さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

鋸山へ

2012年12月25日 | 関東甲信越



こちらが今回の宿泊先、駅から歩いて15分程ですが、一応温泉です。
真ん中の木のこんもりしたところが、温泉が噴き出しているところです。
100年ほど前に出たとか。

道路から少し奥まったところにあるのですが、明かりもほとんどなく、昨夜は
真っ暗なところを探りながら入ってきました。それだけ寂れてる、と^^;



玄関の脇、あの丸いところが風呂です。その隣のついたてがある所が一応
露天風呂。4畳半くらいの湯船で、二人入ると窮屈な感じですが、昨夜と朝は
誰もいませんでした。



さて今日の遠足は鋸山。青堀から内房線を下り、浜金谷という駅に降ります。
ここから少し歩くと、鋸山に登るロープウェーがあるのです。

駅に電車が到着して、けっこう何人も降りました。こんな田舎で、あれっ?と思い
ましたが、その日は土曜日だったのです。いつも平日に旅するヲトコですが、
今回は週末だったんだなぁ^^;

いつも思うのですが、定年を過ぎた人たち、どうしてわざわざ混んでいる週末に
ハイキングなどするのだろう?けっこう平日は仕事があるのかな?もしくは
長年の習慣で、「お遊びは混んでいる週末や連休にするものだ」というのが
鉄則になっているのか?(^益^;




さてロープウェーを登ると、浜金谷の港が見えます。反対側に見えるのが三浦半島
の南端。浜金谷と久里浜は東京湾フェリーでつながっており、1時間もかからずに
反対側に渡れるのです。

子供の頃、「あちら側」は未知の世界でした。しかし大人になって、三浦半島は
何度もデエトで行きましたので、いまは地図と風景が頭に入っており、ついでに
いろんな思い出までつながってくるものだから、いま見ると不思議な気分です。



こちらは内房の南方面。浜金谷の次の駅になる、「保田」の町が見えています。



内房の内陸部。房総半島は、けっこう鬱蒼とした山が多いのです。和歌山とまでは
いきませんが、わりと神秘的な雰囲気を持っているのです。

鋸山のてっぺんまで登ったら、隣接する日本寺を訪れます。


内房の日は暮れて

2012年12月23日 | 関東甲信越



富津岬突端にある展望台に西日が当たっています。人はほとんどいません。



このように白い貝殻がたくさん落ちています。きれいなのを拾ってお土産に^^
お渡しした人~、ここのですよォ~(^益^)ノ
「砂浜」というよりは、「貝浜」ですよねーw



さてまもなく日が沈みます。私の影の足も長~くなりました( ゜Д゜)y-~~

*私は比較的足が短いw 私が生きている時代は、足が長いほうが良いとされている。
つまり面白くないわけだ。でもだいぶ前のことですが、小さくてお人形さんのように
かわいらしいお嬢さんが、「さきち・さんてステキ♪ 背も丁度いいし^^」とおっしゃった
ことがありました!その言葉で、「いいんだ… これで…(´;д;`)ノ」という生きる
支えを頂いているのであります (^益^;




また長い長い道のりを歩かねば。もう日没だ。一気に暗くなったら困るなぁ。
帰りは行きに歩いてきた道路ではなく、この海岸に沿って砂浜を歩きました。
道路と離れているので、すぐには行けそうにない。ここには街灯もないので、
どれくらい暗くなるのだろう、と気にな~るw

こんなところで行き暮れて、すっかり暗くなってしまったところに一軒のあばら家が。
ぽつんと灯る明かりに引き寄せられて、「すみません…」とドアを叩いてみると、
なかから雪のように真っ白な美しい女性が…。いや、包丁を持ったババアか?



