旦那がコビトのオムツを交換していた時のこと。
オムツを履かせたあと、タイツや靴下を履かせていると…。
旦那 「ハイ、タイツ履いてー。靴下履いてー…。靴の中に履くのに、靴下って言うんだぞー。なー、変だよなー」
ほぼ独り言のように言いながら、今度はまるでコビトの疑問を代弁するかのように、子供口調で私に聞いてきます。
旦那 「ねーねー、何で靴下は靴の中に履くのに、靴下って言うのー? “靴中”じゃないの? ねーねー」
私 「知るかいっ 自分で調べなさい」
──と言いつつ、数日後には調べている私。
いくらネットでも、そんな疑問を解決してくれるような情報なんてないだろ…と、“靴下 いわれ”というワードで検索してみたら…。
うわっ…。
あった…。
しかも、トップに…。
──ってなわけで、どうやら靴下語源由来によると…。
「“下着”が下半身だけに身に着けるものではなく、素肌に直接身に着けるものを意味するように、素肌から外に向かった位置関係では、靴下が靴よりも下に位置するため、特におかしな言葉でもない」
──とのこと。
ちょっと意味を理解するには分かりにくい説明ですが、要は、こういうことですな。
例えば今の季節なら…。
素肌の上にヒートテックのインナーを着て、Tシャツを着るとする。
すると、素肌から外に向かっての位置関係は、「素肌」「ヒートテック」「Tシャツ」であり、単純に、それを説明すると、「Tシャツの下にヒートテックを着ている」と言う。
つまり、それを靴下に当てはめると…。
「素肌」「靴下」「靴」という位置関係から、靴の下に着ているから靴下…と言うことなんでしょう。
ここでのキーワードは、位置関係ってことですね。
さて、それを屁理屈旦那に説明しましたところ…。
旦那 「じゃぁ、靴は“履く”というより“着る”って考えろ、ってことだな?」
私 「いや…うん、まぁ…そこは大して重要じゃないんだけどね…。まぁ、それで理解できるなら、そう思ってもいいけどね。──てか、要は位置関係よ、位置関係」
結局の所、理解はしたものの、納得はできないようでした。
何だかなぁ、この人と違う視点というか、屁理屈感とうか…。