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緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

新しい勉強

2010-07-15 18:03:03 | 「緑香庵」的なもの
最近勉強し始めたボディワークがあります。
以前にもセミナーに行ったことがある
ロルフィングを基調とした、
身体に関するあれこれを学ぶレッスンです。

ひとつの事柄を表すのに色々な言葉があるように、
ボディワークにも様々な手法があります。
新しいボディワークを習うというのは、
単に施術テクニックの「引き出し」を増やすというだけではなく、
新しい角度の考え方に出会うという意味を持ちます。

そこで使われるボキャブラリーも新鮮です。
固定化した感覚が揺さぶられ、
身体に対峙する時の自由度が増していくということでもあります。

ボディワーク勉強ジプシー
(注:いろんなボディワーク系の勉強にあちこち首を突っ込んで、
腰を落ち着けない流浪の民のようなヒトのこと。)

になってはいかんというご意見もあるでしょうが、
「感覚停止?思考停止?ひいては狂信」に陥らないために、
常に刺激を受け続けることが、
どうも私には必要なようです。

■ できないことにぶち当たるのは嬉しい
というわけで始まった新たなるお勉強。
さっそく新鮮な言葉に出会いました。
「介入しないで待つ」
(意識はできなくとも)「自分の身体の感受性を信じる」
これは二つとも「触察力を高める」というテーマのもと
クラニオセイクラルという療法の基礎訓練に臨んだ時に得た言葉。

普段意識している指先や手のひらから伝わってくる繊細な感覚を
あえて抑制して、
自分の肘や肩に無意識に伝わっているクライアントの身体の律動を
キャッチする試み。
ボディワーク系にご興味のない方には「なんのこっちゃ」でしょうが、
私にはこれがすこぶる面白かった。

ですが、まあこの「律動」とやら、見事に解らない。全然感じ取れない。
でも確かに私の肘は反応している。でも、意識はできない。
ぜんぜんだめじゃーん。
だがしかし、これも別の講座でいただいた言葉
「うまく行かない所にこそノビシロがある。そこが成長のチャンス。」
だからね、できないことにぶち当たるのは嬉しいことなのよ。