牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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ワインは「これ、何のブドウかな?」ですが、日本酒の場合は、、、、、

2020-07-14 17:55:04 | 附属酒類経済研究所
                          

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グループ会社に新しく入社された方(おじさん)が、「最近、日本酒、特に『○』にハマっているんです」と言っておられました。


なんと!というほどでもないですが、「○」というのは「白鷹」ではなかった。。。。



伊勢志摩サミットで一躍名を挙げた「作」ですね。
(「白鷹じゃない」と非難がましく書きましたが、実は頂いちゃいました! ありがとうございます)


早速味見をさせて頂くと、、、、、


いやぁ、きれいなお酒ですね。悪いところというか引っかかるところのないお酒です。

そして、バナナ系、いわゆる酢酸イソアミル由来の香りが。

そうか、金沢酵母か、、、、、。


と、ここまで来て思ったのですが、(時と場合と、そして人にもよるのですが)ワインの場合、ファーストインプレッションの時に「これ、何のブドウかな?」と思ったりするのですが、日本酒の場合、「これ、何のお米かな?」と思うことはまずないですね(絶対に当たらないし)。

その代わり、特に最近の吟醸香のたっているものは、香りの種類(リンゴとかバナナとか)に意識が行くことが多いですし、そうでないものは甘辛(というか、甘さとか、酸とか)でしょうか。

前者は技術的には「酵母」の種類などによることが多いし、後者は製法とか発酵の進み方とか。

つまり、原料(米)というより、造り(技術)に言及することになるんですよね。

それはそれで悪いことではないし、むしろそれが日本酒の伝統だと思うのですが、その一方では、最近の蔵元さんの流れの一つとしてワイン(のブドウ)のような、原料の物語性に言及することも少なくありません。

ムードとしては良いのですが、きっちり説明しようとすると、舌噛んじゃうんですよね。

そんなことを思うのは自分だけでしょうか。。。。





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