「私はプラスチックバックではありません」
──と書かれたブランド物エコバックの人気がすごいですね。
何時間も前から店の前で並んだり、整理券の配布時間が告知と違ってお客さんが憤慨したり、札束持って購入後、4万円で転売する客がいたり…。
ブランド物にしては2000円と破格な値段だそうですが、私にしてみればエコバックで2000円も出すなんてもったいない、とさえ思ってしまいます。
まぁね~…。
こんなに人気が出たのも、有名ハリウッド女優が使っているから…という理由からで、それがキッカケとなってバックを持参するという意識に変わればそれはそれでいいんでしょうが…。
購入したお客さんにインタビューすると、「このバックを持って買い物する事で、“エコを考えてます”ってアピールしたかった」なんていう人がいましたが、こんな文字を書いてなくても普通のマイバックを使って店から出てきたら、エコしてますって分かってくれますよ、ええ。
またある人に「マイバックとしてこの袋を使いますか?」という質問に、「使います…あ、でもどうだろ…」なんて言ってましたね。
値段が高くなくても“ブランド物”というだけで、汚したくない…と思えば、魚や肉なんかをこのバックに入れたがらないでしょうね。
──まぁ、こういうバックを買う人に、夕食の食材を買うような主婦は少ないのかもしれませんが?
あるニュースキャスターが、「エコバックなんて何だっていいと思いますけどねぇ~」と言ってましたが、えぇ、ごもっともです。
よく言ってくれました。
ブランド物に全く興味がなく、尚且つ、見た目ばかり気にするブランド物好き&それに群がる人が好きじゃない私としては、ニュースを見るたびバカバカしいと溜息をついてたりします。
ブランド物好きな人、ごめんなさい