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ハーレーのドラッグレースや日々の出来事?

XL883改 1250cc

2016-06-06 00:13:25 | XL1275→1640 キヨ兄の。
兄のXL883改1250
VDAストリートファイタークラス参戦車両です。
去年エンジンブローしたクランクを再生して・違ったアプローチで組みます。

ストリートファイター スポーツターのレギュレーションは排気量1250ccまで(ケースボーリング不可)
NOSや過給幾不可等 
エンジンはNAで排気量さえ守れば何でも有りです。

と言う事で・普通に1250のキットを組んでも面白くないので
他の人がやらない事にチャレンジです。



壊れたクランクをバラシマシタ。
コンロッドが折れてボロボロです。


次ぎ使うコンロッドはS&S製 7.440インチ!!
スポーツのストックは6.926インチなので
0.514インチ(約13mm)長いヤツを使います。
ストロークは変わらないので排気量も変わりません
では何故?・・・
説明が難しいのですが、簡単に言うと・てこの原理!?
力点が遠くなるので・より強い力でクランクを押し下げる筈です。


クランクのバランスの取り直し
軽量化したコンロッドに合わせて・軽量化+バランスしてあったクランクでしたので
やり直し。
S&Sコンロッドは長いのを使うの+今回は軽量化しないで使うので
それに合わせてバランス

すでに軽量化してあったので・クランクの肩を削り落とさないと駄目でした
(右はこれから・左は削り後)

クランクを組み立て後芯出しです。
意外と問題なく芯出し出来ました。

コンロッドが13mm長くなったので・シリンダーも長いのが必要です。
(ピストンを作ると言う選択肢もあるのですが・デッキハイトを13mm低くはムリなので。)
シリンダーで何とかします。

使用したのはEVOビッグツイン純正シリンダー
旋盤で下面を9.7mm削りました。

加工終了。作業時間一個3時間ほどかかりました。

シリンダーも長くなったので・フレームもそのままではエンジンが載りませんので加工します。






こんな感じで数箇所加工しました。

今日はここまで・次回はエンジン始動までをUPします。


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