牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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今年最初の「ワイン部」は「ちょっと製法を変えてみた」でした。

2020-01-31 12:08:01 | 神楽坂とインテリジェントロビーの徒然
                          

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先月、永い眠りから覚めた、大人の部活動「ワイン部」@インテリジェントロビー・ルコ。



ご縁のビルのテナント様等を対象とした、ワインやに日本酒やビールなどのミニ試飲会ですが、また寝てしまわないように、ということで、昨日、令和2年最初となる部活動を開催。


開催日決定の時には「日本酒部かワイン部か」としておいたのですが、日本酒は生搾り原酒の入荷がまだだったので結局「ワイン部」となりました。





会場には「第9回」とありましたが、もうそんなになるんですね。

前回は、ちょっと気取って「ブルゴーニュ特集」みたいなテーマだったのですが、今回は「ロビーに最近入れた、流行っている/流行りそうなワイン」ということで、「リースリングのシュールリー」や「オレンジワイン」などから組み立てをスタート。

結果として、「ちょっと製法を変えてみた」という統一テーマになりました。





以下、今日、明日に分け、ご紹介していきましょう。


まずは乾杯のスパークリング
【No.1】
Whispers Brut Cuvee 【NV】 Littore Family
ウィスパー・ブリュット・キュヴェ 【NV】 リトレ・ファミリー
Victoria(Australia)


ロビーでお出ししている、お気軽スパークリング。
伝統的なシャンパーニュ製法ではなく、「シャルマ方式」ですね


お次は白。
【No.2】
RIESLING TROCKEN 【2014】 JOSEF BIFFAR
リースリング・トロッケン【2014】 ヨーゼフ・ビファー
Pfalz


辛口が増えている、ドイツのリースリング。
これはさらに、フランスのミュスカデや日本の甲州などではよく使う(けどリースリングでは珍しい)「シュール・リー製法」です。


次の白は、いま、流行りのこちら。
【No.3】
CUE MOSCATO 【2018】 Cantina Marilina
キュエ・モスカート 【2018】 カンティナ・マリリーナ
Terre Siciliane


白ブドウだけど、皮なども浸漬させる赤ワインと同じ製法をとった「オレンジワイン」。昨夜のシチリアのモスカートはふくよかかつ複雑な味わいで、なかなかの人気でした。



こちらで選手交代。赤ワインです。
【No.4】
Fantini Vino Novello Terre di Chieti [2019] Farnese
ファンティーニ・ヴィーノ・ノヴェッロ・テッレ・ディ・キエティ [2019] ファルネーゼ
D’Abruzzo


イタリアのヌーヴォーワイン「ヴィーノ・ノヴェッロ」。「新酒」ということが話題に上りますが、実は製法的にも炭酸ガスを吹き込む「カルボニック・マセラシオン」を使っているんです(ボージョレ・ヌーヴォも同じ)。


さてさて、以下はまた明日。






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