短歌を始めてから10年目になります。伯父が亡くなってから、心の整理がつかず、なかなか詠めませんでしたが、朝日カルチャーセンターの通信講座を再開しました。
5月に詠んだ歌が返って来ました。そのうちの一首。
床の間に花活けて心鎮まりぬ「メルトダウン」のニュース聞きつつ (詠み人 ユラーナ)
先生の講評「花といい、茶といい、伝統ある日本のものの意義を、技術革新の最先端であるべきはずの原発事故と対比させることで、より際立たせているようです。」
総評としては、「震災を詠んだ二首を含め、いずれも身の周りの出来事を他の物事との間に生じる違和感がモチーフとなっているのを興味深く思いました。再開されたことをとても嬉しく感じています。」
もう詠めないかも、と何度も思いました。始めた頃は、体の中からほとばしるように言葉が出てきましたが、最近は、そうは行きません。
小学生の短歌が、毎週のように朝日歌壇に入選しているのを見て、「うまいなぁ」と感動しています。
でも、私は、私で、自分の身近な世界をゆっくりと綴ってゆくことにしたいと思っています。
ユラーナ
5月に詠んだ歌が返って来ました。そのうちの一首。
床の間に花活けて心鎮まりぬ「メルトダウン」のニュース聞きつつ (詠み人 ユラーナ)
先生の講評「花といい、茶といい、伝統ある日本のものの意義を、技術革新の最先端であるべきはずの原発事故と対比させることで、より際立たせているようです。」
総評としては、「震災を詠んだ二首を含め、いずれも身の周りの出来事を他の物事との間に生じる違和感がモチーフとなっているのを興味深く思いました。再開されたことをとても嬉しく感じています。」
もう詠めないかも、と何度も思いました。始めた頃は、体の中からほとばしるように言葉が出てきましたが、最近は、そうは行きません。
小学生の短歌が、毎週のように朝日歌壇に入選しているのを見て、「うまいなぁ」と感動しています。
でも、私は、私で、自分の身近な世界をゆっくりと綴ってゆくことにしたいと思っています。
ユラーナ