牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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「麹町名物 麹味噌」ではなくて。 @糀谷橋

2021-10-17 16:59:04 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                          

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お酒一筋に生きているわけではないのですが、このブログに関してはとりあえずお酒(と地元)のネタを牽強付会というか強引にでも持ってくるようにしています。
(最近では「佃煮」もネタにしてますが)


と、いうことで、昨日のジョギングは神田川の支川、石神井川&妙正寺川沿いを走っただけでお酒とは無関係だったのですが、、、、、








強引にネタを探していたら、ありました!!!







石神井川に架っていた橋に「糀谷橋(こうじや ばし)」というのがあった!!


もともと石神井川って結構台地を掘り込んでいて全体に谷地形になっているので「●●谷」という名前はさもありなん、なのですが、なぜ糀(麹?)。


戻ってから調べても良くわからなかったのですが、蒲田にある糀谷(そういえばそんな駅がありましたね)は、湿地帯だったそうで、「貝地の谷」⇒「貝地谷(かいちや)」⇒「こうじや」とか、同じく湿地帯を意味する「荒地野(こうじや)」⇒「糀谷」となったというような記述を見つけました。


つまり、糀(麹)農産物ではないので自生地とかはないし、それを作る集団が住んでいることもないので、これら地名は糀(麹)造りとかとは無関係に、読み(音)から来ているのでしょう。

なるほどね。


そんな中、ご近所の「麹町」もそんな感じかなぁ、とwikipedeiaを見ると、、、、





【町名の由来】
町内に「小路(こうじ)」が多かったためという説、幕府の麹御用を務めた麹屋三四郎が住んでいたためという説もあるが、府中(ふちゅう)の国府(こくふ)を往来する国府街道の江戸における出入口であったため、つまりは国府路(こうじ)の町であったという説が有力である。


なるほど、「国府路(こうじ)の町であった」という、やはり「読み」から来ている、という説が有力なようですが、別の部分にはこんなことも書いてある。


近年の発掘成果によれば、麹町から四ツ谷駅周辺にあった江戸時代の屋敷地跡から、味噌や麴を製造した手掘りの地下室である「室」(むろ)が数多く発見されており、文字通り麴の産地でもあったらしい。


この辺りはもともと武家屋敷で、恐らく武家屋敷では「手前味噌」などを仕込んでいたのでしょうが、この記載だけ見ると、テレビの人なんかは「麹町は味噌の産地だった」として、広告代理店などと組んで「名産 麹町味噌」とか作りそうですね。混乱を招きそうで罪深い記載です。

と、ちょっと馬鹿にしながらも、そういうのの片棒を担いじゃいそうな自分もいて、まあ困ったものです。





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