の侍 (フジ 10/10~)
出演:丹波哲郎、平幹二郎、長門勇、加藤剛
*五社英雄演出の豪快な立ち回りと、剣のふれあいや人を斬ったときの効果音が評判を呼んだ。三者三様、登場人物の性格分けも見事で、まさに時代劇の一時代を画した作品といえる。リーダー格柴左近役の丹波哲郎は最初のシーズンのみで、加藤剛の橘一之進が仲間に加わる。新劇の平幹二郎がプレイボーイの桔梗鋭之助を演じ、槍の名手桜京十郎に扮した長門勇が、コミカルな役で人気者となった。


○1965年(S40)
●人形佐七捕物帳 (NHK 4/9~)
出演:松方弘樹、小林千登勢、渥美清、岩井半四郎、克美しげる、北あけみ、真屋順子
*人形のように美男で「人形佐七」の異名をとった主人公を軸に繰り広げられる捕物帳。


●新選組血風録 (テレビ朝日 7/11~)
出演:栗塚旭、舟橋元、島田順司、左右田一平、徳大寺伸、坂口祐三郎
*司馬遼太郎原作、新選組で起きたエピソードの数々を綴るTVドラマ。


●新・隠密剣士 (TBS 4/4~)
出演:林真一郎、牧冬吉、里木三郎、白鳥みずえ、瑳川哲朗、工藤堅太郎
*本作は空前のブームを巻き起こした「隠密剣士」の続編として、新しい構想のもとに林真一郎、白鳥みづえ、牧冬吉をレギュラーメンバーにすえて制作されたスケールの大きなテレビ映画


●素浪人月影兵庫 (テレビ朝日 10/19~)
出演:近衛十四郎、品川隆二、新城みち子、大木実
*街道をあてもなく旅する、すこぶる腕の立つ浪人・月影兵庫と焼津の半次が毎回事件に巻き込まれる物語。月影兵庫は腕は立つが猫が苦手という人間的な人物で一躍人気者となった。


○1966年(S41)
●半七捕物帳  (TBS 3/9~)
出演:長谷川一夫、淡島千景、長谷川裕見子、森健二
*三河町の半七の人間像を全面に打ち出した捕り物伝。昭和41年3月から始まり、テレビの捕物帳ブームのはしりとなった。


●銭形平次 (フジ系列 1966年5月~1984年4月 18年間 全888回)  
出演:
銭形平次:大川橋蔵 お静:八千草薫→鈴木紀子→香山美子
八五郎:佐々十郎→林家珍平 万七親分:遠藤辰雄
・当時の連続1時間ドラマでは最長の888回という金字塔を打ち立てた。
・大川橋蔵が18年にわたって主役を演じ、ギネスブックで「テレビの1時間番組世界最長出演」と認められた。
・主題歌「銭形平次」 唄:舟木一夫


●真田幸村 (TBS 10/24~)
出演:中村錦之助、中村勘三郎、浅丘ルリ子、中村竹弥、仲谷昇、東野英治郎、淡島千景
*民放はじめての1000万円ドラマとさわがれたデラックス時代劇。演出の大山勝美と脚本の松山善三が意見対立し、松山善三は番組途中で降板するアクシデントもあった。


○1967年(S42)
●徳川の夫人たち (テレビ朝日 1/8~)
出演:佐久間良子、江原真二郎、杉村春子、岩崎加根子、津坂匡章
*三代将軍家光をめぐる江戸城大奥の女たちの絢爛豪華な愛の闘争と、妾の数奇な生涯を描く。


●仮面の忍者赤影 (フジ 4/5~)  
出演:坂口祐三郎、金子吉延、里見浩太郎、牧冬吉、天津敏
*元亀2年、信長の命により天下鎮圧に奔走する赤影、青影、白影の活躍を描く


●風 (TBS)
出演:栗塚旭、土田早苗、池部良、志村喬、内田良平、田村正和
*67年から約1年にわたりTBS系で放映され高視聴率をマークした栗塚旭主演による奇想天外な時代活劇。天保年間の江戸を舞台に、町や地方にうごめく悪に謎の快男児・風の新十郎と仲間たちが立ち向かっていく。


