新・地理の部屋と佐渡島

2004年10月10日に地理の部屋と佐渡島を開設。2020年10月25日に本サイトを別途開設しました。

ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑮ 入崎(千本鼻)

2022-07-31 05:14:02 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    国土地理院の地形図だと岬は千本鼻と言うが、実家のある地域では皆入崎(にゅうざき)と言っていた。小砂利の浜を伴うこの岬。訪れた頃は草刈りを急ぐ風景を見ている。夏休みを前にする7月初旬からキャンパーを向かえる準備で忙しいのだ。  近くにある高千(たかち)や入川(にゅうがわ)の明かりは気にならない程度で、海への日没とその後の星空まで楽しめるに違いない。我が家族 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑭ 入埼灯台

2022-07-30 05:00:20 | バイク
カテゴリー〔バイク〕  世間は夏休みに入り、海水浴も楽しみとなってきた。佐渡島内にはおすすめの海水浴場はいくつもあるが、入埼灯台がある目先の海岸もかなり良い。今回は灯台がメインなので控えるが、そんな海水浴場背後にある海岸段丘の崖上に灯台がある。佐渡の外海府にはいくつもの灯台があり、それぞれが良い風景となるが、今回の大佐渡一周ツーリングは灯台巡りのそれでもあった。二輪車で旅をする者にはこうしたとこ . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑬ 石名・檀特山清水寺

2022-07-29 05:01:47 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    石名は「いしな」、檀特山は「だんとくさん」、清水寺は「せいすいじ」と読んで欲しい。寺としての開基は807年というからかなり古いが、果たして平安遷都がなされてほど無い頃、佐渡の外海府のこんな地にとつい思う。  佐渡一周線を走ると、石名・和木の天然杉へ至る道の看板をみて、川を渡るとすぐにこんもりとした木立の脇へ至る。手前には熊野神社。晴天時は大銀杏が日陰を作 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑫ 関岬灯台

2022-07-28 05:13:47 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    海岸沿いに走る佐渡一周線を往く。外海府・関集落は岬が地形的に変化を与えていて、規模は大きくないが船を休ませられる良い入り江の奥にある。冬季の季節風を考えると誠に都合の良い地形だ。  関は海山共に自然は奥深い。好奇心旺盛な子供達に、然豊かな土地で過ごさせるとしたら最高の場所である。何よりコンビニだとか商店の類いは見当たらない。自然の中に身を置いて、何ができ . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑪ 岩谷口(いわやぐち)

2022-07-27 05:22:00 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    相川の町から北を目指すと、バスの終点はこことなる。それほどの辺境だが、荒波に削り出された外海府の中にあって、海沿いの優しい田園風景ときれいな小砂利の砂浜がきれいな岩谷口である。どこか良い海水浴場は無いかと言われたら、候補地の上位としてここを勧めるであろう。  佐渡ではトライアスロンを始め島内を自転車で回るイベントがあるが、いつしか集落から見える跳坂は段丘 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑩ 海府大橋

2022-07-26 05:06:54 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    車田植えの北鵜島をあとにし、佐渡一周線の道は海岸段丘(の段丘面上)を進む。なので狭いながらも真更川の集落付近では水田を見たりするが、その緩やかな傾斜を伴う棚田状の風景はよい。段丘崖下に広がる海とのマッチングは、この道をツーリング(またはドライブ)する者の気分を心地良くさせるはずだ。  そんな中、視界が一気に開けたと思う瞬間にこの橋が現れる。大ザレ川という . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑨ 車田植えの北鵜島

2022-07-25 04:52:26 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    大野亀を過ぎると段丘崖下(だんきゅうがいか)に北鵜島(きたうしま)の集落が現れる。ただでさえ都会離れしている風景が続く佐渡にあって、このあたりはまたさらに鄙(ひな)びるが、かえってそれがライダーの旅心をくすぐってくるはずだ。  わずかな家並みを通り過ぎるとすぐに坂道となる。段丘崖をさかのぼり、水田の広がる段丘上へと向かうのだ。大きく坂道が右へとカーブする . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑧ 遠ざかる大野亀・後編

