*「人の妻」(扶桑堂版)を4月21日に、本編四十一まで掲載しました。
** 作者 バアサ・エム・クレイ女史 黒岩涙香 訳 トシ 口語訳
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**新聞「萬朝報」に明治33年(1900年)11月10日から明治34年(1901年)3月16日まで連載されたもので、作者 バアサ・エム・クレイ女史の「女のあやまち」の訳です。
**原文が難しい漢字や漢字の当て字を多く使っていること以外は、殆んど現代文に近い文章なので、漢字の当て字は当て字で無い漢字に直し、難しい漢字はなるべく使わず、現代文に直しました。
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*人の妻 (扶桑堂) あらすじ 3
**男爵伴野丈夫は波太郎の妻で有った事は残念に思って居るが、波太郎が死んで未亡人と為った槙子への思いが募り、槙子へ結婚を申し込む。
**槙子も丈夫の優しさ、誠実さに魅かれ、結婚を了承する。
**伴野丈夫が槙子に結婚を申し込んだ事を知った大津博士の娘輪子は、丈夫が槙子へ心変わりをした事を恨み、丈夫に槙子と波太郎が聞くに耐えない、忌まわしい関係だったと嘲る。
**丈夫の母御は男爵家の妻に成る槙子の素性がはっきりしないので、男爵家の嫁としてふさわしいかどうか危惧していた。
**丈夫から輪子が槙子と波太郎が忌まわしい関係だったと云って居る事を聞いた母御は、槙子に波太郎との関係を問い詰める。
**何か引っかかるものを感じつつも、槙子が波太郎と正式な結婚をして居た事が分かり、輪子を黙らせて、槙子と丈夫は結婚式を挙げる。
**新婚旅行から帰ってしばらくして、丈夫はロンドンタイムスに、槙子姉妹の安否を捜す、槙子の伯母春山夫人の尋ね人広告が載って居る事を知る。
**槙子は余り気乗りして居ない様子だが、丈夫は槙子に伯母と面会する様に勧め、二人で伯母の春山夫人、「竹子の方」に逢いに行く。
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