ずんずか歩いて行き暮れることもなく、戻ってまいりましたw
どこかの建物の裏手を通り抜け、バス停までたどり着きました^^;

暗くなってきて寂しい。バスを待っていると、向こうのほうに同じくバスを待つ
女性がやってきました。私がひとりベンチに座っている姿を見て、遠く離れて
立っておりました。まわりには全然人影がないので、ちょっとコワイのかな?
ガラ悪いわけでもないんだけどォ~~w



さて、街はずれにあるので温泉らしくありませんけれど、温泉宿です。
古くて寂れていて、昭和っぽくてイイ(^益^)b

ネットで検索して予約したのですが、1名と選択すると宿泊費が半額にw
う~ん、良心的経営♪

窓からは新日鉄の工場群が見えました。夜通し働いているようで、建物が
ライトアップされていましたよ。

さて、この部屋に昔なつかしい感じのブラウン管テレビがあるでしょう?
アダルト・ビデオ放映がありました。「100円で10分」なんてこともなく無料!
う~ん、良心的経営♪

当然早速つける。ニュースなど見ているバヤイでわない。

 10代らしきお嬢さんが3人ほど、体操服姿で男子トイレを掃除している。。。
手にタワシを持ち、小便器をゴシゴシゴシ…。(そんなことするか???)
 なんか先生らしき人が入って来て、しどろもどろしながら用を足す。お嬢さんたち、
気になりながらのぞいたりする。そしてまたゴシゴシゴシ…。胸元やお股のほうを
カメラはアップにしたりする。
 なんか脱いだり期待することが始まったりするんじゃないか、と思ってつけとく
わけだが、それは30分以上続いた… il||li _| ̄|〇 il||li ゴシゴシゴシ・・・



ううう、あのビデオ、どういった存在意義があるのだろうか。まったくドキドキ
コーフンせんわ!
というわけで、外に飲みに出る。「居酒屋スナック」などといった妙な看板にも
少し惹かれたが、小奇麗な和食の店があったのでそこに入る。

シャキシャキしたおばさんが料理を運んでくれる、悪くない雰囲気の店であった。

酒のつまみには「まぐろのすり身キムチ和え」を注文。「ねぎトロ」ならぬ「キムチ」!
どんなもんかと思ったら、これが意外とまろやかで旨い。酒に合う^^



んで東京湾で捕れた魚の天丼を食べました。これも旨かったどー(^益^)b


富津岬の突端へ

2012年12月21日 | 関東甲信越



富津公園をはじからはじへ、とにかく歩き続けた。
歩いているやつはいない。道のりは長く、直線は延々と続く。。。

足が痛いのはちとタイミングが悪かったけれど、「なんで俺こんなところを
ひとりで歩いているんだ?」と思いながら、いろんなことを考えて歩くのも悪くない。
こんなところはやっぱりひとり旅だねェ^^



いよいよ突端です。なんだこれは?
面白い展望台ですねェ。とりあえず上に登るわけだ。
風も強く吹いているし、少し揺れるのでちとコワイ^^;



上に登ってみると、さすがに景色はイイ(^益^)b
あちらに見えているのは東京湾対岸の三浦半島。



後ろを振り返ると、富津岬の歩いてきたところ。車がチラホラ。こんなところに
歩いてくるやつは滅多にいない。来る奴はだいたいカプール星人。
そうそう。人が少ないところだからカプール星人たちが集まってくるんだよなあ^^;



さて南のほうは、明日訪れる予定の内房方面。



だんだん日が傾いてきました。風も強くなってきたよう。
うら寂しくなってきたぜ^^

これぞひとり旅の醍醐味ってかっ。。。


青堀から富津岬へ

2012年12月18日 | 関東甲信越



木更津から内房線に乗り、青堀という駅までやってきました。むかし子供の頃
何度かこの路線に乗った経験がありますが、1時間に1~2本のローカル。
しかも単線だとは意識していなかったw 近いようで遠い場所なんですねェ。



ネッ、単線。なので駅に止まると反対側からの列車を待っていたりするのです。



向こうには内房沿岸の工業地帯が見えています。新日鉄らしいです。
駅前のロータリーは何にもなくて寂しい。

バス停があったので、時刻を見てみる。宿泊先は、ここからバスで数分、歩いても
そんなにかからない温泉なのです~^^



ホレ、見て下さい。こんな地図を見たら、岬の先っちょに行かなきゃな!と思い
ませんか?青堀駅前についてみると、その岬がある富津公園行きのバスが
あと10分程度で来るではないですか。日の落ちるのが早くなっている季節ですが、
あまりにもタイミングがいいので早速GO!