●文五捕物絵図 (NHK 4/7~)
出演:杉良太郎、露口茂、東野英治郎、榎本健一、東京ぼん太、松川勉
*父親の跡目をついで岡っ引きとなった男と5人の手下が協力して、難事件を次々に解決する。杉良太郎が一躍スターになった作品。当初、文五の役には竹脇無我が予定されていたが、栗塚旭に変更。しかし、スケジュールが合わず再度変更の結果、杉良太郎が抜擢された。


○1968年(S43)
●伝七捕物帳 (テレビ朝日 3/9~)
出演:中村梅之助、音無美紀子、曽我廼家明蝶、財津一郎、和田幾子、高城丈二
*中村梅之助が、紫房の十手を許された名岡っ引を演じた人気時代劇。得意技・万力鎖など見事な十手さばきが見所。事件解決後、手の指二本で行う手締めや、伝七親分の「めでてえな」の掛け声が話題となった。


○1969年(S44)
●彦左と一心太助 (1969、TBS、全52話)
監督:山崎大助、主演:山田太郎


●水戸黄門 (TBS 8/4~)
出演:東野英治郎、杉良太郎、横内正、中谷一郎、岩井友見、弓恵子、露口茂、山形勲、永田靖
*1969年に放映がスタートし、2003年12月で放送1,000回を迎える国民的番組。
水戸黄門が家老と老中による水戸藩乗っ取りを阻止するために江戸へ向かい、その後、讃岐藩の内紛解決をし、旅を終えるまでを描く。
「人生楽ありゃ、苦もあるさ~」の主題歌もおなじみ。


●鬼平犯科帳 (テレビ朝日 10/7~)
出演:松本幸四郎(後の松本白鸚)、淡島千景、平田昭彦、竜崎勝、市川中車、牟田悌三、林与一、林美智子、古今亭志ん朝
*江戸時代後期に実在した組織・火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵が活躍。
原作者・池波正太郎は本作の主演・松本幸四郎をイメージして執筆した。通常の捕物時代劇にはない細やかな人間の機微が描き込まれた味わい深い佳編。開始当初はモノクロで、第27回よりカラー化された。

●鬼平犯科帳 (1989~1998年 8シリーズ フジテレビ系列)
出演:中村吉右衛門 (2代目)
*2代目中村吉右衛門は幸四郎の次男


●鞍馬天狗 (NHK 10/17~)
出演:高橋英樹、露口茂、板東八十助、淡島千景、早川保、河村稔、瑳川哲朗
*幕末のヒーロー・鞍馬天狗が、ふとしたことで大泥棒と知り合い、事件が起きる。


●無用ノ介 (日本テレビ 3/1~)
出演:伊吹吾郎、伊丹十三、名古屋章、南原宏治、山形勲
*高額の賞金のかかった“首”を求めて旅をする隻眼の浪人、無用ノ介。原作は『ゴルゴ13』のさいとう・たかをの人気劇画。時代劇の賞金稼ぎというキャラクターは、みんなすごく個性的なのだが、この“無用ノ介”もそれに輪をかけて強烈。
主題歌:歌謡界の女王美空ひばり


○1970年(S45)
●大江戸捜査網 (東京12チャンネル 1970年~1984年)
第1作(1970年10月~1971年9月)
第2作(1972年4月~1973年3月)
出演:杉良太郎、瑳川哲朗、梶芽衣子、岡田可愛、中村竹弥
第3作(1973年9月~1974年3月)
出演:杉良太郎、瑳川哲朗、古城都、江崎英子、中村竹弥
第4作(1974年3月~1979年9月)
出演:里見浩太朗、瑳川哲朗、安田道代、山口いづみ、中村竹弥
第5作(1979年9月~1984年3月)
出演:松方弘樹、瑳川哲朗、土田早苗、高瀬春奈、中村竹弥

・初期は「大江戸アンタッチャブル」というサブタイトルが冠せられていた。
・悪者を退治に向かうシーンでのナレーション「死して屍拾う者なし」。
・主演:初代は杉良太郎→里見浩太朗→松方弘樹→並木史朗→橋爪淳


●遠山の金さん捕物帳 (テレビ朝日 7/12~)
出演:中村梅之助、木暮実千代、里見浩太朗、小林昭二、水原麻記
「♪気前が良くてニ枚目で~、ちょいとやくざな遠山桜~」中村梅之助扮するやくざ奉行遠山金四郎が、ある時には一介の遊び人に、またある時には事件に巻き込まれた渦中の人に、そしてクライマックスには奉行となって白州を前に裁く人となり、一人三変化が見事に展開されていく捕物帳。
取調べにしらを切りとおす悪党どもにタンカを切って、肩衣を脱いで桜吹雪の入れ墨見参、「これにて一件落着」


