橋下、維新、メディアの連携は自民党による広告代理店dappiによるデマ攻撃に似ている。
テレビでの橋下と大石議員による討論は橋下の生出演と大石議員のリモート出演という実に汚いテレビ局の橋下のバックアップが行われていた。相変わらず橋下がいいぱなしをしっかりと放映しながら司会者が大石議員の発言を極力、少なくしようと画策していた。
議員交通費でいかにも問題提起したようにテレビも橋下を持ち上げていたが、大石議員のツィートで維新による大ブーメランが起こり、吉村知事が受け取っていたこともバレてしまった。すると全額を寄付すると松井代表が述べ、それを潔い!といった演出で維新の活躍といったイメージを上塗りしてごまかすのがテレビ局で、これでは捏造動画を作成したdappiと変わらないではないか。
私は維新のことなど興味がなかったので調べなかったが、自民党よりもひどい新自由主義政策を打ち出している。
以下がその内容である。
改革者」のポーズで府・市民サービスを敵視 ―――― 大阪府・市の文化・くらしを破壊してきた橋下「維新」
大阪府知事の時代
○「大阪維新プログラム」―「大阪府は破産会社」とウソを持ち出して府民施策を攻撃
・人件費の345億円削減
・私学助成の大幅削減
・高齢者・乳幼児・障害者・ひとり親の4医療費助成の削減方針〔府民世論で食い止め中〕
・市町村補助金のカット
・障害者8団体の団体補助をゼロに
○「府財政構造改革プラン」
・救命救急補助金カット
・府営住宅の当面1万戸削減方針
・「中小企業にお金をばらまいても意味がない」と、中小企業振興費を5億円から2億円に
・商業振興費は17億1000万円から3億7000万円に
○文化団体への補助削減
・大阪センチュリー交響楽団の補助金廃止(現日本センチュリー交響楽団)
○大規模な無駄遣い―大阪府咲洲庁舎(旧WTCビル)への庁舎移転の構想が破たんし、85億円で購入したものがいまや無駄の象徴に。大阪府の試算では、現庁舎との併用で今後30年間に1200億円が必要に
大阪市長になってから
○「市民はいたるところでぜいたくな住民サービスを受けている」と、市政改革プランで市民向けサービスを今後3年間で395億円の大幅削減(当初案は104事業548億円の削減)
・敬老パスの有料化
・上下水道料金福祉措置の廃止
・新婚世帯向け家賃補助新規受け付けの停止
・保育料の引き上げ
・老人憩いの家運営費助成の削減
・コミュニティーバス運営費補助削減
・男女共同参画センター(クレオ)5館を1館に
・市民交流センター廃止
・屋内プール24カ所を9カ所に削減
○大阪の文化、伝統も切り捨ての対象に
・大阪市音楽団廃止、大阪フィルハーモニー交響楽団、文楽協会への補助金削減
○大阪市の財産を切り売り
・市水道局保有の柴島浄水場の売却(売却のための整備費に巨額の公費を投入)〔半分売却〕
・住吉市民病院を廃止し、府立病院に統合
・黒字の大阪市営地下鉄の民営化へ
・市バス139路線のうち、81路線をいったん廃止、58路線は民営化
市民の声を敵視
「市政改革プラン」にたいする市民からの意見(パブリックコメント)は2万8399件におよび、そのうち94%は反対でした。橋下市長は「パブリックコメントに政策が左右されたら大変」(6月22日)と語り、市民の声を無視する態度をとりました。
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