このところ会津では、爽やかで過ごしやすい日々が続いています。
最低気温12度前後・最高気温26度前後と、お米の登熟にも最適な気候です。
蔵の入り口に、小さな山椒の木があります。
おそらく近くの木からこぼれた種が芽吹いたもので、5~6年生くらいになりました。
若木ですので葉も柔らかく、会津の郷土料理『鰊の山椒漬』などに
最適そうですが、ウチでは使っていません。
なぜならこの山椒の木
クロアゲハの一大産卵場となっているのです。
※この先の画像、ムシが苦手な方はクリックしないでください
数年前から、毎年6~9月頃にかけてアゲハチョウがやってきては
産卵し、次々孵化して葉をもりもり食べ、ぐんぐん育っていきます。
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※クロアゲハとカラスアゲハは別だそうです。知りませんでした。
サナギになるときが近づくと、餌木とはずっと遠くはなれた場所へいき
そこでサナギ~羽化する習性があるそうで、
いまだに観たことがないのですが、ひと夏に何羽も
やってきて産卵していくのところからすると
きっと無事にどこかで蝶になっているのだと思います。
餌木ごと折りとって虫かご等に囲うとやむをえず餌木でサナギになり、
羽化を見ることが出来るそうですが、まだ試したことはありません。
※ちなみに・・・キアゲハは、人参の葉やパセリ等に産卵します。