●大岡越前 (TBS系 1970年~1999年 全15部)
出演:
大岡忠相:加藤剛
榊原伊織:竹脇無我
雪絵:宇津宮雅代→酒井和歌子→平淑恵
猿(ましら)の三次:松山英太郎
すっとびの辰三:高橋元太郎
徳川吉宗:山口崇
*加藤剛扮する江戸南町奉行大岡忠相を題材。


○1971年(S46)
●一心太助 (1971、フジテレビ、全25話)
監督:下村克二、主演:杉良太郎


●大忠臣蔵 (テレビ朝日 1/5~)
出演:三船敏郎、尾上菊之助、佐久間良子、市川中車、司葉子、田村正和、フランキー堺
*1年連続、民放初の大河ドラマで、制作費が当時の金額で10億円だったという超大作。大石内蔵助が剣の達人であったという新解釈で剛剣を振るう。脇の人物のエピソードも丹念に追った点も評価されている。


●天下御免 (NHK 10/8~)
出演:山口崇、林隆三、津坂匡章、中野良子、坂本九、仲谷昇、山田隆夫、内田良平
*平賀源内が主人公の時代劇だが、美濃部都知事の名が台詞で登場するなど考証はないに等しい。その奔放な設定が話題を読んで大ヒットした。


○1972年(S47)
●木枯し紋次郎 (フジ 1/1~)
出演:中村敦夫、小川真弓、上田俊、小池朝男、山本一郎
*虚無と孤独を友とする渡世人、木枯らし紋次郎が「あっしにはかかわりのねえことでござんす」のセリフにもかかわらず、個人的な怒りから虐げられた人につい手をさしのべ悪へ挑んでいく。
市川崑劇場と銘打たれる通り、巨匠が中心になって制作された。東映時代劇的な様式美はなく、着物は薄汚れた合羽、地毛をいかしたかみはぼざぼさのまげ、立ち回りも型をつけず殴り合いのように転げ回る泥臭さ。
主演は、人気の出始めていた中村敦夫(田宮二郎が原作にほれこんで自薦してきたが、ギャラが高かった為、交代)
・ドラマの主題歌「だれかが風の中で」唄:上條恒彦


●必殺仕掛人 (テレビ朝日 9/2~)
出演:緒形拳、林与一、津坂匡章、太田博之、野川由美子、中村玉緒、山村聡
*記念すべき必殺シリーズ第1弾
市井の依頼人のうらみをうけ、元締めから「仕事」として殺しを請け負う。
原作は池波正太郎の「仕掛人 藤枝梅安」シリーズです。必殺シリーズ唯一の原作を持つ作品だが実際に映像化された作品は原作とはかなり雰囲気が違う。これは制作者が殺し屋が主人公というドラマが世に受け入れられるかどうか不安だった為、原作では生真面目で陰のある性格だった藤枝梅安を明るく享楽的な性格に変更、また温厚で誠実そうなイメージのある山村聡を殺し屋の元締にあえて配役したため。ストーリーも大半が原作に無いオリジナル。


●赤ひげ (NHK 10/31~)
出演:小林桂樹、あおい輝彦、仁科明子、黒沢年男、浜木綿子、小鹿敦、有馬昌彦
*人情味があり、医療費がはらえない人にも診療を行った小石川診療所の名医と周囲の人々との温かい交流を描く。小林桂樹の重厚な演技が注目された。当初、あおい輝彦が演じた役は藤岡弘が予定されていたが、『仮面ライダー』収録のため断念。


○1973年(S48)
●江戸を斬る(TBS系 月曜『ナショナル劇場』で放送された時代劇)
・第1部のみ、徳川家光の異母弟‥梓右近を主役とした作品
・第2部以降は、北町奉行‥遠山金四郎を主役とした作品
・第2部:1975年~第6部:1981年
遠山金四郎:西郷輝彦
おゆき(雪姫):松坂慶子
次郎吉(鼠小僧):松山英太郎
・第7部(1987年)と第8部(1994年)は、遠山金四郎に里見浩太朗


