*人の妻 (扶桑堂) 4月2日に本編二十二まで連載しました。
** 作者 バアサ・エム・クレイ女史 黒岩涙香 訳 トシ 口語訳
*
**新聞「萬朝報」に明治33年(1900年)11月10日から明治34年(1901年)3月16日まで連載されたもので、作者 バアサ・エム・クレイ女史の「女のあやまち」の訳です。
**原文が難しい漢字や漢字の当て字を多く使っていること以外は、殆んど現代文に近い文章なので、漢字の当て字は当て字で無い漢字に直し、難しい漢字はなるべく使わず、現代文に直しました。
*人の妻 (扶桑堂) あらすじ 2
**天文学者 大津博士の息子波太郎と豪州で結婚して、子供が生まれたが、波太郎が豪州で列車事故に巻き込まれ死亡したため、子供を抱えて生活に困った波太郎の妻槙子が、大津博士の援助を得て英国に戻って来た。
**大津博士の次女輪子を、嫁にするかどうか見極めようとして居た没落貴族の男爵伴野丈夫は、大津博士に頼まれて、豪州から帰って来る槙子を迎えにロンドン港に行き、槙子を出迎えたが、槙子の美しさに見とれてしまう。
**槙子に一目ぼれをしてしまった男爵伴野丈夫は、槙子が大津博士の息子波太郎の未亡人である事に嫌悪感を持つが、槙子の美しさと人柄の良さに益々惚れ込む。
**槙子の方も身寄りの無い自分に、親切にして呉れる丈夫にどんどん好感を持って行く。
伴野丈夫は槙子が遊び人波太郎の妻だったことにこだわって、自分の妻には絶対出来ないと考えて居た。
**遊び人波太郎の妻だった槙子を思わない事にしようと、自分に無理強いをして居る丈夫だが、結局槙子への思いが捨てきれず、槙子に結婚を申し込む。
**槙子は丈夫に何か自分の秘密を言いそびれ、打ち明けなければ、打ち明けなければと思いながらも、打ち明けられずに過ぎてしまう。
黒岩涙香の「人の妻」を読む方は下の
「トシのウォーキング&晴耕雨読」のURLから
お入りください。
直接「トシのウォーキング&晴耕雨読」の「人の妻」に入る方は、下の青文字「人の妻」からお入りください。
www.tosi-w.com/index.php?
FC2 ブログランキング
植物・花ランキング
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます