昨年の6月に、図書館に予約しておいた本が、やっと手に入った(笑)
有川浩と云えば、やっぱ恋愛小説?
最後の「好きだと言えずに初恋は、」は、いかにも少女趣味的な感じで好きになれない。
本小説「三匹のおっさん・ふたたび」は、どこも街でもありそうな、地域の問題を
有川さんらしい、女性的な繊細な感覚で描いていて面白い。
一話は、祐希の母親・貴子の話。
今迄勤めをした事のない貴子がアルバイトをして、少し成長する話。
わたしも周りをみて気配りなんて出来ないタイプだから、なんとなく、貴子の気持わかります。
二話は、本屋での万引きの話。三話は、父親の再婚話にゆれる早苗。
四話は、ゴミの問題。ゴミ出しが悪くってカラスにつつかれるとか、不法投棄とか、荒れる子供達。
地域での問題ごと⇒解決策はあるのか?
五話、地域おこし⇒お祭。お祭によって地域は活性化できるか?
六話、放火事件にかかわるにせ三匹。
◇◇◇◇
どれも、地域にかかわる問題ごと。
荒れる少年を見つけても、地域の人は怖くって注意できないし、警察はすぐには来られない。
防犯カメラはどこに付けるんだ! 費用もかかるし何処で監視するんだ!
個人情報保護とかで、住民の情報も共有できなくって、孤立死は無くならない。
なんだか、私の地域に対する愚痴になってしまった
今日は市長の選挙だけれど、入れたい人はいないんだよなぁ・・・
棄権するのも腹立たしいし。最後の最後まで浮動票・・・・
私のお気に入り度:★★★☆☆
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runrun_k
らんママ
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