夏至に梅干しを漬けた。
梅干し初トライは2011年だったな。
老親の介護で肉体精神ともに破裂しそうだった時、
八百屋の店先で熟れすぎてお安くなってる梅を見かけ、何の気の迷いか1kgばかり漬けてみたのが始まり。
不思議なことに、地に足がついたというか、久しぶりに生きた心地がしたというか、バランスが帰ってきたように思えて、この作業が気に入ってしまった。
それから毎年、梅農家さんから完熟して自然に落下した梅を送ってもらって漬けている。
いわゆるスロウなライフしてるわけでもなく、丁寧な暮らしでもなく、ただただなんとなく面白くて続けている。
今年の梅は少し小ぶりかな〜。
箱を開けるとまるで桃のような甘い香り。
優しく洗って(完熟なので傷みやすいからね)
焼酎をスプレーしてから
塩をまめまめして(昔ながらの20%)
桶に並べ
水入りペットボトルの重しをして
出来上がり。
すぐに梅酢が上がってくるので、そのまま夏の始まりのピーカン照りまでしばらくの間洗面所の奥でお休み。
そうです。サロンで漬けてますのよ。うふふふ。
自宅じゃ土用干しの時に面倒見れないからね。
7月のお天気の良い日、運が良ければベランダでの梅干しがご覧いただけまーす。
(これは去年2017の土用干し)