牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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神楽坂の毘沙門前に酒林(別名「杉玉」)が吊るされている「杉玉」発見。

2018-07-17 12:08:58 | 酒の道具など

【公式HPはこちら↑】




神楽坂(に限ったことではありませんが)を歩いていると、あちらこちらで「酒林」を見かけます。




「酒林(さかばやし)」は、別名「杉玉」とも言うように、スギの葉(穂先)を集めてボール状にしたもの。

本来は毎冬、蔵元さんが酒を絞り始めた時期に(新しい)青々とした杉玉を新酒のお知らせとして出し、それが時間と共に枯れて茶色がかった色合いが、酒の熟成具合を知らせるというもの。



ただ、特に街中では、居酒屋などで装飾の一つとして出す場合が多いですね。

蔵元さんでは杜氏さんたちが良い酒になるようにとの祈りも込めて自分たちで作る、というのを聞いたことがありますが、居酒屋さんの場合は備品として購入するのでしょうか。

そうそう、最近できた(たぶん)、神楽坂の毘沙門天前の居酒屋にも飾ってありました。



こちら、店名も名前もストレートに「杉玉」

あまりにもベタなので、ググってみると、あの回転ずしの「スシロー」グループの別業態らしい。

「スシロー」ですから、この「杉玉」もチェーン展開するのでしょうが、その場合、「杉玉」が沢山要ることになります。

古くなって茶色くなるのも風情がありますが、チェーンの場合、あまり古ぼけてもまずいので交換するにしてもコストがかかる。

ならば、チェーン用に「色の(あまり)変わらず、耐久性もあり、しかも安い」合成樹脂性の「なんちゃって杉玉」みたいなものが開発されるのでしょうか?
(もうあったりして)

ウチの新商品として開発してみようかなぁ。

ネーミングは、

「江戸の粋 福升の杉玉」

ですね。


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