●出雲の阿国 (テレビ朝日 1/1~)
出演:佐久間良子、緒形拳、久富惟晴、松本克平、進藤英太郎、林与一
*出雲の孤児・阿国が、天賦の才と努力、燃えるような情熱で阿国歌舞伎をつくりあげる生涯を描く。


●子連れ狼 (日本テレビ系列 4/1~)
出演:萬屋錦之介、西川和孝、高橋幸治、岡田英次、西村晃、中村賀津雄、太地喜和子
*柳生一族の陰謀により、幼子の大五郎をのぞく一族すべてが惨殺された元公儀介錯人・拝一刀。拝家の再興と柳生への復讐を誓った一刀は大五郎とともに「冥府魔道」に身を投じ、諸国をさすらう刺客となる。柳生は追っ手を放ち父子を執拗に狙うが、一刀は銅太貫で次々と追っ手を打ち倒し、裏柳生の総帥・烈堂を追いつめていく。

・高橋英樹版:テレビ朝日系列
1989年10月5日に放映された時代劇特番。

・北大路欣也版:テレビ朝日系列
2002年から2004年にかけて、三部に分けて放映されたテレビ時代劇。


●必殺仕置人 (TBS 4月~)
出演:山崎努、藤田まこと、野川由美子、沖雅也
*必殺シリーズ第2作。おなじみ中村主水が登場。同心の中村主水(藤田まこと)は奉行所では上司にバカにされ、家に帰ると「婿殿」といわれ妻(白木万里)と姑(菅井きん)にいびられている。しかし、闇の仕事の世界に入ると非常な仕事人と化す。
前作「必殺仕掛人」の原作、「仕掛人・藤枝梅安」を読んだ山内久プロデューサが「殺し屋がねらった的を待つ間、腹が減ってごはんを炊いて食べる描写の日常感覚がすごい」と感心して、闇の世界と日常感覚をあわせもったキャラクターとして中村主水を作り出した。現実の情けなさと闇でのハードさの落差が共感をよんだ。ちなみに主水はジェームス・ボンドからとり、中村は一般的な名字にしたという。
最初の仕置人では、念仏の鉄(山崎努)の「必殺骨はずし」ではレントゲン映像までみせる工夫で、以降の凝った殺し技の先駆となった。


●天下堂々 (NHK 10/5~)
出演:村野武範、高松英郎、長山藍子、仲谷昇、下条アトム、石橋正次、篠田三郎、桃井かおり
*江戸天保時代、おんぼろ長屋の住民たちが繰り広げる物語を、パロディや流行語を交えて展開。


●助け人走る (テレビ朝日 10/20~)
出演:田村高廣、中谷一郎、宮内洋、山村聡、津坂匡章、野川由美子
*前作「仕置人」が殺人事件と関連づけられた報道がなされたことからタイトル、作風ともにソフト路線がとられた作品。主人公たちの肩書きは「助け人」であり、「殺し」は目的ではなく手段として位置づけられる。しかし全体的な脚本のレベルは高く、決して腰砕けな凡作などではない。
殺し屋のメンバーは中山文十郎(田村高広)、辻平内(中谷一郎)、途中加入の島帰りの龍(宮内洋)の3人。元締の清兵衛(山村聡)も時に自ら殺しを実行する。


○1974年(S49)
●座頭市物語 主演:勝新太郎(フジ 10/3~)
*原作:子母沢寛
盲目のやくざである座頭市が諸国を旅して悪人を切るアクション時代劇。1962年より何度も映画・テレビ番組・舞台が作られた。勝新太郎の代表作として知られる。


○1975年(S50)
●江戸の旋風 (1975年~1980年 フジテレビ系列)
出演:加山雄三、千秋実、田中邦衛、地井武男、近藤洋介、秋野太作


●遠山の金さん (テレビ朝日系列)
杉良太郎版第1シリーズ
1975年10月~1977年9月 毎週木曜
・杉良太郎版第2シリーズ
1979年2月~1979年10月 毎週木曜

高橋英樹版
1982年4月~1985年9月 毎週木曜
1985年10月-1986年9月 毎週火曜


○1976年(S51)
●江戸特捜指令 (毎日放送・TBS系列 1976年10月~1977年3月)
出演:中村敦夫、原田大二郎、山城新伍、竜雷太、五十嵐淳子、秋野暢子


