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ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

朝日新聞アスパラクラブから 《東日本大震災》 「心のケア」と言うけれど…

2011年03月23日 | ビジネス
兵庫県尼崎市の長尾和宏医師が書かれた「『心のケア』と言うけれど」という記事がネットに載っています。ケータイでリンクに行けない方のために、一部ご紹介いたします。


私は本当は「心のケア」という言葉が好きではありません。
被災者も救助者も全員が、身も心も傷ついているからです。
それを敢えて「心のケア」と言われたら、余計に悲しい……

しかし、今は、精神的にかなり辛い時期だと想像します。
私も16年前のこの時期(神戸大震災)、かなりおかしくなっていました。
被災地のみならず、日本全体に不安な空気が漂っています。

かといって、普段のように無邪気に騒ぐ気にもなれません。
まだ発見されていないご遺体が沢山あるのです。
同じ国民として不謹慎だと、心の底で思うのが当然です。

(中略)

辛い体験をお互いに話して、とりあえず「外」に出すべきです。
お喋りな人には、ストレスは溜まりにくいように思います。
11日間、押し殺してきた感情を排出する時期だと思います。

それと何よりも、「睡眠」でしょう。
充分寝るだけで、元気が戻ってきます。
そして、温かい「食事」と「お風呂」かな。

(中略)

しかし、折れそうな心をなんとか折れないように耐えて欲しい。
それには、話を聞いてくれる人間の存在が必要だと思います。
人間を助けられるのは、人間だと、16年前教えられました。



長尾医師は、被災者と救済者のことを中心に書き始めていますが、日本全体への呼びかけでもあります。被災者でなくとも、この激甚災害を我が事として受け止め、十分な睡眠が取れなかったり、常にやってくる余震に怯える方も多いかと思います。放射線物質が食物や水に与える影響も心配かと思います。

我が家の犬の話で恐縮ですが、食欲が異常に増え、余震がやってくるとしきりに啼きます。動物も、この事態を異常なものと認知していると思われます。もぐらやねずみも出てきました。

長尾医師がおっしゃるように、「11日間、押し殺してきた感情を排出する」ことは、大切だと思います。その方法は、人それぞれに異なると思いますが、前向きに生きるために、やってみることが必要な気がします。

我が家では、家族が、春の花を植えてくれました。












外から帰って来て、このお花たちを見ると、ほっとします。音楽を聴くのもひとつの手でしょう。簡単ではないかもしれませんが、「押し殺してきた感情の排出」を何らかの形でしてみましょう。


ユラーナ


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日本企業の英語版HPの必要性

2011年03月09日 | ビジネス
知り合いのアメリカ人女性は、英語を教えることを仕事にしています。今日は、川越のある企業でレッスンを初めて行うというのですが、その企業では、日本語のホームページしかありません。駅からタクシーに乗っていくにしても、ホームページから地図をダウンロードすることすらむずかしい、という状況で、私にヘルプが来ました。

今日、ちょうど会うことになっていたので、地図をプリントし住所を書いて渡しました。「助かった~」という彼女。「運転手さんも、素人の人が多いから、乗る前に地図を見せて、これで行けるかどうか聞いたほうがいいわよ」と私は(英語で)言いました。日本語を話すことは、中級レベルのようですが、文字の読み書きはできません。日本に16年も住んでいながら、今までどうやって生き延びてきたのかしら、と彼女のサバイバル力には驚くばかりです。

しかし、海外へ発展しようとする企業であるならば、英語版のホームページも用意していただきたいものですね。海外からの引き合いも増えることと思います。


ユラーナ
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「フルネームをお教えいただけますでしょうか?」

2011年01月25日 | ビジネス
会社関係に電話する機会が多くあります。掛けたい相手が不在の場合や、取りついでもらうのに自分の名字を名乗ると、次のように言われることがよくあります。

「○○様の下のお名前は何でしょうか?」
「下のお名前・・・」と言われるといつも不快な思いになる私です。何だか下半身を指されているようです。「名前」という日本語には、「名字」と「名前」という二つの意味があるので、このような表現が生まれたと思います。

私は、基本的に、日本語には、カタカナ英語を入れない方が美しいと思っていますが、この場合には、「フルネームをお教えいただけますでしょうか?」という日本語が適切なような気がします。皆さん、いかがお考えでしょうか?他に適切な表現があれば、お教えいただけますでしょうか?

もし、名字が「山田さん」だとすれば、「山田何様でいらっしゃいますでしょうか?」というのも、ひとつの手かとは思います。


ユラーナ
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日本でのビジネス - 日本人にとって名刺とは

2010年10月25日 | ビジネス
私が、30代の頃勤めていた会社は、アメリカ企業でした。私は、貿易実務を担当していました。社内では、日本人ばかりで、英語の出来る人は少なかったのですが、日本人の社長は、アメリカのハーバード大学の経営学修士号 (通称MBA - Master of Business Administration)をお持ちの方でした。

何度も書いていますが、外資系企業のお客様は、基本的にほぼ100%日本企業です。日本における他の外資系企業は、競合相手となります。私の在籍したこのアメリカ企業の日本人社長は、アメリカ流のビジネスを学んでいらしてだけに、英語がとても堪能で、アメリカ本社とのやりとりも素晴らしいように、私は感じていました。

しかし、問題は、日本におけるビジネスのやり方でした。営業が、億単位のビジネスを、日本のお客さんとの間でほぼ固めて来ます。そして、後は、社長同士がお会いするという所まで段取りを決めてきますが、社長同士が会うと、必ず、ビジネスはご破算となりました。

何故でしょうか。それは、とても簡単な理由でした。日本人社長が、お客様と名刺交換をした後に、先方からいただいた名刺を、お話ししながら、もてあそび始めたからです。話しながら、両手で、先様の名刺をくねくねと曲げていたのです。癖だったのでしょうか。

先方は、その場では、お話を合わせていたようですが、後から、必ず、「契約はしない」との連絡が入ったようで、やっとのことで商談成立寸前までこぎつけた営業担当者は、頭を抱えていました。営業に仕事を取るようにガンガン言っていた社長ですが、億単位のビジネスを駄目にしてしまったのは、社長自身であることに、社長は気づいていませんでした。

日本人のビジネスパーソンにとって、名刺は、大きな意味を持ちます。その地位まで上り詰めるまで、相当の努力やコネや運が必要であったはずです。言わば、名刺は、その人自身でもあるわけです。その名刺をいただいて、手でもてあそぶとは、相手に対する敬意が全くない、と思われても仕方がありません。それで、契約締結には至らない、という事態が続いたのです。

堪らなくなった営業担当者は、とうとう、社長に進言しました。社長ご自身の名刺の扱いについてです。営業担当者は、とても勇気が要ったと思います。いくら英語が堪能であろうとも、日本人相手にビジネスをする際には、日本のビジネスマナーを知らなければ何の役にも立たない、といういい例かと思います。

これから社会に出ようとなさる方へ申し上げたいのは、日本人相手にビジネスをされるのであれば、是非、日本語や日本のビジネスマナーにも関心を持っていただきたいということです。海外でご自分を磨くのも大切ですが、母国も大切にしてくただきたいなと思います。


ユラーナ
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