昨日は週末の「梅酒まつり」の動員がすごかった、ということに触れました。
そこで「インバウンドにも人気?」などと書きましたが、そもそも梅酒の動向ってどうなっているんだろう?
調べてみたら、業界団体(日本洋酒酒造組合)に資料がありました。

こんなのが20数年分あるのですが、全部拾うのは大変なので隔年でデータを拾ってみた。

1998年からのデータなのですが、1998年⇒2000年に一度減り(結構な減り方です)、そこから低迷した後、2006年⇒2008年に急増し、2010年のピークの後、再び2022年まで減少に転じており、2022年の数字は2002年よりも小さいものとなっています。その後2024年はちょっと増加。
これらの増減の背景ってどんなものなのでしょうか?
まず、「梅酒まつり」を主催している「一般社団法人梅酒研究会」の前身である「梅酒研究会」が設立されたのが2004年だそうです。
また、その規模でギネス記録にもなった、大阪天満宮での「天満天神梅酒大会」のスタートは2007年のようで、最初のピークはこれらの流れと関係しているようですね。
その後の横ばい・減少の背景はよく判りませんが、2015年には業界(日本洋酒酒造組合)で「本格梅酒の基準」という自主基準が制定されていて、梅酒の供給側として課題感・危機感があったのでしょうか。
さらにこの年は現在にもつながる「全国梅酒品評会」の第一回が開催されているようです。
ただ、その後も量自体は減って行って、2024年にようやくこれらの成果が出た、ということなのかな?
いやぁ、梅酒というのはノーケアで知識もゼロでした。
もう一度勉強し直しましょう。
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