喪中のはがきを出したところ、翌々日に、短歌の指導をしてくださっていた先生からお葉書をいただきました。伯父が入院してから、私は、朝日カルチャーセンターの通信添削の短歌を中断してしまっていました。
先生からのお葉書には、次のようにありました。
「伯父上のご逝去こころよりお悔やみ申し上げます。作品を通して多少なりとも存じ上げておりましたので、お心の内お察し申し上げます。いくらかなりとも落ち着かれたところで、短歌を再開なさってください」
とても嬉しく思いました。先生の温かいお心遣いと、その美しい日本語の響きに心打たれました。
私が、伯父の入院直後の6月21日に提出した歌のひとつは、次のとおりです。
八十七の医師(ドクター)の伯父「骨転移」をネクタイ締めて受け止めてをり
先生からは、次の講評をいただきました。
「高齢になってからの癌の転移のつらさ、そして患者自身が医師であることなど、さまざまな重みを持つ内容の作品です。静かで厳粛であるところが成功しています。相当に重い内容ですが、余計な力みがなく、読者も抵抗感なく共感することができます」
また、徐々に、歌を再開できたらいいなと思っています。
ユラーナ
先生からのお葉書には、次のようにありました。
「伯父上のご逝去こころよりお悔やみ申し上げます。作品を通して多少なりとも存じ上げておりましたので、お心の内お察し申し上げます。いくらかなりとも落ち着かれたところで、短歌を再開なさってください」
とても嬉しく思いました。先生の温かいお心遣いと、その美しい日本語の響きに心打たれました。
私が、伯父の入院直後の6月21日に提出した歌のひとつは、次のとおりです。
八十七の医師(ドクター)の伯父「骨転移」をネクタイ締めて受け止めてをり
先生からは、次の講評をいただきました。
「高齢になってからの癌の転移のつらさ、そして患者自身が医師であることなど、さまざまな重みを持つ内容の作品です。静かで厳粛であるところが成功しています。相当に重い内容ですが、余計な力みがなく、読者も抵抗感なく共感することができます」
また、徐々に、歌を再開できたらいいなと思っています。
ユラーナ