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ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

今年も障子張りをすることができました

2012年12月30日 | 日本文化
我が家の年末恒例となっている障子張り。昨日は、居間の2間(4枚)だけ張りましたが、今日は、床の間の2間(4枚)と1間半(4枚)そして、中庭に面しているトイレの窓の4枚を張りました。

今年は、これで障子張りはお終いにすることにしました。

父がよろけて穴を開けたり、ぽんちゃんが汚してしまうこともあるかもしれませんけれど、それは仕方のないこと。

張り終えた後の清々しい気分は、何とも言えません。障子張りの大変さは、古い紙を水で濡らしてとった後の、桟のお掃除です。それさえ、済んでしまえば、後は、紙とじっくり向き合うだけ。

いつまで、できるかな、障子張り。

今年も残すところ、あと1日。大切に過ごしたいと思います。


ユラーナ
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お正月のお花の活け込み

2012年12月28日 | 日本文化
例年ですと、お正月のお花は、床の間に活けるのですが、今や、床の間は父の部屋と化しており、お花を活けてもお花がかわいそうな状態になってしまいましたので、今年は、お玄関に活けることにしました。



私が習った流派は、古流の流れをくむ「古流草榮流」という流派です。余り熱心な生徒ではありませんでしたので、上手に活けることはできませんが、お花屋さんと相談しながらお花を選び、お花を活けるという神聖な行為が大好きです。

今年もあとわずか。残りの日々は、障子張り・・・・


ユラーナ
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お正月飾りとおふだのまつりかた

2012年12月27日 | 日本文化
熊野神社に出ている出店に行き、お正月飾りを買い、お玄関に飾りました。



居間にある神棚には、松と輪飾りとご幣をしました。裏庭の社にも。

埼玉県神社庁が発行している「神棚のまつり」によりますと、「おふだのまつりかた」として次のようなことが書かれています。

扉が三つの場合
中央に「天照皇大神宮」(だいじんぐうさま、伊勢神宮の御神礼(おふだ) 日本の国をお守りいただく神さまです)。
向かって右に「氏神さまの御神礼(その地域をお守りいただく地元の神社の神さまです)。
向かって左に、他の神さまの御神礼(特に崇拝する神さまや旅行先で参拝した神社の神さま)をおまつりします。

扉がひとつの場合
一番手前に「天照皇大神宮」、その後ろに、氏神さまの御神礼、次に他の神さまの御神礼の順に重ねます。


何かのご参考になれば幸いです。


本白玉が咲き始めました。慌ただしい年の瀬にほっとする白い色です。




ユラーナ






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大掃除でヘロヘロです

2012年12月26日 | 日本文化
多くの方が会社に行ったり、お店をやっていらっしゃる中、私は、家の大掃除でテンテコ舞いでした。

以前は、両親に体力があり、私がおせち料理担当で、両親がお掃除という分担でしたが、今や、お掃除や障子張りは、すべて私の担当。たった一人で、お料理までやるのは、時間的にどう考えても無理なので、一昨年から、おせち料理は、届けてもらっています。届くのは、31日の夜9時過ぎ。作り立てのおせちなので、安心です。

今日は、硝子拭き、お台所の壁と天井のお掃除、裏庭にある社のお掃除、お札の入れ替えなどを行いました。

皆さん、きっと、いつもお家をきれいにしていらっしゃるのでしょうね。年末に慌ててお掃除する方もあまりいらっしゃらないようになりました。

明日は、熊野神社に行って、お正月飾りを買ってこなくっちゃ。(いつまで出来るかわからないけれど、出来るうちは頑張ろうっと。)


ユラーナ
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美しい日本語

2012年12月24日 | 日本語
ある大学教授(名誉教授)にお手紙を書き(手書きです)、あることを質問させていただきました。すると、とてもお忙しい中、お返事をいただくことが出来ました。

便箋には、几帳面で美しい文字がびっしり書かれていました。(もちろん、全部、手書きです)

そして、お手紙の最後は、次のような文面で締めくくられていました。

「いろいろと騒がしい年末ですが、世情に惑わされることなく、心静かに、お身体に気をつけなさって、よいお年をお迎えになってください。とり急ぎ右まで。失礼いたします。敬白」

何という美しい文章でしょう。先生のご専門は、国文学です。「世情に惑わされることなく、心静かに・・・」という部分は、特に心に響きました。

そうだ、来年の目標は、「世情に惑わされることなく、心静かに生きる。」これにしようと思ったワタクシでございます。

お返事の内容に感謝申し上げますと同時に、大切なことに気づかせてくださった先生、どうもありがとうございました。


ユラーナ
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