共産党アレルギーに染まって未だに良い提案を見ようとしない人々が、ますます自民党に下層に追い詰められている。
かつてのマルクス主義者たちは、暴力革命によって、労働者階級主体の社会主義国をつくるべきだと考えた。一九世紀末には暴力革命ではなく選挙(代議制民主主義)で合法的に政権を奪取する、という考え方が広がり、いまはこっちが主流になった。ヨーロッパでは今どき共産党が暴力革命を起こす政党であると思っている時代遅れの人間なんぞいない。
しかし、日本では未だに暴力革命を起こす政党だと右翼の安倍達のいぎたないヤジを信じている連中が多い。また、ロシアや中国と通じていると思っている連中も多い。
小欄ではたびたび日本共産党が中国やロシアの人権弾圧を批判していることを紹介している。
自民党が中国やロシア、ミャンマーの弾圧を批判しないで、かえって北朝鮮のような独裁政権という暴力的な政権を目指している状況の中で、唯一、国民のための弱者のための政策提案をしているまともな政党であると述べている。
まずはアレルギーがあっても政策提案を呼んでその中味を批判したらどうだろうか。実際、共産党の政策提案を政権は取り入れてもいるのだから。
コロナ対策の助成、医療崩壊の危機などは共産党が警告しているではないか。公共投資についても今一番問題になっている杜撰な盛土などのインフラ投資がなおざりにされて、いわゆる旧来型の公共投資の政権のいいかげんさに比べて、我々のの安全を守るための公共投資の予算増額を提案している。
まずはホームページから読み込んでみるべきだろう。全ての政党の中で一番優れた政策立案をしている。
共産党アレルギーが荒唐無稽なのは、すでに政権への抵抗勢力のデータをしっかりと収集している警察の強力な組織力、公安、検察のスクラム。世界3位の軍事力を有する自衛隊の武力、どうやって暴力革命が起こせるのか、大雑把についても分析しても妄想でしかないだろう。
それ故に、共産党アレルギーを吹聴する自民党票にかなり接近すれば自民党も三木政権の頃のようなまともな政党になろうと真剣に考えるだろう。
私自身は無党派だが、安倍政権、菅政権に支配された自民党は出直すべきだと考えている。
今のままでは菅政権に殺される。
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