少し睡眠不足のような気がしたが、昨年の3倍ぐらいは寝れた
おにぎり二つと、ワッフルとバナナ。ストレッチをしっかりして、トイレも済ました。
4時10分過ぎにホテルを出てスタート地点に向った。
今回泊ったホテルは、スタート地点に近く、歩いて5分ぐらい。
ホテルが近いのはGOOD！
スタート地点は人の波、3万人を超える人が集まったらしい。
人をかきわけ、完走目標：4時間～5時間の地点まで移動。
5時スタートで、スタートの号砲はこれ。
昨年は、花火が終わるまで、人の波は動き始めなかったが、今年はすぐ動き出し、スタートラインを越したところで走りだした。
暗い夜道は怖いぞぉ～！ 人が多くって、なかなか前に進めない。それでも適当な速度で走る、美ジョガーに取りついた。（ストーカー行為？） 最初の一キロは ７分/km ぐらいの速度。ダウンタウンを回って、アラモアナセンターに戻ってくる。ワイキキの街に出ると、応援がすごい！ 旅行会社の関係者ばかり？ JTB、JALパック、HIS、近畿ツーリスト・・・。ホノルルマラソンは、書き入れ時なんだ（笑）
カピオラニ公園に入って、１０ｋｍのチェックポイント。１時間４分ぐらい。ま、こんなもんか！
道はダイヤモンドヘッドの裾に入っていく。道は狭いのに、何だこの人の数は・・・。前にも進めない、後ろにも下がれない。人の波に押されて進んだ。少しずつ夜が明けてきた。
カラニアナオレ・ハイウエーに入る手前（１７キロ地点ぐらい）でトイレ休憩。江田さんに遭遇した。４時間半のペースランナーを務めている方で、この方についていけば、４時間半で完走出来る
ハイウエーに入ってからは、江田さんをストーカー
２００５年の名古屋国際女子で３位入賞し、ヘルシンキの世界陸上に出られた方。その後引退されたそうだが、本物のアスリートなんだ。後ろについて走ると、細くってしなやかな足。背中に”COACH ４時間３０分”の印を付けておられた。帽子に目印のボンボンをつけていたので風に吹かれて飛ばされそう。帽子を押さえながら走っていた。
目印を見つけて、江田さんによってくる人が沢山いた。
「あなたと一緒に走ると４時間半でゴール出来るのですか？」
「ええ、でもわたしは、スタート時に１０分のタイムロスがありますよ。」
一緒に走っていると、なんだか速そう。時計を見ると、キロ５分５０分ぐらいで走っている。
で、「すこし速すぎません？」と聞いてみた。「トイレ休憩のタイムロスを取り返さないといけないから」との返事。
うっ！ このままついて行ったら潰れる
江田さんと走っていると気持が良い。しなやかな足は、強い足！
私は快楽主義だから、つぶれると思っても、気持の良いことは止められない！
ハーフのチェックポイントは２時間２０分ぐらいだった。まだ、４時間半ペースなんだろうか？でも、このままいったらつぶれる！
２４キロぐらいで、ついて行くのをあきらめた。江田さんの頭の上のボンボンが・・・遠ざかる
キロ、６分３０秒ぐらいで行けばいいのだ。
ハワイ・カイ・ドライブを回ってハイウエイに戻ってくる。
しだいに、右ひざの上の腿が痛くなってきた。
３０キロのチェックポイントは３時間１８分。ここでつぶれた
沿道では音楽に合わせて踊ったり・・・
私は、氷の山を見つけて、足をアイシング。３５キロまでは、歩いたり走ったり。
３５キロ地点から、ダイヤモンドヘッドをめぐる緩い上りが続く。
昨年歩いてしまったところだから、今年は此処は歩きたくない！
（なんでだぁ～！意味がわからん！）
ダイヤモンドヘッド裾の道は、皆、たまらず歩いていた。でも、私はゆっくり走った。かならず笑顔でゴールする！走る事は楽しい事！こんな楽しい事は止められない！妻には、４０キロ地点で電話すると云ってあった。電話をしておけば、ゴール地点で私を迎えてくれる約束なんだ。でも、４０キロ地点の携帯は、「圏外」だった。あと、１．５キロぐらいの所で電話がつながった。
ゴール付近で、私は妻を見つけたが、妻は分らないらしく、私を探していた。
肩を叩いたら、妻は悲鳴を上げて笑った。
ゴールは、フィニッシュゲートの真ん中を、両手を高く上げて