●桃太郎侍 (日本テレビ 10/3~)
出演:高橋英樹、青木義朗、野川由美子、西川峰子、植木等、河原崎長一郎、佐野厚子、山城新伍、尾藤イサオ
*「ひとーつ、人の世の生き血をすすり、ふたーつ、不埒な悪行三昧、みーっつ、醜い浮き世の鬼を、退治してくれよう、桃太郎!」時は江戸時代、主人公は長屋住まいの気のいい浪人。実は、彼の素性は松平備前守の双子の弟である。しかし彼はあえて市井にその身を投じ、桃太郎を名乗り人間世界の鬼を退治していく。

・テレビ朝日系列で2006年7月よりテレビ朝日で放送。
「新・桃太郎侍」 主演:高嶋政宏


○1978年(S53)
●江戸の鷹 御用部屋犯科帖 (テレビ朝日系列 1978年1月~9月 全38話)
出演:三船敏郎、田中健、田中邦衛


●浮浪雲 (テレビ朝日 4月~)
出演:渡哲也、桃井かおり、柴俊夫、伊藤洋一、岡田可愛、山本麟一、志賀勝、佐藤蛾次郎、苅谷俊介
*品川宿の問屋「夢屋」のかしら・雲は、人柄のいい女房・かめと、11歳の息子・新之助、そして8歳の娘・お花との4人家族であるが、遊んでばかりいて家に寄り付かない。空にただよう雲のごとく、無類の女好きでありながら、なぜか雲を主とするこの一家は円満にのどかに暮らしている。


●暴れん坊将軍 (テレビ朝日系列 1978年~2003年)
主演:シリーズを通して松平健
・シリーズ12作 放映回数は計831回
・八代将軍徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助として市井へ出て、世にはびこる悪を斬る勧善懲悪ものである。


○1979年(S54)
●江戸の牙 (テレビ朝日系列 1979年10月~1980年3月 全26話)
出演:天知茂、若林豪


●江戸の激斗 (1979年5月~1979年12月 フジテレビ系列)
出演:小林桂樹、夏木陽介、柴俊夫


●長七郎天下御免 (テレビ朝日 10/25~)
出演:里見浩太朗、丹波哲郎、丘みつ子、岡崎友紀、岸部シロー、大和田獏
*三代将軍の座を家光と争った駿河大納言忠長の遺児・松平長七郎。大名の座を蹴って、「天下御免、生涯勝手」のお墨付きと葵の使用許可を得た長七郎が、法で裁けぬ悪を斬る。


●女たちの忠臣蔵・いのち燃ゆる時 (TBS 12/9)
出演:池内淳子、宇津井健、和泉雅子、大空眞弓、山田五十鈴、浜木綿子、杉村春子、中村勘九郎、小野寺昭
*今まであまり描かれることのなかった忠臣蔵の女たちを主役に、討ち入りの直前10日間にドラマを凝縮させて、死を遂げる夫や恋人たちとの愛と別れを描く。
東芝日曜劇場1200回記念番組。視聴率42.6%を記録。


○1980年(S55)
●御宿かわせみ (NHK 10/8~)
出演:真野響子、小野寺昭、山口崇、安奈淳、花沢徳衛、水原ゆう紀、大村崑、織本順吉、結城美栄子
*江戸、大川端にある小さな旅籠「かわせみ」を営む元八丁堀同心の娘・るいと、その恋人神林東吾をめぐる人間模様を季節感豊かに描き出す。


○1981年(S56)
●関ヶ原 (TBS 1/2~)
出演:森繁久彌、加藤剛、三国連太郎、三船敏郎、杉村春子、三田佳子、松坂慶子、国廣富之
*関ヶ原の合戦を空前のスケールで描く人間ドラマ。秀吉の没後、豊臣家の安泰を願う石田三成と、智謀・策略で天下統一をねらう徳川家康が激突。関ヶ原の合戦を舞台に、重厚な人間模様を描く、TBSのスペクタクル時代劇。TBS創立30周年記念番組。制作費5億5千万円、豪華なセットが注目された。のべ4日間・7時間にわたる大型ドラマ。


○1982年(S57)
●暁に斬る! (関西テレビ制作、フジテレビ系列 1982年10~1983年3月 全26話)
出演:北大路欣也、名取裕子、清水善三


参考にしたHP
http://www.ir-p.com/retrofun/index.html
ウィキペディア(Wikipedia)ほか

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