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節穴オンパレード
地下鉄でもらったフリーペーパーです。
METRO min. 2016SEP
このフリ―ペーパー、東京メトロの中ではmetropolitanaと並んで内容がぎっしりとあります。
お酒の話題も、定番とも言える完全なるタイアップ記事(今回はカールスバーグ)だけでなく、盛り沢山。
「Kii7三重-奈良-和歌山サミット」という地域モノの特集の中にあったのが、
こちら
「発祥の地コラム(これって連載なのだろうか?)」と題して、奈良市菩提山町にある正暦寺が出ています。
ここの境内には「日本清酒発祥之地」という石碑が立っているそうです。
そのいわれは、室町時代の「御酒之日記」という書物に正暦寺の僧が透明度の高い「菩提泉」という酒を造ったという記録があることなどによるそうで、1996年から始まった正暦寺ゆかりの「菩提酛」での清酒復活プロジェクトの成功後の2000年にこの石碑が建てられたそうです。
正暦寺のホームページにも詳しく出ていました。
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(略)
当時の正暦寺では、仕込みを3回に分けて行う「三段仕込み」や麹と掛米の両方に白米を使用する「諸白もろはく造り」、酒母の原型である「菩提酛(ぼだいもと)造り」、さらには腐敗を防ぐための火入れ作業行うなど、近代醸造法の基礎となる酒造技術が確立されていました。
(略)
このように正暦寺での酒造技術は非常に高く、天下第一と評される「南都諸白なんともろはく」に受け継がれました。そしてこの「諸白」こそが、現代において行われている清酒製法の祖とされています。このことから、現在の清酒造りの原点を正暦寺に求めることができます。
以上のような歴史的背景は、正暦寺が日本清酒発祥の地であると言われる所以であります。
■
この話、以前、三越前の奈良県のアンテナショップの2階の展示室/会議室で関連の講演を聞いたような気がするのですが、「菩提酛」という言葉しか頭に残っていませんでした。
いやぁ、右の耳から入って、左の耳に抜ける、というのはこういうことなんですね。
そして、別のページにも、こんなお酒関連の記事が。
ビール好きなら知ってて当然!?
「伝説のSORACHI ACE」とは?
「SORACHI ACE」というのは、サッポロビールが品種登録したホップ。
登録されたのが1984年ということですから30年も前のことなんですね。
「ヒノキや松、レモングラスを思わせる個性的な香りを持つ」ということで、当時はスーパードライに代表される爽快系が流行っていたこともあり陽の目を見なかったようですが、近年クラフトビールが勃興する中、ホップにも関心が寄せられ、2010年頃から米国でヒットし、このたびサッポロビールから商品化されたというもの。
ネット限定(しかも、サッポロがamazonに出している!)ということだそうですが、それにしても全然、知りませんでした。
恐らく、どこかでは情報を見たり聞いたりしているとは思うのですが、、、、これぞ節穴。
見ざる聞かざるになっちゃっています。
ネットで買うのは悔しいけど、、、どうしようかなぁ。
--------実は今回のMETRO min. 他にもお酒関連があったのですが、それはまた明日。
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