さあて長野の夜に出動タイム。宿から北に歩いたところに「かわら焼 いろり」という
名前からしてよさげな店に行こうと思っていた。年末とあって、前日の松本では「予約で
いっぱい」なんて断られたこともあった直後なので、ひとりでも予約の電話を入れて
みた。すると「今日はいっぱいなんですよー」ときたもんだ!がびょ~~ん!
翌日はその店、定休日だしな。。。
わざわざそっちのほうの宿をとったのに、しかたなく反対側の駅のほうに向かう。
駅前にある「千石食堂」。昭和な雰囲気らしい。ウィンドウのディスプレイがいいよね。
入ってみたら、酔っ払った常連のじっちゃんがひとりだけ。松本でもかたや満員で
断られ、もうひとつは他に誰もいなかったが、ここもそうかよ!格差激しーなー。
しかしどちらのガラガラ系もよかったよ。
ここは調理のじっちゃんと、店を切り盛りするにこやかなおばちゃんのふたりで
やってます。空いてるせいもあるか、楽しく話ができるのでいい雰囲気です。
常連のじいさんも、和気あいあいと話をしたいらしく、しばらくして俺が話し出したら
「おう、やっと話ができたな~♪」と喜んでくれました。
そのよくしゃべるじいさんも電車の時間になって帰っていきました。するといきおい
しーんとなる。そんなときでも無理に話もせず、少しまったりと気づかいしない時間が
流れるってのもいい。そう、話すときは話し、黙っているときは自然に静かになるって
のもいい店には大事なことですよね。
さてバーか? しかしこの日は第4夜。顔も腫れて肝臓も腫れてきていることだろう。
一軒で終わり?こんな日もあっていいかなー。
というわけで、いちおう入りたくなりそうな店を探しながらこの夜は終わりになった
のでした。。。
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