さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

旧余市福原漁場

2014年10月05日 | 北海道シリーズ



この日は小樽を離れて余市へ遠足の日。電車に乗って30分程だったでしょうか。



余市の駅前は予想通り、人通りがあまりありません。訪れようと思っていたのは、
旧福原漁場、余市ワイナリー、ニッカウヰスキー醸造所といったところです。ニッカは
駅前すぐですが、あとのふたつは遠い。

旧福原漁場へは、海岸へ向かって歩くと1時間くらいかかりそう。余市ワイナリーは
反対側で、山のほうへ向かって、これも歩くと1時間かかっちゃう?

とりあえず漁場のほうへはバスがあるとか。どれくらいの頻度で出ているんだ…?
バス停を見つけ出して見てみると、にゃんと10分後に来るでわない~か^^
ウウム、日頃の行いが(^益^)b



バスが来れば、乗っているのは10分15分。あっさりついてしまいました。まわりには
何もない地域で、もちろん観光客もまったくいる気配はない。管理小屋に行くと、
「おっ!客が!」という雰囲気。



こちら名前の通り、福原さんという網元の漁場経営者が残した建物。すごいよ、
木造3階建てですぜ。



鰊を浜から運んだのでしょう。看板がなくてもトロッコってわかります^^;
思い出すのは芥川龍之介の「トロッコ」ですが、あれは熱海や小田原のほうが
舞台だったそうですね。



母屋の内部です。左は並んで食事をするところだったそうです。



台所。大人数のあらくれ漁師たちに出す食事の準備は、毎日大変だったこと
でしょうね。



すごくでっかいお釜やお鍋。朝食が終わったらすぐに昼食の用意だったのかな?



ここは落ち着いた客間。漁師たちの雑魚寝のエリアと違って優雅です。



散髪用の椅子が残っておりました。西洋から持ってきたもの?この辺鄙な場所に
ある漁村が、どれだけ豊かだったかということが偲ばれます。



これなんていうのかしら?風通しをよくする飾り。富士山に鳥が飛んでいる。
特別な大工に作らせたのでしょうから、きっと金がかかったんだよー。



こちらは松ですね。ほおぉぉぉ~~w



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