牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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資材の高騰か? 日本酒の一升角樽が消える日

2014-04-22 15:35:28 | 酒の情報(酒エトセトラ)

ある蔵元さんから、ちょっと残念なお知らせが来ました。



商品の終売のご案内。



で、その商品とは「角樽」

終売にもいろいろあって、売れなくて止めるものや、製造の問題(作れないとか、コストが高すぎるとか)、実質的にリニューアルするものなどありますが、今回は資材の高騰等が原因らしい。

確かにそう売れるものではないので、と思いつつ、ならば他の蔵元さんも?とネットで見てみました。

すぐ見つかったのが、13種類。順に見ていきましょう。



左から、1.白鶴、2.松竹梅、3.賀茂鶴、4.来福


「松竹梅」と「来福」の形はよく似ています。
また、「白鶴と賀茂鶴」は角の部分が少し外側に反っているという意味で似ている。
でも、賀茂鶴は台がついています。



お次も4つ。


左から、5.土佐鶴、6.月桂冠、7.越の誉、8.若鶴


月桂冠はひときわスリムで、真ん中の木栓も堂々としています。

その他の3つは、結構似ていますが、土佐鶴、若鶴は台付き。

最後は、こちら


9.花の舞、10.芳水、11.萬穣、12.笹一

これは、、、、そっくりさんシリーズです。樽の字(寿)」も一緒なら、箱の姿も一緒です。「4.来福」もこの系列だったんですね。

「花の舞」のみ台がありませんが、これから想像し、台の有無はオプション、ということになりますね。



ちなみに、ご懇意先の白鷹さんは、以前資材の関係で1.5升(一升半升⇒一生繁盛のごろ合わせ)から、1升角樽にリニューアルされました。


こちら


あれれ?、そっくりさんシリーズだったんですね。
ただ、寿の脇に小さく「白鷹」と入れているのが、らしい、と言えばらしい、です。


しかし、角樽は、シチュエーションという意味も含め、日本酒の日本酒たるところ。


理由はともかく、なくなるのは寂しいです。


今のうちに、買いだめか?


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