去年、植木屋さんを入れたときに歌を詠みました。朝日カルチャーセンターの通信講座を長年受講しているのですが、添削されたものが返って来ました。
植木屋さんは「松はお家(うち)の神さま」と言ひて鋏の音響かせり
詠み人 ユラーナ
初句を「植木屋さんは」で始めてしまうと5音ではなく7音となってしまうので、「植木屋は」にしようかと悩んだのですが、「植木屋さんは」で提出してみました。
一首の背景としては、「植木屋さんは、木と対話しながら仕事をしているんだなぁとつくづく思います。お茶菓子も食べてくれて、木の様々なお話も聞けて、よい仕事をしていたもらいました。」と書いたところ、先生から次の講評をいただきました。
「初句は定型に収めるならば『植木屋は』と『さん』を取るのですが、そうすると全く別趣の歌になってしまいます。字余りでも、ここはやはり『さん』づけですね」
ということで、直されることなく、評価点は高かったです。「植木屋さん」とさんづけにすることによって、私の中で、その植木屋さんに尊敬の念があったことがおわかりいただけるかと思います。「松はお家の神さまだから、大切にしてくださいね」、という言葉、胸にずしりと響きます。
ユラーナ
植木屋さんは「松はお家(うち)の神さま」と言ひて鋏の音響かせり
詠み人 ユラーナ
初句を「植木屋さんは」で始めてしまうと5音ではなく7音となってしまうので、「植木屋は」にしようかと悩んだのですが、「植木屋さんは」で提出してみました。
一首の背景としては、「植木屋さんは、木と対話しながら仕事をしているんだなぁとつくづく思います。お茶菓子も食べてくれて、木の様々なお話も聞けて、よい仕事をしていたもらいました。」と書いたところ、先生から次の講評をいただきました。
「初句は定型に収めるならば『植木屋は』と『さん』を取るのですが、そうすると全く別趣の歌になってしまいます。字余りでも、ここはやはり『さん』づけですね」
ということで、直されることなく、評価点は高かったです。「植木屋さん」とさんづけにすることによって、私の中で、その植木屋さんに尊敬の念があったことがおわかりいただけるかと思います。「松はお家の神さまだから、大切にしてくださいね」、という言葉、胸にずしりと響きます。
ユラーナ