短期政権に終わる社長はいい仕事はできません！

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。

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【教訓】

ジェフ・イメルト氏はＧＥのトップを相当永く勤めて引退した。彼は年に１～2回日本を訪れていたが、多くの日本企業のトップは交代してしまっていることに驚いた様子だった。銀座のクラブの雇われマダムが入れ替わるかの如くでは、いい仕事はできないだろう。

　　　　　　　　　～後継者の育成＜その１９＞～

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【本文】

■短期政権に終わる社長はいい仕事はできません！■

ＧＥのみならず、アメリカの企業では、よほどのことがない限り、長期政権が当たり前になっているように思う。

ところが日本の大企業では一期か二期で社長が交代するケースが多い。

次の社長候補の待機組みが、何人も後につかえているからなのだろうか。

短命ゆえに、長期的視野に立った経営戦略を立てても実現しないうちに退任となるから、勢い短期の利益を狙うしかなく、東芝のような不正経理事件の要因にもなる。

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その点、中小企業はほとんどがオーナー経営者だ。

長期的視野に立って経営戦略を立て、実現に向けてじっくり活動できる。

ホンダも元はと言えば町工場だったし、パナソニック(旧松下電器)も町工場だった。

「雇われマダム方式」ではなく、問題を起こさなければせめて10年間ぐらいは社長を勤めて実績を残してから後継者にバトンタッチすべきではないかと思う。

　　　 　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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