カテゴリー〔風景〕
越後は雪国であるが故に、そのための施設設備や特徴的風景を見る。消雪パイプは最も分かりよいものの一つとなる。
地下水をくみ上げ、道路にノズルをつけた水道管を設置して散水する。設置や維持に大金がかかるがその出費を考慮しても雪国のライフラインを守るものである。
難点がいくつかあるが、特に注意したいのは水の調整。地下水を利用するのでくみ上げすぎると地盤沈下を起こすのだ。以前南魚沼市の六日町などはかなりの沈下をしたと聞く。
取材ポイントの小千谷市総合体育館はよく考えた造りだ。屋根に雪がたまると自然落下されるようにしている。そして、落下する場所は散水装置も付いた消雪用の池になっている。山間の民家でもしているやり方、雪国ならではの知恵である。
Photo-01 小千谷市総合体育館前です
Photo-02 水の出ているの分かりますか?
Photo-03 消雪パイプの無い道などは除雪車が入りますがご覧の通りです
ただ、除雪も又長岡より奥の地域へ行けば行くほど除雪の腕がすごくなりますよ
Photo-04 少し離れて小千谷市総合体育館を見ています
Photo-05 これが水を出す部分です
Photo-06 過ぎた量にならないように調整しています
Photo-07 体育館の屋根下に水をためた消雪用池があります
【かんりにんより】
皆さん、2020年はCOVID-19の世界的流行で驚くほど生活のあり方が変わりました。新潟県のような地方でも、警戒と対策に関して縛りがきつく、日常が非日常の連続のようでもありました。
そんな中でも医療従事者を始め様々な人たちが、懸命に社会を支えていることをうかがい知ります。当方もそれなりに厳格に自粛と予防、毎日の検温などを続けています。
来る2021年が今年よりは絶対良い年になることを祈りつつ、年末のご挨拶とさせていただきます。来る年が皆さんにとりまして最高の年になるように、そしてブログサイトの更新もした地理佐渡に相も変わらず御厚情いただく皆さんに、さらには故人となったブログ仲間にも、深い感謝をいたします。では、良い年越しを..
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写真撮影:2020年12月26日
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新・地理の部屋と佐渡島
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地理の部屋と佐渡島(旧版の方です)
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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雪が降る前のノズルの掃除もたいへんだと
聞いたことがあります。
2020年も今日が最後(大晦日)です。
来年はコロナが収束することを願っています。
どうぞ静かによい年をお迎えください。
以前にも、ご紹介いただきましたね。
雪国には、雪国なりに、工夫がありますね。
雪解け水の地下水を、融雪に利用しているのですね。
こちらでは、せいぜい、坂道や、橋の上に、融雪剤を置いてあるくらいです。
色々ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
一日雪が降り続いている長岡です。
気温は1度に満たないままほぼ氷
点下のままです。
今日も消雪パイプは至る所で水を
出しています。ありがたいです。
言われますように毎年メンテナン
スを通り沿いの皆でしていますよ。
地下水は温かいのです。雪が降り始めると
一日氷点下という状況にもなりますから、
雪は融けます。
されでは良いお年を..
こちらこそありがとうございました。
又来年もどうかよろしくお願いします。
良い年をお迎え下さい。
本年もよろしくお願いいたします。
今年はまずは新型ウイルスへの警
戒を吉かとして、感染しない・さ
せないに勤めたいものです。そし
て普通の生活を取り戻しましょう。
良い年になりますよう祈っています。
若い頃に雪の北海道へ行った体験は遊び半分でしたから、こういう生活に根ざしたさまざまな施設などについては、教えていただかないとわかりません。
勉強になりました。