2022-07-24 05:12:15 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    Vストロームのハンドルを握ってはいつも県境とか辺境を目指し、どこか旅めいた気分を求めて来た。今回の佐渡もそうだが、なんとなく弱り・寂れ始めている地方を好んで走る。実はそんな時が妙に楽しく、そんな地域から癒やしや栄養をもらおうとしている。  運転に集中すべく、様々な邪念をはねのけようとする自分が居る一方で、少しも集中しない自分もいる。走っては止まりを繰り返 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑦ 遠ざかる大野亀・前編

2022-07-23 05:07:22 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    二ツ亀をそうそうに切り上げて大野亀へ。この判断は大正解であった。海に霧はあるものの大野亀の姿はくっきり。海と空の濃い青が上下から風景を際立たせている。毎度来る度に思うが、少し離れて北鵜島方向に移動し始めた頃からここの風景は写真映えする。とにかく短く小さな隧道をくぐる度に振り返り、大野亀を撮影してみよう。ライダーは隧道手前のちょっとしたスペースにバイクを置き . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑥ 二ツ亀・大野亀

2022-07-22 05:07:46 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    弾崎で灯台を見たら次は二ツ亀と大野亀だ。短い間に佐渡を代表する景勝地が続く。特に二ツ亀は地形的に陸繋(りくけい)島・陸繋砂州(トンボロとも言う)の例となり見応えのある景観となる。地形的には陸からほど近い島が、両者をつなぐ砂州(砂礫の集まり)でつながれた海岸地形がそれだが、ここではその砂州が切れていたり、ある時はつながっていたりと変化があるから面白い。   . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム⑤ 弾埼(はじきざき)灯台

2022-07-21 05:00:19 | バイク
カテゴリー〔バイク〕 以下の文は2016年1月6日アップの旧版・地理の部屋と佐渡島記事からである。 「佐渡は灯台の数が多い。海岸線の総延長に対しての設置密度も高い気がする。島の周囲に岩礁や離れ小島が多いのと、小規模な漁港が数多くあるためであろうが、沖行く船の往来のことも含んでと言えよう。特に島の四隅の岬にある灯台は良いが、ここ弾崎の灯台は映画の舞台ともなった場だけに知名度は抜きんでている。」 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム④ 見立/遠景・千鳥岩

2022-07-20 05:01:26 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    両津湾岸北部の海岸は内海府と言われる。反対の外海側は外海府。内海府は外海府に比べ海岸線の風景は穏やかで、あまり目立ったものは無い。しかし、小さな岩などに良いものが点在し、気にしていると撮影をしておきたくなる場所が突然現れる。道が狭く、クルマだと安易に止めたりもできないのがもどかしい。なにしろバイクでも気になるくらいだ。  見立(みたて)地区には弁天岩と千 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム③ 浦川/宮ノ埼灯台

2022-07-19 05:05:16 | バイク
カテゴリー〔バイク〕    両津港から大佐渡の北端近くの鷲埼(わっさき)へ向かう途中に浦川(うらがわ)という集落がある。集落南部に小さな浦川という川があり、浦川の北には歌見(うたみ)地区を流れる歌見川がある。簡単に海岸段丘と片付けてしまいがちな平坦面が集落背後にはあるが、それらは2つの小河川が形成した扇状地が隆起したものと言った方が良いかもしれない。その段丘面の末端に灯台がある。付近 . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム② 佐渡到着

2022-07-18 05:00:35 | バイク
カテゴリー〔バイク〕  船で移動すること自体特別なのに、バイク(あるいわクルマ)を乗せて乗るなんて意図して計画しないとできない。佐渡旅行はそんな時別な体験込みで始まり終わる。ふるさとを佐渡に持つ身としては珍しい事では無いが、そうで無ければ思い出深い経験になろう。ついでに勧めるが、是非下船前には車両甲板に居るうちに写真撮影をしておこう。今回は参考のために下船を控えての風景を紹介している。 &nb . . . 本文を読む
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ライダーは佐渡を目指そう/Vストローム① 新潟港出発

2022-07-17 06:28:15 | バイク
カテゴリー〔バイク〕  バイクを走らせて楽しい道はたくさんあるが、佐渡はおすすめである。問題は二時間半のフェリーとバイクの航送運賃が別途かかることだが、それでも期待を外すことは無かろう。今回は大佐渡一週をしている。  朝六時のフェリーに乗り、午後四時頃発のフェリーで戻る佐渡での実働時間は6時間ほど。二輪車ならではの機動力があってのことで、クルマであると今回のようなことは難しいことは付け加えてお . . . 本文を読む
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