バスは街を抜けて15分程度で富津公園につきました。バスの運ちゃんに帰りの
時刻を聞きますと、3時間弱来な~い^^; まあのんびりするのもいいか、と岬に
向かって歩き出す。

地図では、バスの止まったところは緑になっている公園の入口。これから歩いて
どのくらい突端まで時間がかかるのかもわからない。歩き出すと先の見えない
長い長い直線。見えている範囲の一番向こうまでいっても、まだ先がわからない^^;

たまたま足を痛めていたので、これはちとつらい(´;д;`)ノ

人影もない、無人の長い道のりをひとりとぼとぼと私は歩くのであった…。


千葉・木更津に渡る

2012年12月16日 | 関東甲信越



東京湾を渡るアクア・ラインは、海の真ん中にある「海ほたる」まではトンネル。
そこからは橋の上を進みます。木更津にはホテル三日月の「竜宮城」が見えて
います。いろんなお風呂があるところ。いつか行って見たいねェ(^益^)ダレト?



橋は当然直線で信号もなし。なので時速100kmぐらいでバスは突っ走ります。
というわけで、ものの数分であちら側。こんな田んぼや畑が広がる田舎の風景。
遠くには沿岸の工場地帯が見えています。

品川や川崎といった都心の真ん中から羽田空港をすり抜け、アクア・ラインを
突っ走ったらいきなりこの風景!まるで「どこでもドア」をくぐったような気分だw

私は都心に住まいがあり、郊外というか、田舎に近い所まで長い通勤をしています。
最初は新宿や池袋といったものすごい雑踏を通過します。それから郊外へ続く
私鉄に乗り換え、20~30分ほどはびっしりと家が並んだ風景を眺めます。

それからぽつりぽつりと空き地や畑が見え始めます。40分ほどで山が見えてきます。
川を渡るともう景色は田舎っぽくなり、自衛隊の基地があったりして、すっかり
気分が変わるのです。

そうやって順次移動しながら雰囲気が変わるのは慣れている。しかしね、この
アクア・ラインは、トンネルと橋を過ぎると、いきなり田舎!なんです。川端康成
ちっくな感傷に浸りたかったら、ここはおススメです(^益^)b



こんなところをのんびり通学するのもいいねえ。俺も女の子と毎日一緒に歩いて
みたいなーw



それからバスは、千葉の田舎の街道を走ります。こんなふうに廃棄物の山が
あったりします。街道沿いには車用品店や、チェーン店のレストランが並んで
いました。



そしてバスは木更津駅前に到着。田舎の駅前には、都会では絶滅しつつある
このような昔なつかしい雰囲気の喫茶店があったりしますよねえ^^ 
「チョコレートパフェ500円」などと看板が出ていたので、早速注文する。
安くてでっかいでしょー!うれぴぃ…(^^)

店は結構混んでいました。その多くが老人。新聞を読んだりのんびりしたり。
こういうつどいの場所っていいですよねェ。髪をひとつ後ろにしばったおねいさんが
てきぱきと大変忙しそうに働いていました。地味なジーンズとエプロン姿も素敵^^

介護施設の食堂で働いている、おじーさんたちのマドンナ、という感じでした^^




パフェといえば、先日都心のデパートで偶然発見したフルーツ屋さんの極上のパフェを
ご覧にいれましょう^^ 手前のは私が食べたマンゴーのパフェ。 巨大!!!
柔らかく香り豊かな甘いマンゴーが、薔薇の花のように飾られています。

木更津のチョコレート・パフェも大満足でしたが、こちらはもう言葉を失うほどの感動!