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十勝の大地に春を呼ぶ

2007年04月13日 | 十勝地方の旬な情報


   雪の大地のそちこちで黒煙を上げる春の風物、融雪剤を散布する農家を訪問しました。 農家の皆さんは3月を迎えると、本格的な活動が始まります。一面真っ白な雪の下に、秋蒔き小麦は雪の融けるのを今か今かとの待っています。 『春よ来い早く来~い』です。
天気が良くなり、融雪剤散布の現場に行って見ました。
昨日はまだ残っていた雪が完全に消えてとても爽やかな風景でした。
周囲の広大な畑地の雪も後僅かに残す程度です。

  広い大地の雪を早く融かす事が農業にとって大切で、早く融かして地熱をあげる事が農業収入に大きく影響します。融雪剤を如何に上手に行うかがポイントです。
 芽室町の農家で作業工程を見学させて頂きました



  融雪剤融雪剤にはいろいろな種類があります。
ここの農家はクミアイスノーメルトとくみあいアッシュと言う融雪剤を使用していました。

3月20日
融雪剤散布前に父さん語る
融雪剤散布がおくれたかな・・・?と心配そうでした。順調な好天で良かったですね  

  真っ白な雪の大地に輝く 朝陽を浴びての融雪剤の散布が始まりました。   
融雪剤散布機と、オペレーターの息子さんです。

黒煙を上げて眩しく雪面に墨絵を描く如く、融雪剤は散布され、雪の下に眠る秋蒔き小麦が緑々となる日を楽しみにしています。散布の間隔は5~6mの幅で散布されていました。  

3月20日に融雪剤散布をしてから好天に恵まれ、約30Cm程の残雪はその日のうちからから融雪が始まった。 3月25日には黒土が見え、小麦が覗き始めた。

3月31日の写真では雪はすっかり消えました。緑々とした秋蒔き小麦が活き活きとしています。融雪剤を散布してない所は雪が沢山残っています。  






  4月11日天気が良くなり、融雪剤散布の現場を見に行って来ました秋蒔き小麦は緑々となり、周囲一面の雪も消え黒々とした広大な畑地が表れ麗らかな春の農村風景です。
 鯉のぼりが天高く泳ぎ始め、家の陰に後僅かな残雪が残っていますが、間近に消えることでしょう。     
農業王国十勝の大地の畑には、待ち焦がれていた大型トラクターが活動を開始、待望の春を迎えました。

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