Runrun日記

最後まで読み切れなかった本ー花まんま

 暑いです 

朝の散歩道。大きな木に白い花がちらほら? なんだ?
タイサンボクの花でした。私の散歩する公園には、タイサンボクが沢山あるらしい。
私は、この花、あまり好きでは有りません。


私は、怪奇な小説はダメなんだ。 怖い! オロオロ!
不覚にも借りて来た小説は・・・・

朱川湊人 著作 『花まんま』 文春文庫

これは、2005年の直木賞受賞作。6編の作品集でした。

一作目『トカピの夜』
トカピってゾンビか? それが屋根の上を飛び交う・・(ゾゾゾ・・)
それで、二作目『妖精生物』 
クラゲのような奇妙な生き物が出て来て・・気味が悪くなって読まず・・・

もういい、飛ばして表題作『花まんま』
クリニックの待合で読んでいた。
何故だかクライマックスで涙が出て来て、そんな時に診察室に呼ばれた。
こんな顔で、診察を受けるのかよ!
妹は、死んだ人の生まれ変わりだった。
妹はそのことに気付き、兄妹して死んだ人の家族の様子を見に行く。
そして、私は涙。こういったのはダメなんだ。

『送りん婆』、『凍蝶(いてちょう)』
どれも、大阪の少年や少女が主人公なんだ。
昭和の時代の郷愁。
呪文を唱えれば、安楽死をさせることが出来る、送りん婆?
リュウキュウアサキマダラは、身を寄せ合って越冬する蝶らしい。

なんとなく懐かしい? いやいや、懐かしくない!
思いのほか、怖くなかった(笑)
この小説のお気に入り度:★★★★☆

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