ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

カミングアウト再び

2005-10-29 02:35:32 | Weblog
以前、各方面に波紋を呼んだ妹からの衝撃的なメール
あの精神的なダメージが、再び、襲ってきました。

いきなり父から電話がありまして
「パソコン買ったんだけど、メールが届かないみたいでさ」

ほほう。
さすがにIT化の波は、こんなところまで押し寄せたか。
などと感慨に浸りながらも、一応は離れて暮らす長男だったりするので
なんだかんだと電話でやり取りしたり、
手伝いに来てくれていた階下のYさん(俊の字の義理の父)をも巻き込んで
あれこれやってみたのだけど結局ダメで。
後日、さらに電話で原因は解明できたんだけど、まぁ、本筋はそこじゃなくて。

電話でサポートしている最中に、ほら、間が空くじゃないですか。
「そしたら、一度、メールソフト閉じて、もう一度立ち上げて」
「おう、ちょっと待ってな」
 ………………
みたいな。
そういう「パソコン待ち」のタイミングで、沈黙を嫌がったのか
父がぼそっとこう言ったのですよ。

「オレも読んでるぞ」







ん?
え?
!!!
きゃーーーーーーーーーーーー!
いやーーーーーーーーーーーー!
実の妹だけではなく、父親もこのブログ読んでるって、なんすか?
渡辺家の連絡帳っすか?
第一、お、面白いっすか?
どうなんすか?

そしたら父が、さらに追い打ち。
「冷めたカレーもいいけどさ」

んばばばばばばばーーーーーーーーーーーー!
引用までされてるぅぅぅぅ。







えーと。
ショックが濃すぎて、このネタアップするのに、
3日かかりました(笑)。


お父さん、真一は元気です。


デブ街道爆走中!

2005-10-21 16:01:22 | Weblog
全国の意志の弱いみんな!
元気?
オレは元気さ!

グルマンでも何でもないオレだけど、
ここんところ続けざまに「うわ、旨!」ってものに当たっちゃったから
(友人たちに教えてもらったのですけどね)
太りつつある中間報告も兼ねて、自虐的にお届けしちゃうよ!
いえい!



まずは、イル・プルー・シュル・ラ・セーヌの塩味のクッキー
コレは、マズいです。
いや、旨いんですよ、だからこそマズい。
止まらないんだもん。
もらって、開けたその場で一列むさぼり食ったからね。

ベースはエダムチーズで、アーモンドや松の実が散りばめられていて
歯ごたえもドライ過ぎないので、「酒のつまみ」にも最適。
やられました。
21枚入り1,890円也。
入っている缶も、蓋の角が面取りされてる、とてもカワイイものなので
食い終わった後もきっと捨てられないっぽい……。





お次は池尻大橋にあるイタリアン「パーレンテッシ」
トマトソース絶品。
ブルーチーズと蜂蜜のピザ絶品。
オーナーシェフが素材にこだわり倒してるので、どれもマジで旨かったです。
久しぶりに、腹の皮が突っ張って痛いくらい、食べました。
ただし、オーナーがテーブルにふらりとやって来て
素材に関する蘊蓄を垂れていくので、そういうのが嫌いな人には向かないかも。
オレはそういうのウェルカムだったので、質問し返したり、
ついでにお手製のリモンチェッロご馳走になったり。

後は、サービスしてくれたお店のお兄ちゃんが
市川染五郎に似た男前で、ものすごく感じがよくて、
悔しい思いをしました。
ビール2、ワイン3、ヒラメのカルパッチョ、ピザ、ハーフポーションのパスタ2、メインの魚、デザート で15,000円也。
コストパフォーマンスは非常に高いと思われます。

『とある日

2005-10-17 22:22:18 | Weblog

自分のことだけで精一杯になっていたら

どこからか髪の毛がボサボサになったヤツがやって来た。

眠そうに目をこすりながら

そいつはこう聞いた。

「世界は、どうなってる?」

ボクは応えた。

「とても複雑で面倒くさく発展してしまったけど

少数の人たちの善意で、何とか機能してるよ」

そいつは、どうでもいいことを聞かされたみたいな顔で

「じゃあ、いいか」

と独りごちた。

ボクはそいつに向かって

「でも理不尽な目に遭った人たちは、アンタを恨んでるよ」

するとそいつは驚いたような顔で

こう言うと立ち去ってしまった。

「同情しすぎて死んだヤツのことなんか

当てにする方が悪いのさ。

オレは、もう一眠りするよ」

こうしてまた、新しい日が始まる。

それをボクは知っている』

安さ爆発!

2005-10-14 03:24:43 | Weblog
先に断るのは卑怯なのですが、
もしかしたら、一部の「ファンと呼ばれる人」には
不愉快な内容やも知れませぬ。悪しからず。

さてさて。

美人で歌もそこそこ上手いのに、何でだか「安いなあ、この子」と
見るたびにオレが思ってしまう人が何人か、おります。
その筆頭が島谷ひとみ嬢なのですよ。

でもって「どうしてこの子はこんなに安いんだろ?」と
常々思っていたのですが、今日、とうとうその謎が明らかになりました。
っていうか、裏が取れましたよ。

本日(日付が変わってるので、正確には昨日)、
世界に誇るエンタテインメント・プログラム『笑っていいとも!』の
「テレフォンショッキング」に、件の島谷嬢がゲストで出ていたのですね。

で。
あの短い時間の中で、島谷嬢は4回も「流行ってる」という言葉を
お発しになられていました。

これです!

「無意識に何度も発する言葉」には意味があって、
そこから読み解くに、
彼女の価値基準の根底には、どうやら
「人様のお決めになられた事柄」が
大きく横たわっているご様子。
ああああ、なるほど。そりゃあ、安いワケだ。

彼女のルックス、実力、大勢の支持する人々の存在、稼ぐ額、などなど。
そんなもんをすっ飛ばす「安さ」が、ここにあったワケですね。

表現者が「流行ってる」を連発したら
そりゃあ、安いです。
間違いなく。
あぁ、ある意味、偉大な方です。


地獄より生還

2005-10-08 12:33:24 | Weblog
体力的にはそんなでもなかったけど
まぁ、多忙地獄から生還して参りました。

……で、昨日は青焼きチェックの日だったのだけど
(青焼きが分からない人は、最寄りの雑誌編集者に聞いて下さい)
オレが今「気になる男性№1」、姜尚中氏の講演を聴いてきました。

いやぁ、やっぱ、ああいうトーンで語れる人って
いいわぁ。
新しい見方も示唆してくれたし、オレが前々から思ってたことも
確認できたし。
温めてる企画とか、マジで進めよう、と思ったり。

いろいろインスパイアされたひと時でした。




それにつけても、痩せよう……(笑)。

読書するサル備忘メモ ’05.09

2005-10-08 02:36:40 | Books
9月
ハーラン・コーベン「ノー・セカンドチャンス(上・下)」ランダムハウス講談社文庫
井上祐美子「海東青 摂政王ドルゴン」中公文庫
打海文三「ハルビン・カフェ」角川文庫
宮沢章夫「青空の方法」朝日新聞社
畠中恵「おまけのこ」新潮社
東山彰良「さようなら、ギャングランド」宝島社
井上祐美子「海東青」中公文庫

ひと言:
友人に勧められた打海文三に、現在、ラブ。
次々と買ってます。
「海東青」は、清朝成立のお話なんだけど、
歴史的な流れの中で、韓国の「小中華思想」とか分かって、
とても勉強になったっす。
ハーラン・コーベンに関しては、いつか
ローレンス・ブロック、R・クレイスとかと
並列で語ってみたいもんです。