ここ「海ほたる」は、本当に東京湾のまん真ん中。愛を叫ぶのもいいかも
しれませんが、失われた愛を静かに偲ぶのもいいかもしれません…w
いや…よくもないか…。
画像をクリックして大きくすると、羽田空港に着陸する飛行機がよく見えるでせう。
そう、もう数珠つなぎに飛行機が離発着するので、東京湾の真ん中は、常に
飛行機の騒音が鳴り響いているのです。
こちらは浦安~千葉方面。工場が並んでいるのが見えますねェ。
こちらは都心方面。やはりでっかいビルが立ち並んでいます。
東京タワーなどはわからなかった。
羽田、川崎方面。カモメがた~くさん休んでおりました。
こんなにたくさん、食料は豊富なのか?
そして、今回の目的地でもあります木更津を中心とした内房の工業地帯。
望遠で撮影すると、シルエットがちょっと印象的ですよね~。
これからこちらへ向かいます~。
さて今回の旅は、千葉県・内房を巡ります。
川崎からバスに乗ってアクアラインを通過、東京湾を横切って木更津に寄り、
黄色い矢印の富津岬の突端に行き、温泉に泊って♪、それから赤い矢印の
保田を訪れ、鋸山に登って日本寺に行きます。
これらの地は、むかしの懐かしい思い出を辿る旅なのです。そのいきさつは
おいおいご説明致しましょう。。。
川崎駅前から木更津行きのバスに乗り(ネットで検索すると時刻やら乗り場など
全部出てくるので便利になったなぁ)、京浜工業地帯の工場が密集したところを
通過し、トンネルに入るとバスは一直線で東京湾の真ん中にあるサービス・エリア、
「海ほたる」へ到着です。
画像の海の真ん中に見える白いのが、海の底を走る高速道路のトンネルの
入り口です。直線を一気に進むので、数分?
この浮島で海上に出ると、あとは橋で反対側の千葉県・内房に渡ります。
もうずいぶん昔、美しい女性の車に乗ってここに遊びに来ましたぁ。俺が運転
したんです。東京湾の真ん中なんて、デエトの場所にぴったりでしょう?(^益^)b
その彼女もケコーンし、かわいい赤ちゃんが産まれた、というところまでは知って
いたりするのですが…(´;д;`)ノ
なんか記憶の底に残っていたこの場所。ここに立ったんだなぁ。ふたり並んで
歩いている姿を見てみたい。若い自分と話してみたいと思うかしら?いや隠れて
見ていて涙が流れてくるかしらん?
昼時なのでレストランへ。彼女と窓際の席に座ったのを思い出します。ここは
東京と千葉県のちょうどあいだに位置しますので、あちら側の人とこちら側の人が
行きかいます。都会の真ん中と、かなりの田舎が合体しているので、恰好ですぐ
どちらの人間かわかります。農作業で日焼けし、深い皺が刻まれた人たちが
印象に残っています。
彼女と食事をしていたら、田舎のおばちゃんがガラスに顔をくっつけんばかりにして
食べている皿をじっと見つめたのにびっくりし、彼女が笑ったのを思い出しました。
この日は平日の昼間だったので、ご覧の通り老人たちのグループが多かった。
さらっと冷やしうどんを食べました。夜には旨い魚でもばっちり食べる予定だし^^
健康診断で血を取られて寿命が縮まった帰り道、デパートに寄るとイタリア・フェア。
そうそう、去年も同じ時期に寿命を縮められてここに立ち寄り、アマローネを3本
買ったのだった。こってりしたイタリア・ワインの最高峰、アマロ~ネを飲んで
抜かれた生き血を取り戻したのであ~る。
ここのイタリア・フェアはワインの品揃えがすごい。20~30のブースにそれぞれ
20種類くらい並べているから、何百種類?その多くが試飲可能!何人か
イタリアから造り手御本人も呼んでいるのです。
というわけで週末などは大混雑なのであるが、この日は平日。なので試飲し放題^^
試飲なので小さなカップに少しの味見なのであるが、それも何十種類となれば
かなりのもの。ケッコー酔っぱらったりする(^益^;
ブースに寄った客は試飲を勧められ、売り手や造り手の説明を聞いている。
ブースは沢山あるので、空いているところを選んで飲めば次々に楽しめる♪
売り手はお手頃価格のものを飲みませんか、とカップを指し出す。
