さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

まずは徳島で昼酒のスタート 2

2017年03月15日 | 四国・中国地方



羽田から四国・徳島へ向けて出発。それにしてもここはいつも2~3分おきに離発着
しているので、JR山手線より忙しい頻度、地下鉄銀座線なみだ。



富士山の南を通過したので、左の窓際からは見えず。御前崎のとんがった岬が見えました。



名古屋を通過すると、紀伊半島に入り、伊勢のざわざわした海岸線が見えました。



そして熊野の山並み。ここは秘境の雰囲気を残しています。



しかしあっという間に和歌山の海岸線。そして飛行機は高度を落としていきます。



徳島は「阿波踊り空港」です。飛行機の移動はいんちき。「はるかここまでやってきた」
という時間的な実感がないままに距離的な移動が済んでしまいます。わずかな時間で
気候が違うというのにもとまどいますね。そして空港はどこも同じ作りで無機質だし、
市内へ出るバスも味気ない整備された郊外を通りがち。



ま、でもとにかく徳島駅へ着きました。ここからいよいよ旅が始まるのです。四国の一番
東、南、西の岬巡りはミッション・コンプリートできるのでしょうか。



まあそういう壮大な計画はあとにして、まずは昼だ。すでに駅前の「安兵衛」は午前中から
やっているのを知っているのである。前回は夜もスタートが遅れたら1階は満席で、
カウンターに座れなかったのだ。

中に入ると、すでにちらほらとカウンターでビールを飲んでいる人もいる。ランチ目的で
やってくるサラリーマンが多いか。私が座ると、おばちゃんは「生姜焼き、チキンカツ、
それと天麩羅定食と…」とランチメニューを言い出したので、それをさえぎり「お酒が飲み
たいんですけど♪」と伝えると「ワッハッハ!」と大声で笑っておりました。



というわけで、いきなり刺し盛りと冷や酒だ。ここの刺身はひと切れが大きくて旨いのだ。
ぐびりとやると、午前中だというのにすっかり旅の解放感に浸された。「人が働いている
ときに飲むビールがうまい」という人がいましたが、「人が働いている午前中から刺身と
冷や酒はまた格別」でしょう(^益^)b



目の前の水槽にウツボが泳いでいました。それはなーと思い、焼き牡蠣に。



焼くと身が縮むものですが、これは焼いてもまだ大きくプリプリ。広島で堪能して以来の
旨い焼き牡蠣でした。



違う種類の地酒に変える。これがまた飲み口が良くて酒が進むんだ。というわけで、
「イワシ酢味噌」を追加。これもまた旨いもんだから、お銚子をもう一本♪と幸せの
スパイラル。ランチを食べているサラリーマンの横で、こちらすっかり出来上がる。



お支払いのとき、勘定書きに「純米吟醸酒」×2とか書いてあった。銘柄を覚えて
おきたかったので、おばちゃんに「すみません、コレは…」と聞きました。すると
「最初にグラスで冷や酒を飲んだ後、地酒をお銚子2本飲んだでしょ!」と説明を
始めた。どうやら「俺こんなに飲んでないよ」だのなんだの酔っぱらいが文句を言い
出したかのようにとってしまったようなので、「はい、それで銘柄をもう一度お聞き
したくて^^」と言うと、誤解が解けてにこやかになり、「おいしいでしょ^^」と
一升瓶を持ってきてくれたので、写真を撮らせてもらいました。

あとで思い出そうとしても99%の確率で忘れますからね。「芳水 純米吟醸」です。



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