goo blog サービス終了のお知らせ 

牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

梅酒の量とか、何も知らなかった(;^ω^)

2025-06-10 11:06:34 | 附属酒類経済研究所



昨日は週末の「梅酒まつり」の動員がすごかった、ということに触れました。
そこで「インバウンドにも人気?」などと書きましたが、そもそも梅酒の動向ってどうなっているんだろう?

調べてみたら、業界団体(日本洋酒酒造組合)に資料がありました。





こんなのが20数年分あるのですが、全部拾うのは大変なので隔年でデータを拾ってみた。





1998年からのデータなのですが、1998年⇒2000年に一度減り(結構な減り方です)、そこから低迷した後、2006年⇒2008年に急増し、2010年のピークの後、再び2022年まで減少に転じており、2022年の数字は2002年よりも小さいものとなっています。その後2024年はちょっと増加


これらの増減の背景ってどんなものなのでしょうか?



まず、「梅酒まつり」を主催している「一般社団法人梅酒研究会」の前身である「梅酒研究会」が設立されたのが2004年だそうです。
また、その規模でギネス記録にもなった、大阪天満宮での「天満天神梅酒大会」のスタートは2007年のようで、最初のピークはこれらの流れと関係しているようですね。

その後の横ばい・減少の背景はよく判りませんが、2015年には業界(日本洋酒酒造組合)で「本格梅酒の基準」という自主基準が制定されていて、梅酒の供給側として課題感・危機感があったのでしょうか。
さらにこの年は現在にもつながる「全国梅酒品評会」の第一回が開催されているようです。

ただ、その後も量自体は減って行って、2024年にようやくこれらの成果が出た、ということなのかな?

いやぁ、梅酒というのはノーケアで知識もゼロでした。
もう一度勉強し直しましょう。




★★お酒に関する諸事万端のご相談を承っております(商品企画/情報提供/寄稿等)★★


酒ブログランキングに再度エントリーしました。

←クリック頂けるとうれしいです。





応援のクリックを↑↑↑↑↑

【アルバイト・契約社員募集中!】
(1)飲食部門(フロアスタッフ兼新規開店企画)
(2)酒類営業部門(倉庫管理兼営業企画)
(3)酒類営業部門(通販管理)
日時・時間はご相談。正社員登用もあり。男女問いません。詳細は当社HPまで。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 凄い動員力!梅酒まつり@上... | トップ | なぜ鏡開きが金婚なの? と... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

附属酒類経済研究所」カテゴリの最新記事