あ、いや、あちらの棚のバローロ、アマローネを試したいんですが^^;
高い酒もけっこう飲ませてくれるんですぅ(^益^)b
というわけで、どこのブースでも高級品だけに試飲を集中!だって飲める量は
限られているし、高いのを3本買うつもりだったし~♪ しかし、いちおうすべての
ブースのバローロやアマローネ、ブルネッロを飲んでみたかったわけですが、ちと
ずうずうしいやつですよね。勧められるやつじゃなくて、高いやつを選んで飲ませて
もらい、「どうも、それでは…」と次に行くわけですし…w
「こいつ…」と思われていないか、と心のなかで少~し引け目を感じながら、
次々に飲みましたぁ~^^
そして~、渾身の3本を選び購入!ずうずうしくも「あれを♪」と試飲させて頂き
離れていった方々、ちゃんと買ったんですよー。ホレホレ、写真を見て~^^;
んで、友人を呼んで一気に3本オープン!みんなで飲めば、いろいろ一度に
試せて幸せ(^益^)b
今回の中国砂漠の旅では、幻の「楼蘭」をはじめ、ワインの発掘に専念でした。
というわけで、中華料理には当然!という紹興酒や老酒はあまり飲まなかったw
新疆ウイグル地区の店にはワインがたくさんありましたが、残念ながら中国の
国内便では液体を持ち込めない!持って帰れないんですぅ~~(´;д;`)ノ
帰国の際、北京の空港では中国産ワインは全然置いてない。なのでしかたなく
紹興酒を買ってきたわけです。まあこれも日本ではなかなか手に入らないので
嬉しいのですが。。。
行く度に買ってくる。瓶が凝っているので、なんとなく捨てがたくとっておいたら
こんになってしまっていた。。。 そろそろ棄てるか^^; なのでこうやって撮影して
みなさんにお見せし、さよーならー^^
ところで中国酒を撮影したときに、たくさんケーキを買ってきたので一緒に撮影^^
人気のヴィタメールで、景気よくウィンドウの「ここからここまで、全部一個ずつ
下さい(^益^)b」とやりました。・・・なんて贅沢♪
クリスマスの限定商品などもありました~。見ればわかるよね^^;
ウイグル地方、敦煌と2週間をかけて回ってきた今回の旅も、この嘉峪関で
終了です。暑かった、寒かった、連日早朝5時起きは大変だった。やたらに
混んでいた。中国人は押したり割り込んだり、ゴミを捨てたりしていた。でも
すごく親切で、いろんなところでやさしくしてもらえたりしました。
いままで香港、桂林、北京、上海といった東や南の大きな都市を旅しましたが、
今回はずっと西のはずれ、モンゴルやロシア、カザフスタンなどと隣接した
他民族が沢山いる別の中国を見てきました。まったく違う顔を見た気がします。
ところで、中国の建物はこんなふうに屋根のはじっこが凛と上を向いています。
日本の寺院などは控え目に斜め下を向いていますよね。中国文明の中心は
威風堂々としており、その大きな文明圏の一番はずれにある島国では、
自然との調和や落ち着きといったものが重視されるようになったのでしょうか。
チェングォと最後の食事です。ホテルでちょっとゴージャスに(^益^)b
空港でチェングォとお別れです。彼は西安に行って旧友と会い、私は北京に
行って一泊し、翌日のフライトで日本に帰国します。またしばらくのお別れですね。
飛行機に乗るときは、お土産にするつもりの「砂漠の砂」が入ったペットボトルが
怪しまれて、その都度ストップ。砂を持って帰るやつは滅多にいないでせう^^;
チェングォが予約してくれた北京のホテルは、これまた最高級のホテ~ル。
入口で「うわー!」。フロントで「うわーー!!」。部屋に入って「うわわわわ!!!」
ひとりで泊るのはもったいなさすぎる。誰にも自慢できないし、誰ともその豪華さを
共有できないのが悲しひw
というわけで、今回の旅も終わりました。みなさんにご紹介できるチェングォとの
次回の旅は、どこになることでしょうか^^;
嘉峪関
↓ こちらのページで是非ご覧下さい。そのほうがきれいに見られます~。
http://www.youtube.com/watch?v=3Zmwtv4UygA