Sabotenboy's *sigh*
今年こそ本業を変えたいなぁ...^^;




Picoで手元にあったSPI-TFT LCDが動くか試した。
参考ページは https://bytesnbits.co.uk/raspberry-pi-pico-spi-lcd-display/

(1) IDE -- Pycharm 2022.3
たまたまPycharmを使おう...というページにあたったのでトライしたがはまった... ^^;
結論から言うと現行のstable 2022.2.x は地雷
Windows11にインストールするとインタプリタ(3.11)用のパッケージが見えず、Pycharm内から再度pipを入れようとするがencoding...云々で動かず
Encodingについては設定からUFT-8に直すことで動く場合もあるようだがいくら試してもダメ
べータ版の2022.3を入れたら動くぜ」という投稿を見かけ、実際これで何事もなかったかのように動いた。

(2) Micropython -- Raspi pico 1.19.1
無問題、Picoに書き込んでおく

(3) 2.2" TFT SPI LCD (ILI9341) + touch
SDカードスロット付きのよくあるやつ
小さな両面テープでバックライトLEDの導光板やらが貼られてたが経年劣化でバラバラ ^^;
LCDのフレーム裏にクリアタイプのボンドをつけて貼り付けたのでもう浮いてきたりしない
暫く使っていなかったので壊れてる可能性あり(同型がもう一つ手元にあるからダメならそっちで)

(4) ILI9341ライブラリ -- https://github.com/rdagger/micropython-ili9341
なぜかこれを使用
他にもあるだろうけどこれを使用

参考ページの記述は色々つながってないので自助努力必要 ^^; (配線は参考ページの通り)
そもそもPycharmも使ったことなかったので色々調べた結果、

- Macropythonなplug-inがあるのでまずそれを入れる
- Projectを作る
- File>Settings>Project: "プロジェクト名">Python Interprepter でデフォルトに何かを指定しておき(ここでは3.11)
- File>Settings>Language & Framework>Micropython でEnable Micropythonにtick、Device typeをRaspberry Pi Picoに設定、Auto-detect device pathにtick
- プロジェクトの中のソース(.py file)を書き終えたら、そのソースを右クリックしてRun ’flash.ソース’ファイルの名前.py'でPicoへ書きこむ

書き込み終わるとsoft rebootするのでmainとかがあると実行が始まる
でも今回はLCDを使うのでライブラリが必要、これも同様の手順(右クリックからのRun flash.xxx)でPicoに書き込んでやる必要あり
もちろんライブラリのソースはプロジェクト内に置いておく

参考ページはライブラリのサンプルコードを部分的に改変しているものの明示的な説明がなく、始めのうちは bad SPI Pinをとか怒られた ^^;

ライブラリのサンプルコード demo_bouncing_boxes.py を動かすまでの手順は、

- ライブラリをDL/展開してPycharmのプロジェクト置き場に移動
- Pycharmから展開したライブラリのフォルダをプロジェクトとして開く
- ハードウェアの準備は参考ページの通り
- SPIの設定を修正
 修正前

spi = SPI(1, baudrate=40000000, sck=Pin(14), mosi=Pin(13))
display = Display(spi, dc=Pin(4), cs=Pin(16), rst=Pin(17))

 修正後

spi = SPI(0, baudrate=40000000, polarity=1, phase=1, bits=8, firstbit=SPI.MSB,             sck=Pin(18),             mosi=Pin(19),             miso=Pin(16))
display = Display(spi, dc=Pin(15), cs=Pin(17), rst=Pin(14))

- demo_bouncing_boxes.py と ili9341.py をPicoに書き込む(各ソースをプロジェクト エクスプローラから右クリックしてRun flash.xxx を行う)
- Pycharmのメニューから
Tools>Micropython>Micropython REPL を選んで、Pico上のMicropythonインタープリタの対話モードへ移行
- Pycharmに開いたLocalのウィンドウのプロンプトに import demo_bouncing_boxes と入力して Enter
- demoの実行が始まる



 

 



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