~言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン~
──なんて歌がありましたが。
今では、リアルタイムに呟けるツイッターなんかがあって、そりゃもう、大変です。
単純に、ボソッと呟いた程度なら、人に聞こえていない事も多々ありますが、文字にして“ネット”の世界に載せてしまったら、ボソッと呟いた程度ではすみません。
確実に、“言って”ますからね。
言わなくていいことまで言っちゃうから、炎上が相次ぐんです。
女優だかタレントだかの不倫関係もそうですし、政治家が下手に「国民の皆様との距離を少しでもなくし、身近に感じてもらいたい」などという思いでツイッターなんかで呟くと、正直、他の議員やマスコミから突っ込まれたり、揚げ足を取られたりするのがオチだと思います。
先日辞任した経済なんたらかんたら…と言う人も(もう、調べるのが面倒になってきた(笑))、たとえ冗談であっても言うべきではない立場であるわけで…。
そもそも、以前にもここに書きましたが、政治家は好感度をあげたり、ユーモアを交えたりすると、間違いなく“口を滑らす”ので、よっぽど頭のいい人でない限り──つまらない人と言われようと──余計なことは喋らず、政治の仕事をしっかりしてればいいと思いますね。
更に言えば、マスコミと本気で仲良くできるなんて思ったら大間違い。
利用する頭があればいいですけど、彼らは“ネタ集め”の為に行動してますから、オフレコと言えど、下手に和気あいあいとなって何かを語れば、あとで裏切られることになりかねないと思います。
それにしても、何かあるってーと、すぐ辞めさそうとする形式もやめてほしいです。
そして何より、「〇〇なくして〇〇なし」という、あのフレーズ。正直、飽きました…。
あれを言う人間は、明らかに自分の言葉がない人だな…と思います。
聞くたびに、“小泉人気にあやかって…”という気がしてなりません。
あ、そうそう。
呟きと言えば、韓国ドラマの事もありましたね。
実際、“多すぎ”だと思っている人は多いと思いました。
だって、事実、私も「最近、韓国ドラマばっか…」と気になっていましたし、ドラマが始まったりするとチャンネルを変えたりして、見るのを避けてましたから。
ただ反韓ではなく、電化製品や商品の日本製がなくなっていく危機感と同じで、日本のテレビの危機…という感じです。
経費削減があるからか、ドラマの原作も人気のあるコミックスがほとんどですし、ある作家だか脚本家だかは、テレビ界のドラマに嫌気がさし、これからは舞台や映画のほうを手掛ける…という人もいました。
ビートたけしさんも、「昔に比べてテレビでやっちゃいけないことが増えて、何にも出きなくなった。じゃぁ、どこでできるのか…って考えたら、映画しかなかったんだよな」と、いつぞやのテレビ番組で言っていたように思いますが、その言葉を改めて思い出したのが、ダウンタウンの松ちゃんが映画の監督をしたときでした。
正直、彼の作品を見たわけではないので内容がどうのこうの…というのは言えませんが、ただ単純に、笑いを作る人が映画を作るようになったことで、そこでもやっぱりテレビ離れが進んでるんだなーと思ったわけです。
それが影響されているのかどうかは分かりませんが、数年前から邦画が本当に良くなりましたもんねぇ。
東海テレビのセシウム問題もありましたし、マスコミの態度と同じで、“オレ様”的な意識があるテレビ業界は、一度なくならないと変わらないのかもしれません。
今なら、NHKと同じように視聴料を取る仕組みしたら、払ってまで見たいテレビがない…という人も多いかも。
あるいは、見たい局だけお金を払うとか…。
何にせよ、テレビ界も変わらなければいけませんなぁ。
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